Day #30 『アンを探して』といく7000キロの旅１ヶ月経過！！

「アン旅」一ヶ月経過　　　　　　　　　　　　　　　　
プロデューサー　ユリ・ヨシムラ・ガニオン記


長いようで、あっという間でした。
４月２１日早朝に那覇港を紙テープで送ってもらって以来、１２県を訪れました。あと２ヶ月で３５県を制覇します。
現在のところ訪問したところは全部上映（上映情報参照）が決まり、始めの予想を上回る結果が得られて嬉しい限りです。アクションなくして、リアクションなしと考え、この無謀に見える＜アン旅＞計画を立てたことは間違いではなかったと確信でき、人との「出会い」の大切さを感じています。各地の映画館情報、サポーター情報も発信でき、点を線でつなげている実感、そしてそれが大きな輪となって広がっています。

３人の＜旅人＞も始めは体調を崩すこともありましたが、元気で毎日走り回っています。
チサンホテルで朝食後殆どすぐに「テントむし」で次の地域に移動、劇場訪問やメディア取材をこなし、お昼を取る間もなく一日が過ぎます。日が落ちる頃にホテルにもどり、夕食後に一日のまとめとブログ記事をアップします。次の場所のアポや、既に訪れた場所のフォローなどは車中になります。ガニオンEPは運転担当。貴子監督はナビに撮影担当。私は予定表とにらめっこで電話連絡に集中します。ところが日本は山が多く（とても美しいのですが）従ってトンネルが多く、電波が途切れます。電話の途中で切れる事が多々あり相手に迷惑をかけています。観光名所を回ったり、各地のおいしい食べ物を食することも叶わず、毎日がすぎ、まるで毎日が映画の撮影中、、、と冗談で話しています。ただ、あらためて日本は美しく、人も優しいと感じる事ができ、それが嬉しいかぎりです。


ここでちょっと、我ら＜旅人＞を日々支えてくれる人たちをご紹介します。
まずオフィスでデスクワークを担当してくれている鳥越（とりこし）さん。この人なくてはこの＜アン旅＞は成立していません。



日本各地の劇場に先回りして連絡、資料を送り、アポをとってくれます。劇場が決まれば、こんどはメディアへのコンタクトです。また資料を送り、取材のアポを入れてもらいます。また、上映が決まった劇場へのフォローもあります。ポスタ―、チラシ、予告編なども送らなくてはなりません。これはこちらの指示で東京のアベ印刷さんが各地に直接送ってくれたり、素材を置いてもらっている映画センターさんへ頼むとすぐに送っていただけます。こういった見えない部分の仕事に何人もが責任をもって作業してもらうことで＜旅＞は成り立っています。


＊＊＊この日の詳しい記事はたかこ監督からの報告をお待ちください。