「なんでも鑑定団」を、時間が合えば録画でないかたちで見ている。
茂木健一郎さんが、数年前にも出演され、「漱石が描いた本物」と言われて購入された、少年の絵と文による作品は、残念ながらニセモノだった。
先日、リベンジということで、今度はモノトーンの、猫の絵と文による作品を持って来られた。
なんと、前回の少年と猫は同じポーズである。カラーと白黒の違いはあるが。
またしてもニセモノであった。
購入された時の金額は忘れたが。
しかもそれらはどうやら、神田の古書店街で入手されたとのこと。
司会者が「どうしてニセモノだと気づかないのでしょうか?」と質問したところ、茂木さんは、「それは愛と同じなんです」とお答えになった。愛は盲目というやつか、、。
私も認知の間違いによる買物の失敗が少なくない。
ところで、その番組の依頼人は、「ネットオークション」(美術専門オークションは敷居が高そうなので、ヤフオク?)で、ホンモノを購入されている人たちがいらっしゃる。
今のパソコンの画面は解像度が高いのだろうけど、ネットオークション
でホンモノを引き当てるとは、勉強量も眼力もすごい。
ニセモノのケースの方がずっと多いのだろうけど。
失礼だが、茂木さんも、画面ではなくて実物を見ても、残念な買物を繰り返している。ある意味微笑ましい。