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【動画紹介】♬2月20日生まれの作曲家♬

2022年08月12日 | 動画紹介
☆本記事は、Youtubeチャンネル『本の林 honnohayashi』に投稿された動画を紹介するものです。
 ご興味を持たれた方は是非、動画の方もチェックしてみて下さいね!

 1802年2月20日に生まれたのは、ベルギー(ルヴァン)出身のヴァイオリニスト、シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870)です。
 早くに亡くなった父の代わりに保護者となった地元の音楽家ティビーからヴァイオリンを教わり、9歳の時にはヴィオッティの協奏曲を公開の席で演奏しました。

 1821年にパリに行き、初めはヴィオッティに以後はいろいろと多忙だったヴィオッティに代わりバイヨー(ヴィオッティの弟子)から指導、影響を受けます。
 その後、ロンドン、ネーデルランドなどヨーロッパ各地を演奏旅行し、1843年にブリュッセル音楽院の教授となり、後進の指導に力を入れました。

 彼の作品は10曲のヴァイオリン協奏曲をはじめとするヴァイオリンのための作品が主となっていますが、《ヴァイオリン奏法》(3部、1858)のようなヴァイオリン奏法の理論書、指導書、教則本も多数残しており、近代フランス・ベルギー楽派の育ての親と評価されています。

 彼の有名な門下生として、同じくベルギー出身のヴァイオリニストのアンリ・ビュータン(1820-1881)、スペイン出身でベリオの死後、音楽院での後任を務めたヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903)などがあげられます。


♬2月20日生まれの作曲家♬


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