13日、青森港 新中央埠頭に海上自衛隊の砕氷船「しらせ」が入港しました。
この日は、「青森駅前ビーチ」でイベントがあって、偶然にもオレンジの船体が接岸する様子を目撃しました。
遠くでも確認できるオレンジ色の船体、船名は覚えていないけど、「あ、砕氷船だ!」と声を上げました。
2隻のタグボートに押されて、今まさに接岸する瞬間です。
子供の頃、いろんな働く車や船、飛行機などが載った本に、オレンジ色の船体「ふじ」があった事を今でも脳裏に浮かんできます。
イベント終了後、早速「しらせ」を観ようと行ってみました。
既に多くの人々が並んでいます。
甲板にも溢れんばかりの人です。
どうやら一般公開されていて、無料で船内を見ることができそう。
私たち夫婦も、船内を見ることにしました。
「しらせ」は、海上自衛隊の所属。
あちらこちらに配置された自衛隊員は、誘導や検査などをテキパキと行い、私たちを船内へ導いていました。
この頃になって、ようやく海上自衛隊の所属だと理解しました。
近くに自衛隊の車やバイク、装甲車などが展示されていて、解説されていましたが、「しらせ」と何か関係があるのだろうかとずっと考えていました。
道順に従い船内を一巡、南極の氷にタッチしたり、食堂を見たりしました。
とっても楽しかったのは、偶然にも私たちの後ろに並んだ方が、自衛隊を退任し
趣味でカメラをやっているということで、カメラの話から自衛隊の話、「しらせ」についてなど乗船から下船までの間、解説していただきました。
ちなみに、南極観測船は「ふじ」、「しらせ(初代)」、この船が「しらせ(2代)」となり、我が国唯一の砕氷艦です。
データによると連続砕氷は、1.5メートルの氷の厚さを連続して砕氷し前進し、それ以上の厚さの氷には、艦を200から300メートル後退させ最大馬力で前進し、氷に乗り上げ艦の重みで砕きます。
なるほど、それで舳先は丸くなっていて、よく見かけるコブがないのですね。