頑張れ!鹿島アントラーズ‼

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勝てないのは監督のせい?

2021-09-15 17:29:57 | 日記
負けが込むとよく巻き起こる監督責任論について考えてみたいと思います。
ちょっとここ数試合調子はよくありませんが、今のアントラーズの話ではありません。

Jリーグに来るヨーロッパや南米出身の監督は、必要なコーチングスタッフは必ず一緒に連れてきています。
だいたいヘッドコーチ、フィジカルコーチあたりを伴っているケースが多いようです。

彼らの仕事を私なりに整理してみると、
監督は、やりたいサッカーのグランドデザインを描いたり、改善すべきポイントを示す。
それをヘッドコーチが練習メニューに落とし込み、試合で選手が表現できるように準備する。
フィジカルコーチは監督の求めるサッカーに必要な選手のコンディションづくりをサポートする。
送り出された選手達は、練習の成果をピッチで表現する。
プロのクラブのスタッフになったことがないので正確ではないかもしれませんが、ざっくりこんな感じでしょうか。

他の世界でもそうですが、お客さんにお金を頂くプロフェッショナルとしての仕事は報酬に見合う高い精度が求められますよね。
プロサッカークラブにおいては、監督はより高い精度で自分の思い描くサッカーを表現し、クラブに勝利をもたらすことがプロとして求められる仕事なのでしょう。
所属選手を所与の「材料」だとすると、外国人監督にとって、コーチングスタッフは、自分の意思と一体になって動く手足、または職人の「工具」のようなものなのではないでしょうか。
どちらか一方だけでは十分ではなく、両方が揃って初めて職人は、いい仕事ができるのだと思います。


最初にアントラーズの話ではないと言いながら、どうしても今の状況を当てはめて考えてしまいます。
確かにアントラーズをよく知るスタッフが揃っていますが、自分の手足のように大先輩に動いてもらわなければならない相馬監督に同情せずにはいられません。
(意思疎通に全然問題ないかもしれませんので、決めつけることはできませんが)

今ちょっと調子が悪いので、相馬監督の選手起用や交代などの采配に批判の矛先が向きがちですが、緊急事態に工具の準備もままならない状態で監督業を引き受けている相馬さんの批判をするのは酷かなぉ、と私は思っています。

今シーズンをあきらめているわけではありません。スタッフ一丸となってタイトルを獲得してもらいたいと思っています。ただ、来シーズンは、普通の会社の人事と違う、プロサッカークラブとしての対応を偉い人には検討してもらいたいですね。
これからも応援し続けるぞ。


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