その一方で、今年6月にダンス&ヴォーカルグループ「DA PUMP」がリリースし、社会現象を巻き起こした『U. S. A. 』が『大賞』を逃したことを惜しむ声もインターネット上を中心に散見されている。
「日本作曲家協会の主催による『レコ大』は“日本の歌”、いわゆる邦楽が審査対象とされており、洋楽のカバー曲である『U. S. A. 』に関してはその功績は認めつつも、大賞の候補曲となる『優秀作品賞』にも選ばれず、『特別賞』になるだろうというのが業界内の大方の見方でした。実際、過去には79年の西城秀樹さんの『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』や82年の岩崎宏美さんの『聖母たちのララバイ』も大ヒットを記録しながら外国人作曲の作品ということでノミネートすらされませんでした」(スポーツ紙の音楽担当記者)
だが、今年の「レコ大」では『U. S. A. 』が『優秀作品賞』に選出されたことで、にわかに『大賞』獲得も期待された。