あぽまに@らんだむ

日記とか感想とか二次創作とか。

MAMA(2013年)

2020年06月21日 | 映画関係

 

 

 

<MAMA>


日本では期間限定での映画館での公開だった「MAMA」を鑑賞しました。
早期にMAMA=ママのビジュアルが出るので、怖かったです。
気付かなかったのですが、ヒロインのアナベルがジェシカ・チャステインなんですね。
彼女は今、一番売れている女優さんなんじゃないでしょうか。
私が観た映画、観たい映画の殆どに出ている気がします。


お話は簡単に言うと母と子、家族の物語。
ホラーだけど、心は揺さぶられる、そんなお話でした。
最後には「あぁ。博士と大叔母さんの〇〇、どう言い訳するんだろう」なんですけど、
結局、大団円では終われなかったのは哀しかったです。
でも、1歳と3歳の女の子があんな廃屋で5年も生き残れたのはママのお陰だし、
リリーがもう戻れない処まで逝ってしまっているのは、劇中で分かります。
だから、最後にはあぁなるしか無かったのは分かる気がします。
でも、ヴィクトリアがあの選択をしてくれたのは、良かったです。
あんなに必死に彼女達を護り、ママの正体を調べ、ママを説得しようとしたアナベルを、
劇中で殺したら、絶許だった気がします。
可哀想とまでは思わないけど、気の毒だったのは大叔母さん。
姉妹が虐待されているとでっち上げて奪おうとしたので、ママの怒りの矛先になった。
生身の身体を奪うのは確かに攫う上で必要だったかもしれません。ママ凄い。


このお話、製作総指揮をあの「パシフィック・リム」や「パンズ・ラビリンス」、
「シェイプ・オブ・ウォーター」のギルレモ・デル・トロが務めているんですよね。
監督は短編で製作した同じ監督がそのままハリウッドで長編映画で務めているんです。
でも、製作総指揮がギルレモなので、何となく湿気というか、おどろおどろしい。
水が滴るような肌触りが分かるような動きでママが迫って来ます。怖い。
最後は本当に予測のつかない展開になってますので、是非ホラー大丈夫な方、御覧下さい。
アナベル(ヒロイン)と姉妹との接触の仕方が次第に変わって行くのは感動です。
叔父さんのルーカス役のニコライも双子の役を見事に演じて居ます。
姉妹の姉、ヴィクトリア役の美少女は気になると思っていたら、
バイオハザードのレッド・クイーンを演じていた美少女、ミーガン・シャルパンティエ。
8歳の役ながら目の演技や野生児が可憐な美少女に変わって行く様が見事です。


かなり昔の作品ですが、ホラー映画として家族の映画として良い作品でした。
私的にかなりおススメです。2時間無い短さですし、夏の暑い時期、如何でしょうか。

 

 

 

 


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