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【鍼灸が骨を強くし神経を修復するというアメリカでの研究】(鍼灸ニュース)

2018-09-16 11:52:34 | 鍼灸ニュース


以下の記事をご紹介します。
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骨が弱くなる理由としては、加齢によるものや生活習慣の乱れなどが上げられます。


加齢に伴い、骨の組織などが徐々に老化してしまうことで骨が弱くなることもあります。


また、日頃から運動をあまりしない場合には、慢性的な運動不足状態になりやすく、骨を作る細胞の活性化につながらず、カルシウムの吸収率が低下し骨が弱くなることもあります。


骨を強化するためには、定期的な運動をする習慣を身に着けることや、食生活なども栄養バランスのとれた食事をすることが重要です。


神経と骨の関係は、かなり密接な関係にあるといえます。


理由としては、姿勢が悪かったりすることで、骨などに歪みなどが出てしまった時を想像してみるとわかると思いますが、こりや痛みなどがでることもあります。


特に背骨などに関してズレが歪みなどがでてしまうと、腰の痛みなどによって、症状次第では生活に支障がでてしまうこともあるため、普段から姿勢などには気をつけることも大切です。


加齢に伴い、病気などにより薬などを飲むこともありますが、薬と副作用についてもある程度考える必要があります。


薬によっては、骨に対しても影響がでる薬などもあり、薬などを処方される場合には、副作用についてもチェックしておくことは重要です。


今回は、鍼灸が骨を強くする、というアメリカでの研究をご紹介します。


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ミズーリ州セントルイスのワシントン大学が、中国のHeilongjiang Universityと提携して行った研究です。
この研究では、坐骨神経の損傷の後に鍼灸の治療をすることで、BMD(骨密度)と骨の強度にどのような研究があるかを調査しました。

このラビットを使った臨床研究では、鍼灸によって神経ペプチドサブスタンスが増加し、骨を健康にするという相関関係があることが示されました。

また、末梢神経系へのダメージが骨の状態に悪影響を及ぼしますが、Jiaji(夾脊)のツボを使用した治療により、骨と末梢神経の状態を改善することがわかりました。

この研究から得たエビデンスを総合し、坐骨神経の損傷には鍼灸の治療をすることで骨の状態の悪化を防ぐ、という結論が導き出されました。

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引用:Health CMI 2017年3月17日

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Jiaji(夾脊)は華佗夾脊穴(かだきょうせきけつ)ともいわれています。背中の背骨に沿ってあるツボです。



鍼灸海外ニュースより転載


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【帯状疱疹の痛みに鍼灸が効果的】(鍼灸ニュース)

2018-09-15 16:52:54 | 鍼灸ニュース

以下の記事をご紹介します。
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帯状疱疹とは、ウイルスによって引き起こされる皮膚病の一つとなります。


原因や痛みについてですが、まずは原因としては、免疫力が低下した時に起こりやすいとされています。


免疫力が低下する時としては、ストレスや疲労の他にも、加齢や不規則な生活などがあります。


一般的には60代の方の発症が多いですが、働き盛りの20代30代の方の発症する可能性は高いため、免疫力を低下させない習慣をつける必要があります。


痛みですが我慢できないほど痛みを感じる方や、我慢できる程度の痛みという方もいるため、個人差は大きいものとなります。


中にはそれほど痛みを感じないという方もいます。帯状疱疹が治ってきても痛みが続くことがあり、長い場合ですと数か月、数年痛みが残るという場合もあります。帯状疱疹を治す薬と副作用についてですが、薬としては炎症を抑える薬とウイルスを抑える薬の2つがあります。


炎症を抑える薬は塗り薬となり、ウイルスを抑える薬ですと、飲み薬と塗り薬が存在します。


塗り薬の副作用はそれほど心配はありませんが、飲み薬ですと、臓器の胃や腸に負担がかかってしまうことが多いようです。


症状としては、胃痛、嘔吐、腹痛、下痢などがあります。


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Tianjing University of Traditional Chinese Medicineで行われた研究です。
78名の帯状疱疹の患者を以下の2つのグループに分けて研究を行いました。

グループ1:通常の投薬に加えて鍼灸の治療を受ける
グループ2:通常の投薬治療を受ける

グループ1の方がグループ2よりも痛みが少なく、また鎮痛剤の量を減らすことができました。
また、3ヶ月後のPHN(帯状疱疹後神経痛)を追跡調査したところ、グループ1はPHNが3.3%しかなかったのに対し、グループ2は30%という結果になりました。

VAS(視覚的アナログ尺度)で行われた痛みの評価は、グループ2に比べてグループ1は大幅に減少していました。
また、グループ1はグループ2よりもヘルペス性病変が早く治癒するという結果となりました。

研究者は、鍼灸と投薬を組み合わせることは、帯状疱疹の安全で効果的な治療法であると結論づけています。

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引用:Health CMI 2017年4月2日

http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1729-acupuncture-painkilling-relief-for-shingles-found

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この研究で使われたツボ
Ashi:阿是穴
LI4 (Hegu):合谷
LI11 (Quchi) ; 曲池
Jiaji (extra):夾脊

 
 
 
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↑の阿是穴(あぜけつ)は経絡にはない不特定のツボです。

Ashiとあるので臀部・大腿部~足までの押して痛みが強い場所などを選んで鍼灸を行ったかと思われます。


鍼灸海外ニュースより転載


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【糖尿病性神経障害に鍼灸が効果あり】(鍼灸ニュース)

2018-09-14 16:40:53 | 鍼灸ニュース

以下の記事をご紹介します。

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まず糖尿病についてですが、これは簡単に言うと血糖値が常時、高い状態にある疾病のとこです。

血糖値とは血中の糖分濃度のことで、血中の糖分は全身の細胞などを働かせるエネルギーです。

糖尿病になると血流が滞りがちになり、特に毛細血管における血流は著しく低下しやすくなります。

更に神経細胞に届けられる栄養、酸素も低下しやすくなります。そのため糖尿病になると出やすくなるのが、糖尿病性神経障害と呼ばれる症状です。

神経障害の症状ですが、まず末梢神経においてこれが出てきた場合は、手足の、特に末端の痺れや疼き、温度変化への気づきにくさなどが代表的な症状としては挙げられます。

一方、体の様々な働きを調節している自律神経においてこれが出てきた場合には、胃のもたれや便秘、下痢、起立性の低血圧、動悸や発汗、痛みに対しての気づきにくさが症状の一例です。

温度変化、痛みに対しての気づきにくさは、病気や怪我の治療を遅らせることの原因であり、それによって神経組織が壊死してしまう、命にかかわる事態になってしまうことも考えられます。

糖尿病性神経障害は、薬で緩和することが可能です。

しかし薬の副作用もあるので、効果と副作用、その発生の可能性などのバランスを考えることが必要です。
以前も糖尿病に関する記事を取り上げましたが、今回は糖尿病に起因する神経炎に鍼灸が効果があるという研究をご紹介します。

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<方法>
糖尿病性神経障害の患者90名をランダムに3つのグループに分けて研究を行いました。
グループ1:手首と足首のツボへの鍼灸の治療
グループ2:身体のツボへの鍼灸の治療
グループ3:西洋医学の一般的な投薬治療

<結果>
グループ1とグループ2は血糖値の血中脂質の代謝の改善、血液粘性の低下、末梢神経機能の復元において、グループ3に比べ大幅な症状の改善がありました。
グループ1とグループ2の結果にはほとんど差異がありませんでした。

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糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法であり、これらの治療によっても改善が見られない場合には薬物療法が行われるようです。

鍼灸治療を受ける方も、原則として医療機関での定期的な血液検査と適切な治療を受け、その上で、より良い血糖コントロールの補助あるいは様々な合併症による症状や不定愁訴に対して鍼灸治療を併用することが望ましいでしょう。



鍼灸海外ニュースより転載


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