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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲 土俵内外で、話題満載

2010年01月20日 | 相撲

ここの所なにやらうるさい大相撲の世界。

土俵の上では、
いつもの通り横綱が賜杯レースをリードしていますが、
”未完の大器”把瑠都が1差で追う展開です。

今日の朝青龍把瑠都の取り組みは、
注目ですね。

魁皇も、
昨日、日馬富士を倒したことで、
ようやく勝ち越しに向け視界が開けてきました。

そして、
いまノリノリのウキウキ気分で土俵に上がっている高見盛も、
4連勝で6勝目。
なんだか急に元気になりましたね。
何があったのかな~

ということで、
土俵は盛り上がっていると思います。

満員御礼の垂れ幕も結構下がっていますしね。


しかし、
土俵の外は、
なんだかきな臭いにおいがしますね。

貴乃花親方の協会理事選出馬を巡る問題が、
ピークを迎えてきました。

先日も書きましたが、
これは一理事選というよりも、
相撲協会が変わる第1歩になるのかという点で、
世間の耳目を集めていると思います。

*まあ、ゴシップ好きのマスコミがことさらこの確執を煽り立てて喜んでいる気もしますが。

真摯な相撲ファンは、
固唾を呑んで見守っていると思いますよ。

昨日は、
貴乃花の支持に回った6人の親方が、
二所の関一門を破門になったそうですね。

”破門”
最近の世の中では、
ほとんど聞かれなくなった言葉です。

さすがは古い伝統(体質?)を持つ角界、
こんな言葉がまだまだまかり通ります。
(歌舞伎の世界だけかと思った)

二所一門は、
6人を破門にしてどうしようというのでしょうか。

貴乃花にとっては、
この”一門制度”自体が改革したいひとつの項目のような気がしますね。
だから、
あえてこのような形をとった、
あるいはこのような形になっても良いと最初から思っていた、
そんなところでしょうか。

しかし彼の場合、
やくみつる氏曰く【相撲原理主義者】のため、
非常にかたくななところがあるようにうつりますね。

かたくなというより、
浮世離れしている、
といった方がいいかもしれません。

なんか世間一般の人間から見ると、
近寄りがたくて、
今風に言うと
ちょっと【キモい】感じもします。

人の話を聞きそうにないところも、
散見されますが、どうでしょうか。

現役時代の貴乃花は、
それこそ求道者のような相撲への打ち込み方で、
後輩力士達の鏡になっていましたから、
貴乃花に憧れて相撲取りになった力士もたくさんいることでしょう。

しかし後進を育て、
相撲界を改革していくためには、
いいスポークスマンを傍らにつける必要がありますね。

この間の日曜日に、
彼の相撲解説を聞きましたが、
聞きづらいことこの上ない喋りでした。

あれでは一般の人には言いたいことは伝わりません。

その前日に解説をやっていた舞の海氏と比較すると、
雲泥の差がありました。

協会を改革していくならば、
舞の海氏のような、
角界と一般の架け橋になるような人を、
たくさん登用したり育成していく必要があるでしょう。
(まあ、今後の課題ですね)

いずれにしても、
理事選は2月1日だそうです。

旧態依然として変わらないのか、
それとも改革への一歩を踏み出すのか、
注目されますね。


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