アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

K RETURN OF KINGS 第11話「Kali-yuga」

2015-12-18 | 「K」語り
K RETURN OF KINGS 第11話「Kali-yuga」

《jungle》の手によって"石盤"の力が解放された。
社会が混乱に飲み込まれる中、葦中学園の生徒たちは理性を保とうと努める。
宗像はただひとり善条のみを共に連れ"光の柱"の出現した場所へ向かっていた。
それを知った淡島たち《セプター4》が取った行動とは――

K RETURN OF KINGS 公式ページより)

11話のタイトル「Kali-yuga」。
聞き覚えがないので調べてみました。

Kali Yuga カリ・ユガ
サンスクリット語: कलियुग、男性の悪魔カリ(英語版)の時代、悪徳の時代とも呼ばれる)は、インド哲学において循環すると考えられている4つのユガのうち、最後の段階である。
(Weblio英和対訳辞書より)


終末の時、破滅の時代ということのようです。

Kの物語もあと2回を残し、ついに石盤が解放され、人々が突然異能を持ち、社会は混乱を極めます。
比水流は石盤と繋がり無尽蔵の力を得て、もうリミットなし。
混乱する社会。慌てる総理大臣。総理の援護要請を無視するjungle。
そうした中、青の王宗像礼司は善条一人を連れてjungle本拠地に乗り込みます。
迎え撃つのは磐舟天鶏。
それを知ったセプター4淡島は、セプター4を辞職する決意をして、後を秋山にゆだねます。
「それでも私は、青の王宗像礼司の右腕でありたい」
そう言って、宗像の元に行こうとする淡島に、秋山はサーベルを渡し、民間人となった淡島を護衛してjungleの本拠地へ向かうと宣言します。
真面目で、部下を巻き込んでの命令違反を犯すことを選ばなかった淡島副長と、そんな副長の心を思いやって柔軟に対応する秋山たちセプター4の面々がどちらもよかったです。
jungleの本拠地では、内部からしか開けられない扉を、伏見が開けようとしています。
あとボタン一つでドアが開くというところで、比水の声に止められます。
裏切りの現場を見られて、さっさと殺せよ、と言う伏見に対し、比水流は「その作業が終了するまで、君は裏切り者ではありません」と言います。
この辺り、裏切りの瞬間に機械的に一線を引く緑のクランの明快さが面白いです。
緑のクランへの最後の勧誘を受けながら、「お断りだ」と言って扉開放のボタンを押した伏見に、「仲間じゃなくなったってんなら、殺してもいいよなあ!」と言って襲いかかるスクナ。
少年ながら迫力ある子ですね。
一方外では宗像と磐舟が対峙しています。
そこへ突っ込んでくるシャッテンライヒ号。
いよいよクライマックス!という感じです。
あと2回で終わるのか。
ちゃんと結末まで行き着くのか。
そわそわドキドキ楽しみにしてます。