あぽまに@らんだむ

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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年)

2020年08月14日 | 映画関係

 

 

 

1年前の映画ですが、軽いネタバレも有ります。
ご覧になる予定の方は自己回避でお願いします。
それでも大丈夫だと言う方は、下へスクロールしてご覧下さい。
↓↓↓↓

 

 

 

 

 


<ブライトバーン/恐怖の拡散者>


映画館で上映中は、「スプスが好きな人は観るな」と注意拡散してて、
私はスプス大好きだったので、迷った挙句映画館には行きませんでした。
行かなくて正解だったです。


超グロいです。


こんなの大画面で観なくて良かった。殺し方が皆怖い。
スプスがもし子供時代に闇堕ちしたらという感じの物語。
カヴィスプも、同じようにクリプトン星人だから本来は地球を侵略して、
地球を改造してクリプトン星にする使命だった筈なんです。
でも、両親が善意の塊のような人格者だったから、正義の子として育ちました。
クラークは善意の超人なんですよね。
でも、ブランドンも平凡ながらいい家庭で育った筈なんです。
あの宇宙船からの変な洗脳さえ無ければ。
ブランドンも一種の被害者なのかもしれないです。
ごく一般的な家庭に育ったのに、宇宙船からの電波で悪意の塊になってしまったのだから。
「僕もいい子でいたいのに」
終盤、ブランドンは義母のトリにそう告白します。
でも、地球を奪えという宇宙船からの洗脳からは逃れられないんです。


しかし、殺し方が本当にエグかったです。
何せブランドンはまだ12歳の子供。
殺し方が子供じみていて、更に怖さ倍増。
同級生の気になる女の子に拒否されて、手をバキバキ折っちゃうとか最悪。
ホント。スプスのクラークはいい子に育ったなーと感心します。
この映画は、ホント、「マンオブスティール」の真逆だとお考え下さい。
顔が見えないように変なマスクをかぶっているのも怖さ倍増。
何あのマスク。手作りなのだろうか。
殺しは、ブランドンを侮辱した好きな女の子のお母さん、
叔母さんを殺しに来たブランドンを見付けた叔父さん、
泣きながら自ら手に掛けようとした父親、
今迄の殺しを知ってしまった母親、
母親からの通報を聴いて駆け付けた連邦保安官、副保安官、
それはもう無慈悲に、鶏を皆絞殺した時のように、遊んでいるのかと思うような、
無惨な殺し方をします。怖い。


スプス好きだからと言って映画館で観なかったのはある意味正解でしたが、
全くスプスと正反対なので、スプスを怖いとか嫌いになる事はありません。
確かにクラークは痛いとか病気で苦しいとかそういう経験が無いので、
人間のそういう辛さには無頓着な処は有りますが、基本善人なので、大丈夫です。
今夜は口直しにクラークのクルクルパーマな可愛い顔を観て癒されます。
まだご覧になっていない方は覚悟してご覧下さい。
ホントにグロいですから。ご注意下さいね!
因みにブライトバーンって何かと思ってたらブランドンの住んでる土地の名前でした。
殺しのサインの「BB」と一緒の略字な処も重要なのかもしれません。
クレジットが流れている際に、それからのブランドンの殺しが映像で流れます。
誰も止める事は出来ないでしょう。
唯一ブランドンを傷付けられる宇宙船の存在を知っているトリが死んでしまうのですから。
続編やるかもなんて製作のジェームズ・ガンは言ってたらしいですけど、
観たくない、そんな世界・・・と思います。
此処まで読んで下さって有難うございました。

 

 

 

 


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