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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

NFLワイルドカード・プレーオフ シード上位が順当に勝ち上がる

2025年01月15日 | NFL

≪NFL・ワイルドカードプレーオフ≫

【AFC】
② ビルズ   31- 7 ⑦ ブロンコス
③ レイブンズ 28-14 ⑥ スティーラーズ
④ テキサンズ 32-12 ⑤ チャージャーズ

【NFC】
② イーグルス 22-10 ⑦ パッカーズ
④ ラムズ   27- 9 ⑤ バイキングス
⑥ コマンダース 23-20 ③ バッカニアーズ

丸数字はシード順。


さて、はじまりました。
NFLのプレーオフ。

最も注目を集めるのは、
AFC/NFCの第1シードのチーム。

AFCは3連覇を狙うカンサシシティ・チーフス。
QBマホームズを擁して盤石なこのチーム。
最終週にほぼ主力を休ませて負けたものの、
それでも15勝2敗というものすごい勝率で第1シードをゲット。
3連覇に向けて、視界は良好です。

一方のNFCは、
ライオンズが初めての第1シードをゲットして、
自身初、夢のスーパーボウルへ向かいます。

この第1シードはByウィークで試合がなかった今週のプレーオフ初戦。
ワイルドカードプレーオフです。

このワイルドカードプレーオフは、
ほとんどの試合がシード順通りに決まり、
ホームチームがバッカニアーズ以外すべて勝利をおさめ、
ディビジョナル・プレーオフに進みました。

LAの大火事で試合開催地をアリゾナに移したラムズは、
過去最高の勝率を残したワイルドカードチーム・バイキングスと対戦。

レギュラーシーズンで、
ラムズが10勝7敗だったのに対して、
バイキングスは14勝3敗。

14勝も挙げたのに地区優勝には届かず。
第1シードを狙っていたのが、
最終週でのライオンズとの「決戦」に敗れ3敗目を喫し、
第5シードにまわってしまいました。

その影響があったのか、
全く試合ではシーズン中の好調な姿を見せることなく、
とにかくサックを食らいまくって、
攻撃を全く構築することができませんでした。

一方のラムズは、
LAの大火事に、感じるところがあったのでしょう。

この日は守備陣が奮闘し、
それにこたえる形で中盤から攻撃陣も機能して、
『まさかの』勝利を収めました。

そして唯一の敵地での勝利を挙げたコマンダース。
コマンダースとなってからプレーオフの勝利は初めてで、
なんだかレッドスキンズの強い時代(80年代、90年代頭)を思い出すような、
見事な勝利でした。

なんといってもルーキーQBの、
ダニエルズが本当にすごいですね。

この日も268ヤードを投げて2TD。

追い詰められたシチュエーションで投じる、
冷静沈着なピンポイントパスの精度は見事。
スーパースターになる可能性を大きく秘めた、
非常に楽しみなQBですね。


さて、
今週末はディビジョナル・プレーオフ。
組み合わせは以下の通りです。

≪NFL・ディビジョナルプレーオフ≫

【AFC】
①チーフス vs ④テキサンズ
②ビルズ  vs ③レイブンズ

【NFC】
①ライオンズ vs ⑤コマンダース
②イーグルス vs ③ラムズ

楽しみな対戦となりました。

AFCでは、
盤石なチーフスに対して、
ストラウドが好調になってきたテキサンズがどう食い下がるか。

一方ビルズとレイブンズは、
実力は全くの互角。

これまでのキャリアで、
有り余るほどのパスを投げ続けてきたジョシュ・アレンですが、
いまだに栄光はつかみ取れておらず。

チームとしても、
かつて4年連続スーパーボウルに出場しながら4連敗を喫し、
まだ一度もスーパーボウルでの勝利をつかんでいないビルズ。

彼等の悲願が今年こそ、
達成されるのかに注目が集まります。

バッファローのファンは熱いことで有名。
今年こそ、今年こそが積み重なってもう30年以上。
今年は・・・・・・・どうでしょうか。

実力は申し分ない、
昨季の第1シード、レイブンズ。

スーパースター、ラマー・ジャクソンを擁して今年は、
チーフスにリベンジを果たしてスーパーボウルに進出したいところ。

しかしその前に待ち構える、
ビルズの大きな壁。

しかも試合は、
あの寒いバッファローで行われます。

ジャクソンが真のスーパースターに進化するために、
今年は落とせないシーズンです。

NFCはなんといってもライオンズの悲願が成るかが大注目。

一昨季に突如としてブレークし始めたライオンズ。
トレードでラムズからやってきたQBゴフは、
当初は「カスをつかまされた」的にファンから罵声を浴びせられることも多かったのですが、
今やそのポテンシャルをフルに発揮して、
NFL屈指のパサーとなって、
昨年に続いてチームをプレーオフまで引っ張り上げました。

しかも今年は、
なんと第1シードでの挑戦。
機は熟しました。。。。

ライオンズ、どこまで駆け上がるでしょうか。

そのライオンズと激突するのが、
ルーキーQBのダニエルズ擁するコマンダース。

このコマンダース、
何やらシーズン終盤から、
奇跡のような逆転勝ちを連発していて、
ワイルドカードプレーオフでも、
その流れそのままにバッカニアーズを撃破。

全く侮れないチームです。


もうひとつの対戦は、
ラムズとイーグルス。

イーグルスはシーズン中から、
非常に安定した試合運びで、
粛々と勝ち星を積み重ねてきた印象のチーム。

そう簡単には崩れないことでしょう。

ラムズは今季、
1勝4敗というダメダメなスタートから、
少しずつ立ち直って最終的にはNFC西地区を制しました。

まだまだ戦力的に穴のいっぱいあるチームではありますが、
攻撃がはまった時の爆発力は、
スーパーボウルを制した22年と変わらない迫力があります。

あとはワイルドカードの試合のように、
守備が機能してくれば面白い戦いができるかもしれません。

先週はメインターゲットであるWRクーパー・カップへのパスはたったの1本。
うまく彼をおとりにして、
他の選手へのパスを通していましたが、
イーグルス相手にそれではたぶん通用しないはず。

「ここという時はクーパー・カップ」
という事になれば、
まさかのアップセットも可能と思っています。

さあ、
泣いても笑っても、
スーパーボウルまであと2勝。

どんな展開が待っているのでしょうか。




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