SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第48回スーパーボウル  ブロンコスvsシーホークス

2014年01月21日 | NFL

第XLVIII回スーパーボウル

さあ質問です。
今年のスーパーボウルは、
果たして第何回なのでしょうか?


う~ん難しい。

いつもながらにパッと出されると、
『はたして何回なのやら・・・・・?』
と思ってしまうワタシですが、
今年のスーパーボウルは第48回。

昨日AFC,NFC共にチャンピオンシップが行われ、
AFCからはデンバー・ブロンコスが、
NFCからはシアトル・シーホークスが、
今年のスーパーボウルに進出することが決定しました。

両チームともにシーズン中リーグ最高成績を残し、
第1シードを獲得したうえ、
プレーオフでも安定した戦いぶりを見せました。

ともにシーズンは13勝3敗の成績。
プレーオフを含め今季、
15勝3敗での『決戦』です。


ブロンコスは、
言わずと知れたNFLの強豪。

80年代から90年代にかけては、
『稀代のスーパーQB』ジョン・エルウェイを擁し、
何度もスーパーボウルに進出しました。

エルウェイは追い詰められた第4Qで逆転のTDを演出することから、
”ミラクル””Mrカムバック”の異名を持った、
【デンバーの生きる伝説】でした。

そのエルウェイが選手生活の最晩年、
これまでどうしても勝てなかったスーパーボウルを連覇した時は、
『やっぱりフットボールにも神様がいるんだなあ』
としみじみ思ったものでした。

そんな『エースQB中心のチームカラー』にピタリとはまったのが、
これまた前所属のコルツで【生きる伝説】と化していたスーパースター、ペイトン・マニング。

2012年にブロンコスは、
周囲の疑問の声をシャットアウトしてこのスーパースターを獲得。

マニングはコルツでの最後の年はケガで輝きを失っていたものの、
ブロンコスで見事に再生。
2012年にカムバック賞を獲得すると、
今年はシーズン5,477ヤード、55TD,レーティング115.1という、
『空前絶後の大記録』
を打ち立ててチームを久々のスーパーボウルへと導きました。

このマニングを光らせたのが、
なんといっても素晴らしいレシービングチーム。

4人のレシーバーたちが、
それぞれ10TD以上を記録するという、
これまた前代未聞の大記録を打ち立て、
マニングを盛り立てました。

当然シーズンでの1試合平均のポイント、
そして獲得ヤードは断トツの1位を記録しました。
【超攻撃型】と言えるチームですね。

プレーオフでは、
シーズン中敗れたチャージャーズ、ペイトリオッツにキッチリと”借り”を返し、
ややもすると『勝負弱い』と言われたマニングも、
自身2度目のスーパーボウル制覇に気合満々です。


この【超攻撃型】のブロンコスに挑むのは、
『堅い堅い、押しても引いても崩れない守備』
でシーズンを駆け抜けたシアトル・シーホークスです。

2度目のスーパーボウル進出。

2002年のリーグ再編で、
AFCからNFCへと所属を鞍替えしたチームで、
初めての『AFC,NFC両方でのスーパーボウル出場チーム』となりました。

ワタシがよく見に行っていたころはAFC所属でしたので、
まだまだシアトル=AFC西地区というイメージが抜けないのですが、
『AFC西のドアマット』(弱くてほかのチームに踏みつけられる存在)と化していた当時と比べ、
しっかりとしたチーム作りで近年強くなってきましたね。

特にその超絶な守備は、
昨日のNFCチャンピオンシップでも、
その威力を存分に見せつけました。

デンバーが攻撃で、
ポイント・獲得ヤード共にリーグ1位であるのに対し、
シアトルは守備で、
被ポイント・被獲得ヤード共にリーグ1位です。

デンバーは1試合平均で37.9ポイントを挙げ、457ヤードを稼ぎますが、
対してシアトルは、1試合平均で相手に14.4ポイントしか許さず、
被ヤード数も273ヤードに抑えきっています。


そう、
今年のスーパーボウル、
【超攻撃型】vs【超守備型】
チームの、
本当にコントラストのはっきりとした面白い対決となりました。

しかも久しぶりの『西地区対決』。

胸躍る対戦です。


試合の焦点はずばり、
マニングを中心としたブロンコスの攻撃が機能するかどうか?
という一点に絞られそうです。

ハイスコアリングゲームとなったら、
ブロンコスに明らかに分があるでしょう。

対してシアトルは、
相手の攻撃を最少失点で抑え、
RB・リンチの鋭い走りに活路を見出したいところでしょうね。

シアトル・デンバー、
それぞれの街は≪スポーツタウン≫と呼んでもいいぐらい、
プロスポーツが盛んな街です。

しかしなかなか4大スポーツで、
チャンピオンになることは少ないということも、
共通していると思います。

決して人口も多くない、
『中規模都市』である両都市のチームが戦うというこのスーパーボウルは、
NFLというリーグが、
『大都市の金持ちチームだけがチャンピオンを争ってるわけじゃないんだ』
という事を示しているようでもあり、
何だかうれしくなってしまいます。

だからこそ、
他のスポーツと比べて、
このスポーツがダントツの人気を誇っているわけだと思っています。


さあ、
どちらが勝って、
ロンバルディートロフィーを高々と掲げるのか。

紙ふぶきの祝福を受けるのか。

試合はNYで、
2月2日(現地時間)に行われます。


注目です!!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大相撲初場所  白鵬 大鵬... | トップ | 全豪オープンテニス  錦織... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

NFL」カテゴリの最新記事