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青い森の贈り物

海岸ゴミ拾い

台風10号が九州付近を移動中です。

天気予報では、西日本を東日本に向かって縦断とのこと。

 

少しづつですが、勢力が落ちてきています。

しかし、スピードがとても遅く、大きな災害が発生する心配があります。

 

先週あたりでは、今日あたり東北を縦断すると見込まれていましたが、大きく外れました。

よって、予定されていた海岸ゴミ拾いが今日実行されることになりました。

蒸し暑い中、たくさんの参加者により海岸に打ち上げられたゴミ(さまざまなプラスチック製品)を拾い上げました。

 

プラスチックは、紫外線や波の影響により分解され、どんどん細かくなっていきます。もちろん製品の成分によっては硬いものもあり、分解が遅いものや原型を保ったものもあります。

分解が進むと、いわゆるマイクロプラスチックと呼ばれるまで小さくなって回収不可能な状態になります。

細かく分解される前に、回収する必要があります。

以前にも当ブログで紹介したのですが、分解する過程でメタンガスを発生することがわかっています。

メタンガスは、二酸化炭素の25倍ほどの温室効果を持つと言われていて、地球温暖化が進む原因となっています。

 

少しでも温室効果を抑制するためには、化石由来のプラスチックを回収しなければなりません。

およそ1時間、人海戦術の力は大きく、海岸が綺麗になりました。

残念ながら、無責任なポイ捨ても、今の地球沸騰化の一因となっているのです。

 

このままでは、海の生き物だけではなく、人間も生きていけなくなります。

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