優作 感涙の初Ｖ！ ゴルフ日本シリーズ

≪ゴルフ日本シリーズ　ＪＴカップ≫

今年のゴルフ日本シリーズ最終日は、
東京よみうりＣＣで天気が崩れることもなく、
微風の中行われました。

今年は先週ルーキーながら賞金王を決めた『目玉』の松山が欠場し、
盛り上がりが心配される中、
宮里優作の”まさかの”大激進で、
大いに盛り上がった大会となりました。

昨日中継が始まったのは11番から。

そこから毎ホール冷や冷やさせながら、
優作は最後まで集中力を切らさず、
最後の最後はまさかのチップイン！！

劇的な最後で、
歓喜の初優勝を決めました。

学生チャンピオンにしてあの宮里家の次男。
大いに注目される存在だったプロ入り後から、
実に11年も勝利に見放され続け、
その間最終日最終組で回ること実に15度。

まさに苦しんで、苦しんで、苦しみ抜いて・・・・・
初優勝を手にしました。

その瞬間、
派手なガッツポーズの後、
しばらく芝に四つん這いに成ったまま立ち上がれず泣き崩れた姿、
彼の『勝てなかった年月の長さ』を良く表していたと思います。

まさに悲願の初優勝。

ゴルフの『最初の師匠』であるお父さんとお母さん。
そして妹の宮里藍選手。
もちろん奥さんと子供たち。

みんなが感涙にむせんだ、
まさに日本中が『良かったなあ』と思った、
初優勝でした。


師走のあわただしい中、
ほっこりとした温かく優しい風を、
日本中に届けてくれた初優勝だったと思います。


おめでとう！！


人の苦労が実った瞬間って、
やっぱりいいものですね。

スポーツの良さが、
いっぱいに詰まっていました。


さて、
【大器】は長い年月をかけ、
ついに目覚めました。

これからの【晩成】に向けて、
大学の後輩である松山と、
賞金王を争うぐらい、
2014年は活躍が期待されます。


それにしても、
いいモノ見せてもらいました！


*それにしても毎年思うことですが、このコースの17番は530ｙぐらいあるのに、2打目の残り１７０ｙぐらいって・・・・・・・
　いつも、『なんじゃそりゃー』って思っちゃいますね。
　プロって、すごいですね。