【動画紹介】♬12月11日生まれの作曲家♬

☆本記事はYoutubeチャンネル『本の林 honnohayashi』に投稿された動画を紹介するものです。
　ご興味を持たれた方は是非、動画の方もチェックしてみて下さいね！

　1803年12月11日に生まれたのは、ルイ・エクトル・ベルリオーズ（1803-1869）です。
　フランス南部の小さな村で育ち、12歳頃から音楽へ興味を持ち始めます。

　18歳でパリに出て、大学の医学部に入りますがまもなく、パリ音楽院の教授から教えを受けるようになりました。
　ベルリオーズは作曲の勉強をしながら、演奏会を開いたり弟子にレッスンをしたり、劇場の合唱団員として舞台に立つなどの経験を重ねます。

　1830年に作曲された《幻想交響曲》作品14-1は、美貌の人気女優に失恋したことが創作の原動力になったと言われています。
　ベルリオーズの作風は音楽に劇的要素を含ませることが強く意識されており、特定のモチーフを連想させるようなフレーズを繰り返し用いたり、曲全体に渡って、一貫した物語性あるいは詩的なものを言葉を伴わない音楽で表現・演出することに注力されています。

　彼の大胆な音楽作りによって、『交響詩』という新たなジャンルが誕生し、ダイナミックな楽器の使用法はオーケストラの管楽器編成に変化を与えました。
　また、作曲活動の傍ら、自らの作曲法や芸術論についての著作を残すなど文筆活動も積極的に行い、近代音楽批評の先駆け的存在とも評価されています。


♬12月11日生まれの作曲家♬



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