あの極悪レフェリー、阿部四郎さんが亡くなる。

女子プロレスで“極悪レフェリー”と呼ばれた阿部四郎さんが２５日、肺炎のため都内の病院で死去した。７６歳だった。

このニュースを聞いて、
なんとも言えない、
寂しさを感じています。

プロレスは大好きでよく見ていたワタシ。
でも特に女子プロレスのファンではなかったので、
そちらの方をよく見るということはなかったのですが、
この阿部四郎さんとダンプ松本・ブル中野の”極悪同盟”が結託して、
ヒールを『ひっひっひっ』とやっつけに行く様は、
なんとなく面白くてよく見ていた気がします。

ワタシ、
プロレスは何というか、
ガチンコのものも好きなんですが、
そっちよりも『ストーリーが作られていて、予定調和の世界で、最後は”いいもん”が勝ってチャンチャン・・・・』
の世界の方が好きかもしれません。

ドキドキしながらも、
そうなることが分かっているという結末に向かっていく、
勧善懲悪のテレビのヒーローものみたいな、
そんな感じでしたよね、昔のプロレスって。

猪木のファイトも好きだったけど、
馬場の枯れてからの１６文キックで、
なんでムチャ強いハンセンとかがもんどりうっちゃうんだよ～～！
な～んて世界が好きでした。

女子プロレスの中でも、
ダンプとブルと阿部レフェリーの”極悪同盟”は、
そんな匂いプンプンのところが好きで、
結構楽しく見ていましたね。

アメリカのプロレスは今でもそんなところが感じられますが、
日本の今のプロレスは、
やっぱり『ガチンコ路線』ですかね。
結構今でも、
新日本プロレスとか好きですけどね。
オカダカズチカとか棚橋、中村、真鍋とか結構好きで深夜に見たりしています。


さて、阿部レフェリー。

ダンプが３カウントとられそうになったときのあのおそ～～～～いカウント、
なんだか思い出しちゃいますね。
あ～だこ～だと極悪とやらかして、
ブーイング浴びまくるのが定番。
でもなんか、
≪素敵な空気≫が流れていた感じがします。

そ～か～

あの阿部さんも亡くなったか～。

寂しいです、ホント。

どんどん『あの頃プロレスを盛り上げた人たち』が亡くなっていくなあ。。。。。。
ご冥福をお祈りします。


一方で先日、
藤波辰巳が自身の団体・ドラディションで４５周年の興行をやったそうで、
その『出演者』たちのにこやかな写真を見ました。
あの長州や武藤、ベイダーらがリングに上がり、
その後のセレモニーには前田や猪木も顔を見せるという豪華布陣。
『ン～昭和プロレスだ～～～』
と嬉しくなっちゃいました。

武藤はもとより、
藤波も長州も、
『まだまだいける』体つきでしたねえ。。。。
さすがはプロレスラー。
元気にまだまだ、活躍してほしいです。

『昭和っぽいプロレス』
にノスタルジーを感じるワタシなのでした。