アンを探して Looking for Anne

「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島でオールロケ!第5回AFFF(シンガポール)で最優秀監督賞、グランプリを受賞!

Day #77 その2 岩手の映画館訪問記

2010年07月06日 | 『アンを探して』7000キロの旅<アン旅>
心が広大になったのか、アン旅一行は巨大化しました!
と思ったら
街の人も巨大でした!
なんて冗談はおいといて・・・
岩手県盛岡にある盛岡フォーラムを訪ねました!
平日にも関わらず話題作の公開が始まったばかり、
多くの人が行列をつくっていました!
フォーラムさんでは、盛岡タイムスさんに取材していただき
新日本婦人の会お二方とお会いし
この全国行脚のお話と映画に対する想いを
聞いていただきました。
・・・
新日本婦人盛岡支部の方も
フォーラムの支配人の松本さんも
おっしゃってましたが、
盛岡は映画人口が多く、映画熱が凄いんです。
こちらは盛岡の映画通り。
・・・
ここは単館系映画館が並ぶ通り。
盛岡初のシネコンであるフォーラムさんが
できたとき、やや反対運動もあったようですが、
それでも、「多くの映画館が同じ通りにあった・・・」
ことはどこの街にいっても昔話で、
「現役」の映画通りがあるのは
47都道府県を巡ってきて、初めて。
盛岡市民の映画熱が伺えます。
・・・
また、映画館だけでなく映画上映会を企画する
団体もたくさんあるそうです。頼もしいです!
・・・
・・・
次に私たちが目指したのは、一関にあるシネプラザ1・2
静岡のシネマ・イーラさんの榎本さんのご紹介です。
オーナーの松本さんは一階で飲食店を経営しながら
劇場を続けています。
劇場は二つなんですが、一つは緑と青の椅子が交互に並べられ、
もうひとつはかわいいオレンジ色の明るいシート。
思わず「かわいい~」と黄色い声をあげてしまいました(焦
「いやぁ~経営は厳しいけどね、なんとか来る人が
楽しい気分になるように頑張ってるよ」
シートが交互なのも、「おしゃれ~」と思って思わず質問すると・・・
「いや、椅子の会社もね、いい椅子でも30とか半端な数で
売れないものでも、交互にすれば色が違ってもかまわないだろう?
だから安くゆずってもらったりね・・・」
なるほど!!まさしく一石二鳥ってやつですね。
松本さんに過去の一関の写真を見せてもらいました。
何とこの映画館の通りで、故・井上ひさしさんも
モギリのバイトをしてらっしゃたとか。
・・・
・・・
この日訪ねた盛岡フォーラム&シネプラザさん
両方で『アンを探して』上映が決まりました!
盛岡の皆さん 一関のみなさん、
是非見にいらしてくださいね☆
・・・
・・・
たかこ

Day #77 その1(岩手)石川啄木記念館を訪ねました。

2010年07月06日 | 『アンを探して』7000キロの旅<アン旅>
7月6日(火)、前日に岩手県入りした私たち。
この日は盛岡の映画館を訪ねる前に
行きたい場所がありました!
それは・・・
石川啄木は、岩手県出身、盛岡は啄木が育った
ゆかりの地でもあります。
記念館の入口、切ない啄木の短歌が迎えてくれます。
昭和20年代の少女達の憧れだった
中原淳一の企画・デザインの啄木カルタ。
映画『アンを探して』、劇中に出てくる祖母・静香の
大学ノートに少しだけ姿をみせます。
中原淳一のイラストスクラップと共に
啄木カルタから、いくつかの短歌が
選ばれ貼られています。
それは、祖母・静香の青春時代の
実らぬ恋を表したものでもあった・・・
という意味あいもあります。
・・・

記念館と併設された施設に、啄木が
教鞭をとった渋民小学校があり復元、
保存され、中を見学できます。
二階の教室は、何だか今にも啄木や生徒が出てきそう。
必見の建物です。
・・・
隣には、啄木が在宅していた宿家もあり
家具などは啄木のものではありませんが
当時の生活スタイルを感じる手がかりにもなります。
・・・
石川啄木記念館の館長さんと。
・・・
・・・
・・・
啄木・またもう一人岩手を代表する詩人宮沢賢治、
そしてモンゴメリ、そしてモンゴメリの作品だけでなく
多くの名作を日本の子供たちのために訳した村岡花子も、
子供達を見る優しい視点、
教育に対する深い愛をを感じます。
・・・
・・・
そうそう、秋田・岩手・青森訪問の拠点となった
チサンイン一関インターでは
地元の中学校の生徒が、職業体験という
体験授業の一貫で
お部屋のクリー二ングをお手伝いしていました。
「映画監督なんですかぁ~~!!
サイン下さい!」
なーんて言われて照れましたよ(笑)。
・・・
・・・
確かに、未成年でも
働く人の立場に一度なってみて、
感じることってありますよね。
・・・
・・・
岩手の教育の幅広さを感じた気がしました!
・・・


・・・
・・・
たかこ

Day #77 今日は盛岡へ。

2010年07月06日 | 『アンを探して』7000キロの旅<アン旅>

さて、明日は7月7日、七夕の日ですが、
アン旅は一日早くDay #77となりました!
只今41都道府県で、アン旅が訪ねていないのは
残すところあと6県。
北に限っては青森と北海道を残すのみです!
ただいま私宮平が、いっつも後回しになっていた
完成台本の作業に追われていてブログがおそろかになっていますが
(何で必要なのかは7月後半にお伝えしますネ☆)

ダイジェストでちょっとお伝えします!
6月30日は福島を訪れました!
あいにくの雨でしたが皆さん本当にいい人そして
映画が日常な街だ!と感激しました。


7月1日カナダデーは、なんと
東北日本カナダ協会さんとお会いし
仙台フォーラムさんも訪ねました!
私監督宮平にとって思い出の場所でもある7年ぶりの山形もたずねました!

昨日7月5日は、秋田の映画館三つを訪ねました!

ところで、、
当初予定していた80日の旅は100日の旅になりそうです(焦。
・・・
・・・
以上、アン旅の詳細を
続々アップしていく予定です。
どうぞお楽しみに!
・・・
・・・
たかこ
・・・
・・・
☆お知らせ☆
7月10日
長崎市民会館文化ホールにて一日限定上映。
「赤毛のアン」の翻訳者である村岡花子の生涯を綴った
「アンのゆりかご」の著書村岡恵理さんの
講演会もあります!!問い合わせ先:TEL 095-824-2974 

Coming Soon!

7月15日(木)<1日限定>
7/15(木)北九州市立男女共同参画センタームーブ
(問)シネマアルチ 092-712-5297
7月17日(土)より
宮平貴子監督が舞台挨拶にかけつけます。

7月17日(土)より
シネマ今治