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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

マートンがシーズン最多安打記録更新

2010年10月06日 | プロ野球
昨日のプロ野球。
阪神・マートンがついにイチローの持つシーズン最多安打記録を更新しました。

昨日のヤクルト戦、
マートンは3安打の固め打ち。
イチローと並んでいたシーズン最多安打記録を一気に3本更新しました。

『バッティングはいまひとつかな』
といわれて来日して、
”今年最大のサプライズ”を巻き起こした超優良外人のマートン。
紳士的な態度といいハッスルプレーといい、
素晴らしい選手だと思います。

MLBでは成功できなかった彼ですが、
日本では大成功。
元々持っているポテンシャルは高いものがあったのでしょう。

しかしMLBでは所属チームのさまざまな事情などから、
十分な出場機会を得ていたとはいえなかったようですね。

彼から得る教訓としては、
やはりスーパースター候補はゴロゴロしている。
如何に彼らを見出し、
活躍の場を与えられるか。

MLBのみならず、
日本球界でも同じことがいえるでしょうね。

西武の話をすると、
今年はくすぶっていた10年選手、高山がついに花開きました。
そして投手でも、
岡本篤、長田といった昨年まで『整理要因』と思われるような成績しか上げられなかった選手が、
八面六臂の大活躍をしました。
彼らはいずれも30歳台に手が届くような選手たち。

彼らを見ていても、
やっぱり選手って、
「働き場所を与えられ、意気に感じるとやるもんだなあ」
とつくづく感じたものです。

先発ローテーションの一角として頑張った許なども、
6~7年完全に2軍暮らしだったのに、
今年は意気に感じて活躍しましたもんね。

もともとプロ野球のドラフトにかかるような選手。
何かのきっかけさえあれば、
何歳からだって大ブレークは可能なんですね。

さてマートン選手の話に戻ると、
右打者で足もさほど速くないのに、
あれだけ安打を量産できる打撃技術は素晴らしいものがありますね。
彼の試合を見ていて感心するのは、
実に多方面にヒットを放てるということです。

見る試合ごとにヒットの方向が違っていて、
当初から『ひょっとしたら彼は凄い選手なのでは?』と思っていました。

阪神は実にいい選手を獲得しましたね。
阪神が優勝していたら、
MVPの最有力候補でしょうね。

『史上最高の外国人選手』
はいまもバースだと思っている私ですが、
マートン選手も、
『記憶に残る優良外人』
として長くその名をとどめることになるでしょう。

一年でも長く日本で選手生活を送って欲しいと思っています。
まあ所属が金持ち球団の阪神だけに心配はないと思いますが、
来年以降の契約は、たいへんですよ~。
年俸も10倍は用意しなきゃいけないかもしれません。

いずれにしても、
素晴らしい記録ですね。
まだ2試合残っています。
どこまで記録を伸ばせるか、
注目しています。


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