【動画紹介】♬11月20日生まれの作曲家♬

☆本記事は、Youtubeチャンネル『本の林 honnohayashi』に投稿された動画を紹介するものです。
　ご興味を持たれた方は是非、動画の方もチェックしてみて下さいね！

　1786年11月20日に生まれた（正しくは洗礼日）のは、カール・マリア・フォン・ヴェーバー（1786-1826）です。
　父は軍人から役人、ヴァイオリン奏者、巡回興行師、石版印刷業と転職をかさね、ヴェーバーは父に連れられて各地を遍歴する中で音楽を学びます。

　25歳の時にベルリンへ旅行し、音楽家や文人と交流。自作のオペラを自ら指揮して初演するかたわら、ピアノ作品も発表しました。
　31歳でドレスデンの宮廷劇場の音楽監督に着任しますが、当時はイタリア人の指揮者たちが勢力を持っていて、ドイツ語のオペラは喜ばれなかったといいます。

　その頃、ドレスデンで流行していた霊界現象、悪魔の伝説、自然界の神秘性などの話題と、元来、ヴェーバーが好んだ「森のロマン主義」的発想が結びつき、J.F.キントの台本による三幕のロマン的オペラ『魔弾の射手』が作曲され、1821年にドイツ・オペラを支持する層のあったベルリンで初演されました。
　この公演は大成功を収め、町中でこのオペラの中のメロディーが口ずさまれたそうです。

　当時8歳の少年だったリヒャルト・ヴァーグナーが毎日のように「魔弾の射手ごっこ」をして遊んでいたという逸話もあります。
　ヴェーバーの父の兄の娘コンスタンツェがW.A.モーツァルトと結婚したこともよく知られています。


♬11月20日生まれの作曲家♬


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