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青い森の贈り物

キウイフルーツの授粉作業

朝から東風(ヤマセ)が吹き、ちょっと肌寒い一日。

東北も、いよいよ梅雨に入りました。

この東風(ヤマセ)は、太平洋から日本海に向けて吹く風。

青森県内の太平洋側は霧が出て気温が低く、日本海側は比較的高いという梅雨独特の気象現象で、梅雨が明ける7月下旬まで続きます。

ここ青い森農園は、青森県の丁度真ん中当たりに位置していて、半分ヤマセの影響を受けているようなところです。

 

先週あたりから、キウイフルーツの雄花が開花し始めていましたが、今日は雌花も満開で、あたり一面、甘い香りが漂っています。

どうやら花粉の香りですね。

※雄花

前線の影響で午後から雨の予報で、午前中に受粉作業を始めることにしました。

 

まずは、雄花を集めることから始めます。

たくさん集めたら、それを一つひとつ雌花に軽くポンポンと押し当てて終了。

たくさんの雌花に次々と当てていきますが、これがまた結構しんどい作業。

※雌花

ところで、気になっていたことがあります。

集めた雄花に触ってみても花粉がこぼれません。

もしや、花粉が落ちてしまって使えないのか?

あたり一面、花粉の香りが漂っているので、飛んでしまったのでしょうか。

受粉の時期逸したのでしょうか。

 

夫婦で小一時間受粉作業をしましたが、無駄な事と思い止めることにしました。

 

昨年初めて受粉作業をし、結果として大きなキウイフルーツを収穫することができました。

今年は、どうなんでしょうか?

明日、もう一度やってみることにし、農園を後にしました。

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