以下の記事をご紹介します。
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骨が弱くなる理由としては、加齢によるものや生活習慣の乱れなどが上げられます。
加齢に伴い、骨の組織などが徐々に老化してしまうことで骨が弱くなることもあります。
また、日頃から運動をあまりしない場合には、慢性的な運動不足状態になりやすく、骨を作る細胞の活性化につながらず、カルシウムの吸収率が低下し骨が弱くなることもあります。
骨を強化するためには、定期的な運動をする習慣を身に着けることや、食生活なども栄養バランスのとれた食事をすることが重要です。
神経と骨の関係は、かなり密接な関係にあるといえます。
理由としては、姿勢が悪かったりすることで、骨などに歪みなどが出てしまった時を想像してみるとわかると思いますが、こりや痛みなどがでることもあります。
特に背骨などに関してズレが歪みなどがでてしまうと、腰の痛みなどによって、症状次第では生活に支障がでてしまうこともあるため、普段から姿勢などには気をつけることも大切です。
加齢に伴い、病気などにより薬などを飲むこともありますが、薬と副作用についてもある程度考える必要があります。
薬によっては、骨に対しても影響がでる薬などもあり、薬などを処方される場合には、副作用についてもチェックしておくことは重要です。
今回は、鍼灸が骨を強くする、というアメリカでの研究をご紹介します。
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ミズーリ州セントルイスのワシントン大学が、中国のHeilongjiang Universityと提携して行った研究です。
この研究では、坐骨神経の損傷の後に鍼灸の治療をすることで、BMD(骨密度)と骨の強度にどのような研究があるかを調査しました。
このラビットを使った臨床研究では、鍼灸によって神経ペプチドサブスタンスが増加し、骨を健康にするという相関関係があることが示されました。
また、末梢神経系へのダメージが骨の状態に悪影響を及ぼしますが、Jiaji(夾脊)のツボを使用した治療により、骨と末梢神経の状態を改善することがわかりました。
この研究から得たエビデンスを総合し、坐骨神経の損傷には鍼灸の治療をすることで骨の状態の悪化を防ぐ、という結論が導き出されました。
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引用:Health CMI 2017年3月17日
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Jiaji(夾脊)は華佗夾脊穴(かだきょうせきけつ)ともいわれています。背中の背骨に沿ってあるツボです。
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