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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

箱根駅伝カウントダウン 順調に調整できていますか~?!

2019年12月26日 | スポーツ全般

クリスマスのイルミネーションで彩られた東京の街も、
何だか今日の朝はひっそりと静まり返っている感じです。

これからは年末に向かって、
あっという間に時間が過ぎていきますね。

ということで、
クリスマスが過ぎると箱根駅伝まで1週間。
あっという間にやってくる箱根駅伝、
来週の今日は、
各校のランナーが引き締まった顔で大手町から箱根まで一気に駆け抜けていきます。

そんな箱根へのカウントダウン、
毎年あ~でもないこ~でもないと、
展開を予想しながら楽しむのが恒例となっています。

ワタシも箱根駅伝は80年代ぐらいから毎年気にはしていたものの、
テレビで映像を見だしたのは90年代。
そして1月2,3としっかり見るようになったのは、
いいところ00年代に入ってからですね。

明らかに「にわかファン」なのですが、
段々と関係している大学の出場が増えてくるにつれて、
毎年何だか盛り上がって行って、
「元祖山の神」出現の時代ぐらいからは、
本当に「正月の風物詩」として、
出かけるのもそこそこにデンと家でテレビの前に座って、
レースを眺めるというのが毎年のお正月の欠かせない行事となっています。

最近は本当に高速で過酷な、
レベルの高いレースとなっており、
有力校と言えど1区間でもブレーキがあると順位を大きく落としてしまうという状況です。

そんな中、
やはり有力校にとっては選手のコンディションがどう整っているのかが、
カギを握ってくるのでしょうね。

毎年レース後になってから、
「実は風邪をひいていて・・・」とか、
「足のコンディションが上がってこなくて・・・・」とか、
必ず「体調が悪かった選手が一人、二人いた」という事が”発表”されるのですが、
そういうアクシデントがなかったチームが、
最後は押し切るという事になるのでしょう。

ひとり20㎞以上を10人がつなぐというレースですから、
普通にやれれば他競技以上に「波乱など起きようもない」レースなのですが、
そこで波乱やアクシデントが必ず起こってしまうのが「箱根の魔力」というもの。
今年はどんなドラマが待っているのでしょう。

事前の予想では、
やはり昨年の優勝校である東海大を含め、
青学大、東洋大、駒沢大、国学院大が5強を形成しているようです。

そこに早大、法大、中央学院大、帝京大などの常連や、
新星の東京国際大などがどう絡むかという事にも、
注目が集まっているようです。

さらに優勝争いとともに目が離せないのがシード権争い。
今年は特に、
9位、10位当たりは大混戦の様相で、
どこが食い込んでもおかしくないとみています。

ギリギリの予選通過だった中大をはじめ、
日大、神大や拓大などの常連や、
ひとりひとりが力を持つ創価大やヴィンセントを擁する国士大などにもチャンスは大いにあるでしょう。

例年以上に上位と下位の力の差も少ないとみられていて、
10人がキッチリと想定タイムで行くことが出来れば、
全チームにシード権獲得の大チャンスが広がっている年だと言えそうです。

そんな中で26年ぶりに出場の筑波大、
あの金栗四三氏の母校として久し振りの出場を決めて、
昨日の紙面には金栗氏の3人のお嬢さんから熱烈に激励されているという事でした。
今年は合宿も金栗氏の出身である熊本で行い、
箱根出場への道筋をしっかりと立てたうえでの出場になったようです。
健闘を期待しましょう。

有力校に話を移すと、
本命の東海大では、
”黄金世代”の大エースと目されていた關と6区のスペシャリストである中島の不在がどうレースに響いてくるか。
全日本では”黄金世代抜き”でレースを制しており、
今年このメンバーで箱根を制することが出来れば、
「王朝交代」で青学大からトップの座を完全に奪い取ることでしょう。

その青学大は、
5区を予定していた立石の不在がどうか。
5区は10区間の中でも最も差がつきやすい山上りだけに、
ここがブレーキになるようだと総合優勝は狙えなくなってしまうのは当たり前で、
どうしのぎ切るのか?
それとも神野のように「山の神」が再び現れるか?

出雲を制した国学大が、
その5区にエースの浦野をスタンバイさせているのは、
他校にとっては脅威だろうと思われますね。
いい形で浦野につなぐことさえ出来れば、
往路優勝はおろか総合優勝も狙えるレースになるのではと思われます。

駒大は楽しみなのが1年生”エース”田沢の走りです。
多分全国のファンの前で、
ものすごい疾走を見せてくれるのではと思っています。
「恐れるもののない1年生の走り」ではなく、
「規格外の日本陸上界のスーパースター誕生の予感を秘めた走り」をしてくれるんじゃないかと、
そんな風に思っています。

東洋大も4年生のエース相沢の走りに注目しています。
「現在の学生NO1ランナー」であることには疑いはなく、
東京、そしてパリを狙っていく逸材の走り、
この目に焼き付けたいと思っています。

そんなことで、
5強それぞれにスーパーランナーを揃え、
制覇を狙っています。

つばぜり合いは凄いことになりそうですね。

特に往路でさほど差がつかなければ、
東海大と青学大の、
最後までどちらが勝つかわからないようなすごいレースになりそうな予感もしています。
久しぶりに銀座、日本橋を超えてもわからないレースが、
見てみたい気もします。

さあ、どうなる?!

今年の箱根も、
楽しくなりそうですね。


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