あぽまに@らんだむ

日記とか感想とか二次創作とか。

コードネームu.n.c.l.e.(2015年)

2016年10月21日 | 映画関係



相変わらずストーリーに触れる内容なので、御覧になってない興味のある方はご注意下さい。
言わずもがな、腐発言盛り沢山です。これはいつもの事なので、諦めて下さい(笑)
大丈夫な方は下へスクロールして御覧下さい。
































































<感想と考察>



スパイ映画です。然も1960年代。お洒落でまだ冷戦が続いている頃の古き良き時代の話。
何故か私、「ナポレオン・ソロ」の名前を知ってました。何処で知ったかは覚えてませんが、懐かしい響きでした。
ガイ・リッチー監督の所謂バディ物。
おいおい…いいけど、「シャーロック・ホームズ」の三作品目早く撮ってくれよとぼやきたい。
んで、今回のバディですが、見事な配役でした。流石ガイ・リッチー。
配役は、作品の大部分を占めると誰かが言ってましたが、その通りだと思います。
今回の「コードネームu.n.c.l.e.」においても、それは大成功していると思いました。
以下はキャラの説明ですが、私の多大な妄想が入っているので、注意して下さい。



●ナポレオン・ソロ●-ヘンリー・カヴィル
ソロのキャラは、「CIAのNo.1エージェントで5か国語に堪能。
元・陸軍軍曹にして、金庫破りや芸術品の強盗などを行う天才犯罪者。
各国に指名手配され、掴まった際にそのまま投獄させるのは“もったいない”とばかりにCIAにリクルートされた人。
ダンディでクールを気取るが、ときに尊大で見栄っ張り。
イリヤにつけられたニックネームは「カウボーイ」。
美しい女性には目がなく、“多くて濃くて瞬間的な”恋愛を楽しんでいる」との事。
ソロ役のヘンリーと言えば、最近見た「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」のスーパーマン役の記憶が新しい俳優さん。
身長が185㎝に厚い上半身、むっちりしたお尻とかなり性的なんですが、相棒のアーミーの所為ですっかり女性扱い。
二人で工場に潜入し、見張りから身を隠した際、イリヤに身体を抱き込まれてた際には、まるで彼女。
おまけに色男で女性を言葉と目線ですぐ口説けるのは凄い。…ん?どっかでそんな人居たような…。
あ。「SHAME」のブランドンだ。こっちはかなりジェームズ・ボンドな感じ。
三つ揃いのスーツを着てスマートで何でもこなすイメージ。いつも余裕で微笑んでプライドはかなり高い。
でも、今は刑期と引き換えにCIAのスパイとして任務を強いられている屈辱的な状況。
手癖が悪く、鍵開けが得意。然も交渉術もある、所謂頭脳派のスパイ。
でも、ちゃんとオフロードカー(ロックンロール)を運転しちゃったりもする。
これは完璧なお母さんです。……ん?お母さん?
そう、ソロは料理が得意みたいで、スーツのまま(上着は脱いでいるけど)エプロンを付けてちょちょいと料理出来る人なんです。
完璧主義っぽいので、恐らく作るものはプロ顔負けの料理ばかりでしょう。
これで餌付けされない人はいないんじゃないかと思います。
後、冷静に見えて実はチョロいトコもあって、簡単なハニートラップに引っ掛かって酷い目に遭います。
しかし電気椅子…。恐ろしい。
拷問マニアの変態オジサンにハァハァされながら電気ショックの拷問を受けるのはかなり萌えポイントです。
助けに来たイリヤに初めてデレるので、その辺りもポイントも高いです。
そしてイリヤがずっと気にしていた父親の腕時計も、少なからず気にしてあげていたのもお母さんポイントです。
ボートとトラックの時には、結構シビアな人だよな~と思ったら、ちゃんと助けてあげてたし、何気に絆され易い人かも。
イリヤを「赤の脅威」じゃ無くて愛称「イーリャ」とかで早く呼んであげて欲しいです。



●イリヤ・クリヤキン●-アーミー・ハマー
そんなヘンリーを女子にしちゃう程のソ連の白熊。この人、196㎝もあるそうです。彼と並べばソロも小さく見えます。
身長11㎝差は、ほぼカレカノの身長差です。萌える。
イリヤというキャラは、「KGBに史上最年少で入り、わずか3年でNO.1となった優等生。
ソロが彼につけたニックネームは「赤の脅威」。柔道4段、チェスの名手でもある。
父親はスターリンの友人で共産党の高官だったが、横領で失脚。
そのため、自身も子ども時代を労働収容所で過ごし、父親の汚名を返上するために訓練と勉強を重ねて現在の地位まで上りつめた。
また、父親について触れられると“キレる”スイッチが入ってしまう困った一面も」との事です。
印象としては、上記のように言葉より先に手が出る短気な小学生なイメージ。
でも、偽装で婚約したギャビーに執着したり、本気になり掛けたりと純粋な心の持ち主でもあります。
こんな大男なのに、瞳は綺麗なライトブルーなんですよね。因みにソロ(ヘンリー)は濃いブルー。
おまけに金髪なので、黒髪で少しウェーブの掛かったソロとは全く容姿が異なり、いいバランスです。
常に地味でカジュアルな格好ばかりしているので、珠にスーツ(特注なんでしょうね…)を着たりするとメッチャ格好いいです。
スパイなのに、掴まったソロを見捨てず助けに行くのは、ボートの時の借りを返したかったからでしょうか。
それとも元々情に熱いタイプなので、見捨てる事は出来ずに助けに行ったのでしょうか。
普通にノマカプで「イリギャビ」好きです。
お約束のように、いい雰囲気になってキスしようとすると邪魔が入るという王道。
脳筋と思いきや、キレ無ければ普通に強くて頭が切れる優秀なスパイなんですよね。彼。
何かすぐキレるシーンが多くて、そういう短気なトコを強調されてますが、元々イリヤというキャラは冷静に任務をこなすタイプ。
結構情に絆されるタイプなのか、ボートから落ちて岸に泳ぎ着き、ちゃっかりサンドイッチとか食べてるソロを心配してる子です。
そんなイリヤだから、女の子大好きなソロも絆されちゃったんでしょうか。
ずっとチンピラに盗られた父親の形見の腕時計を探している等、収容所に入れられる前は幸せな家庭で育ったのでしょう。
その為、横領していたとは言え、凄く家族を大切に思っている処も、ソロと違う気がします。
ソロに取って羨ましい、嫉妬に似た感情もあるのかもしれません。
でも、そのイリヤの想いを知っていたソロに心を開きつつあるイリヤは、ソロを殺してディスクを奪えという指令に迷います。
此処ポイント。迷うんです。スパイなのに。
指令の為には裏切りも、殺しも厭わないスパイなのに、イリヤはソロを殺せないんです。迷うんです。
それにソロは気付き、そんなイリヤの想いに応えて取り返しておいた形見の腕時計を渡すんです。
最後に二人が殺し合わなきゃいけない原因=ディスクを焼いているのは清々しいです。
二人がお互いを認め、皮肉を言いつつもグラスで乾杯しているのは可愛いです。二人でデレやがって!とニヤニヤします。



●ギャビー(ガブリエラ)・テラー●-アリシア・ヴィキャンデル
もう本っ当に可愛い女優さんです。
身長は166㎝と決して小柄ではないと思いますが、海外の女優さんは180㎝代の人多いから小柄と言えばそうなのでしょうか。
浚われたドイツ人科学者の娘役で、東ドイツからソロに連れ出されます。
その為、ソロに懐いていて一時期偽装でイリヤの婚約者に扮しますが、イリヤがあぁなので、まるでお姉さん。
毛を逆立てた大型の猫を手懐ける様は調教師でしょうか。
でも、自分を護ろうと必死なイリヤに段々絆されていく人Part2。二人ともイリヤに甘い。
結局、裏切ったと見せて実はイギリスのスパイだったという小悪魔レディ。
でも、レーサー並のドライビングテクニックを持って居たり、女の子の身で元々整備士だったり、凄腕スパイの二人を見事に騙した演技力と言い、女スパイになれる要素ありという事で、ラストは二人と組んで上司のウェーバリーと4人の組織、u.n.c.l.eに入る事に。
彼女が望んだのか、意図的にそうなるしか無かったのか不明ですが、楽しんでそう。
ギャビー的にはイリヤが気になるけど、ソロもお母さんみたいで大好き!って感じでしょうか。
服を選んだり、装飾品を選ぶ際は、ソロに相談してそう。
ご飯を作ってくれたり、細かい事を気に掛けてくれるのはソロの方だと思うし、イリヤは可愛い弟ってトコかな。
ウェーバリーは変わったお父さんでしょか。
1960年代のファッションを見事に着こなしてくれてます。衣装がいちいち可愛い。
最初にブティックで着替えたオレンジのワンピースとか帽子とかサングラスとか可愛いったら。見てて飽きません。
ぶっちゃけ三人組で可愛い。
仲良くスパイして下さい。それ観てたいからという気がします。



●ヴィクトリア・ヴィンチグエラ●-エリザベス・デビッキ
美人なラスボス。背が高い人でぶっちゃけソロと並んだら彼女の方が高かったです。
妖艶で冷酷なラスボスでした。衣装が豪華で綺麗で彼女の美しさを際立たせてたと思います。



●サンダース●-ジャレッド・ハリス
ソロの上司。CIAの人。軽くソロを言葉攻めしたり、軽い気持ちで敵に売る酷い人。ドS。
あれ?何かこの人、見た事があるんですけど、軽くガイ・リッチー監督の作品で観た気がするんですけど…と思ってました。
………シャーリーを武器工場で弄んで鏡に自分写しながら大音量でオペラ歌ってた人だ!(※モリアーティ教授です)
↑合ってるけど、偏見凄い(笑)
哀しいかな、またちょっと変態さんっぽい役されてます。
「え?別にいいよ?」と軽くソロをウェーバリー(MI6の人)に貸し出しちゃう上司。
KGBの上司の人と仲良さげ。



●アレキサンダー・ウェーバリー●-ヒュー・グラント
ウェーバリー御大層な名前だったんですね。所謂影で暗躍してた人。
物語中盤でただの爺さんのように出て来てたら、実はヒューだったというミステリー。
終盤では英国のスパイだった事が判明。何気に現場の指揮を取ってたりしててどういう世界的ポジなのか不明。
結局「コードネームu.n.c.l.e.」を設立して三人を引き入れてしまうのだから凄い人なのでしょう。
情報収集はLV9だというくらいだから、きっと世界中の何でも知ってるんでしょうねぇ。
裏で色々手を廻して三人を翻弄させて欲しいです。
ソロには誰にも見せない本性を暴いてあげて欲しいですし、イリヤには精神疾患を少しずつでも治すよう働き掛けて欲しい。
んで、ギャビーは自分の娘のように猫っ可愛がりしてて、ソロとイリヤに牽制して欲しい。
ちょっと変わった三人のお父さん的な存在。



●ルディ伯父さん●-シルヴェスター・グロート
ギャビーの伯父さんだったけど、弟を平気で殺させ自分は人を切り裂いて拷問するのが趣味だった変態さん。
ソロを電気椅子でさんざん苦しめ、今迄の拷問写真集を見せてトラウマにさせたであろう超ドS。
でも、自分の痛みには超敏感。寧ろ過敏。ヘタレ。
その所為か、イリヤとソロが彼の対応を考えている際、自業自得で事故死した。←自分の電気椅子の故障で焼死。
綺麗なソロを傷付ける事は未然に防げたけど、電気椅子が壊れた途端、ペンチで拷問しようとしてた人。許せん。
ソロはきっと電気関係がトラウマになってしまってるかも。超萌える。
完璧なイメージのソロが雷とかでプルプルして涙ぐんでたら、イリヤもギャビーも憤死しちゃうね。



キャラ説明は以上です。かなり偏ってますが、事実かどうかはあなた次第です(何が)。
あ、後、ベッカム出てたらしいけど、気付かなかった!(笑)
全体的な感想としては、皆可愛い!です。
ソロもイリヤもギャビーも三人共可愛い!上記でも書いてますが、三人してキャッキャウフフしてればいいと思う。
スパイだと各地に拠点、潜伏先があると思うので、其処で仲良く暮らせばいいと思う。
ソロがご飯作って、ギャビーが買い物しに行って、イリヤがチェスしてる。そんな三人の暮らし。
ウェーバリーはチャーリーズエンジェルのチャーリーのように、指令してくるだけっぽい。
いざとなったら現場に来てくれそうだけど、普段は余り接触しないっぽい。
兎に角、ソロとイリヤ、ギャビーの関係は今からだと思うので、続きあればお願いしたいくらいには好きです。
ソロがイリヤにどれ位心を預けられてるか、イリヤがどれ位ソロに甘えられるか、ギャビーが二人をどれ位翻弄してるか、すっごい楽しみなので、次回作是非!!
腐のCP的にはどっちもありだなとは思いますが、私個人的には「イリソロ」です。
ソロが童貞臭いイリヤをからかっていたら、次第に攻め攻めされて最終的には余裕失くして優秀なKGBのスパイの学習能力と白熊さにガツガツされればいいと思う。
イリヤはイリヤで全然色恋沙汰には無縁だし興味無かったのに、ソロに誘惑されスパダリ発揮させてソロを翻弄すればいいと思う。
そう、イリヤは天然攻めのスパダリだと思います。元々イケメンだしね。
お姫様抱っこは無理でも、小脇にソロをひょいっと持てる位の力持ちだといいね。



すっかり嵌るとまではいかなかったのですが、とても面白かったです。
ソロのエロさとイリヤの白クマ具合やギャビーの天使さが最高でした。
スパイ映画って余り好んで見る事は無かったのですが、キャラが凄く立っててテンポも良くてあっと言う間でした。
流石ガイ・リッチー監督。またの作品を期待してます。
此処まで読んで下さって有難うございます。
この映画の良さや萌えが伝われば嬉しいです。



追伸:上記のように嵌るつもりは無かったのですが、支部の二次SSを読んでいる内にどっぷりと。
1年経過すれば廉価版出るかもですね。Blu-rayのみの安価になれば買いたいです。
トムとジェリーみたいな二人もいいですが、どっぷり甘々なイリソロが好きです。ソロのママっぷり尊い。(2016.10.27)


追記2:初回版のBlu-ray+DVDが売り切れてしまい、廉価版までやはり待てそうもないので、仕方無く1枚だけ出ていた定価で買ってしまいました。恐るべしヘンリーのお尻。何で急に売り切れるかな~。後から出ないで欲しいな~(2016.11.8)


























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