昨日は辛い日となりました。
昼はラグビーのクロスボーダーラグビーでサントリーが完敗を喫し、
「ここまで差があるものなのか」
という思いを持ち、
夜はアジア杯を観戦しました。
すると、
ここでも完敗で大会を去ることとなって、
感想は昼と同じく「ここまで差があるものなのか」というもの。
なんだか脱力してしまう日となりました。
それにしても、
昨年来のあの快進撃はどこに行ったのだろうと思うぐらいの試合でしたね。
リードして迎えた後半は、
なんというか全てがイランの時間でした。
ただシンプルにゴール前に上げてくるイランに対し、
競り合いで悉く負け、
セカンドボールもほとんど取れない。
こんな試合、いつ以来だろうと思うくらい「完敗」という言葉しか思い浮かばない一戦でした。
フィジカルに勝る相手とやると、
ああなってしまうのか?
そうであるならば、
多分強豪と言われる相手は、
今後日本に対する時は、
徹頭徹尾ああいったサッカーで来るんじゃないかな?なんて思ったりもしますね。
単なる負けよりも、
なんだか根が深く感じてしまうのは、
ワタシだけでしょうか?
思い出すのはラグビーのワールドカップ。
相手は日本に対して、
徹底的にハイボールを上げて崩してきました。
ああいったことが、
サッカーでも起こるのかな?
それにしても、
それにしてもですよ。
頭の反対の片隅に浮かぶのは、
22年ワールドカップのドイツ戦、スペイン戦、クロアチア戦など。
そして23年のドイツ戦、トルコ戦など。
あの無双して、
パスがどんどん繋がって「日本は別次元に行った」なんて言われていたあのサッカーは、
本当にどこに行ってしまったんだろうか。
負けても、
攻めていたが不安が重なり点が取れず、
カウンターを一閃されて無念の・・・
みたいな感じだったら無念ではあるけれど、
ここまで凹むことはなかったんじゃないかと思いますが。。。
どうしちゃったのかな、ホントに。
アジアの、まして中東での戦いは厳しいということを差し引いても、
今後に不安の残る戦いぶりだったような気がします。
この大会、
日本にとっては、
収穫よりも失うものの方が多い大会になってしまいました。
初戦からまさかの苦戦を強いられて2戦目には久方ぶりの敗北。
伊東のチーム離脱という出来事もあり、
5戦目に敗北を喫しベスト8で大会を去る。
応援する側にとっては、
地上波での中継放送はわずか2戦で、
しかもその2戦は両方負け。
なんだかなあ。。。
さあ、
しかし凹んでいる暇はありません。
すぐにワールドカップ予選が始まります。
今回から予選は前にも増して緩くなって、
かつてのような背中から汗が出るような厳しさはまったく感じられませんが、
さりとてこれを勝たないとワールドカップの舞台に立たないのもまた真実。
今回のアジア杯を見ても分かる通り、
アジアのレベルはグーンと底上げされていて、
かつてのように「この国なら楽勝」なんて、
決していうことができなくなってきています。
まして次の相手は北朝鮮。
さらに場所は平壌。
いったい日本はどう戦うのか?
そしてメンバーは?
いろいろ考えること、ありますね。
ワタシは多分、
しばらくはサッカーからは離れそうですが、
今度目にした時には、
またあのすごい日本代表に回帰していることを願っています。