ぼくはいままで、けっしてクラシック音楽と疎遠ではありませんでした。
むしろ、日々の暮らしの中に溶け込ませるように、その音楽と付き合ってきました。
部屋の掃除をしながらモーツアルトの室内楽をYouTubeで流していたり。
小澤征爾さんのことは大好きで、ドキュメンタリーなども繰り返し見ていました。
そして新年といえば『ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート』
これも、毎年、楽しみにテレビ中継を見ていました。
ちょうど昨年末、テレビでN響コンサートのお知らせが。
曲目には
『喜歌劇こうもり序曲』の文字が。
えっ?!
こうもり序曲やるの?!
しかも、N響が‼️ これは行きたい、聴きたい‼️
おまけに場所は西宮。時間は午後4時開演。
僕が住んでいるのは神戸の西区です。
はっきり行ってど田舎。神戸は港町のはずですが、ここからは海すら見えません。山の中。😢😢
とうぜん駅もありません。
近くのバス停まで歩いて10分
夜の8時にもなると、バスは1時間に1本。
こういう『KOBE』もあるのですよ皆さん。
フオッ、フオッ、フオッ😂😂
つまり、夜のコンサートに行こうとすると、もう、ホテルを確保する必要があるのです。
『そこまでして、コンサートに行こうとは思わないよなぁ〜』
そういうわけで今まで、65年間生きてきました。
ところが今回だけは、
『これなら行ける‼️』となったわけです。
開演が午後4時なら、終演はおそらく午後6時頃。
これなら帰りのバスだってあるでしょう。
このようにして僕は生まれて初めてのN響コンサートに向かったという訳なのです。
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