アクアコンパス3 続編

アクアコンパス3が容量一杯になったので、こちらで続きを開始します。

ワールドクルーズ 6 古代遺跡と中世の街並み

2025-01-08 06:38:39 | 旅行

今回は、ワールドクルーズ中に訪れた古代遺跡と中世の街並みを紹介します。

代表的な19都市を各1枚の写真で、世界を早回りします。

 

「紹介する古代遺跡と中世の街並みの位置を赤四角と番号で示します」

 

「1.クロアチア、ドゥブロブニク」

ここはベネチアと唯一対抗できた、15~16世紀に栄えた海洋都市国家でした。

海からそそり立つ城壁に囲まれ、すべて石畳と石造りの街並みは、様々な映画の舞台となり、アドリア海の真珠と言われている。

あなたを遥か昔の幻想の世界、ドラゴンが飛来する世界へ誘ってくれるかもしれません。

 

「2.イタリア、カターニャ」

ここはシチリア島で2番目に大きな都市で、16世紀以降に建てられたバロック様式の建物が多く残っている。

歴史はギリシャ時代に遡り、ローマ遺跡も点在するが、移民も多く庶民的な街でもありました。

 

「3.イタリア、ポンペイ」

ここはナポリ湾岸にあり、紀元79年の火山噴火で埋もれていた古代ローマ遺跡です。

かつては2万人が暮らしており、貴族館の浴場から町のパン屋の厨房跡まで見ることが出来ます。

 

「4.フランス、エクス=アン=プロヴァンス」

ここの歴史は古いが、15世紀時代に繁栄し、ポール・セザンヌのお膝元の街として有名です。

街の至る所に趣向を凝らした噴水があることでも知らており、くつろげる街です。

 

「5.ギリシャ、オリンピア」

ここはワールドクルーズの訪問地で最も古い遺跡になり、紀元前10世紀頃、全ギリシャの都市国家が参加したオリンピック開催都市でした。

港から1時間のバスで向かうと、木々に囲まれたなだらかな丘陵地帯に、この遺跡は忽然と姿を現した。

 

「6.キプロス、首都ニコシア」

中心部には16~18世紀の城壁や教会などがひっそりと残っている。

この島国は、文明の十字路、古代より様々な民族に代わる代わる支配されて来た。

今も、この首都を境にトルコとギリシャに島を分断されており、さらにロシアの資金と富豪が逃げ込んでいる。

 

「7.イスラエル、エルサレム」

私が訪れた時は、この地は平和を謳歌していました。

この地の歴史は紀元前11世紀に遡りますが、キリスト時代の都市以降、幾度も破壊と再建が繰り返され、現存する旧市街の市壁は16世紀に再建されたものです。

街を行くと、様々な人種、白人(ユダヤ人)とアラブ人が共存していることに驚いた。

 

「8.ヨルダン、ペトラ」

ここは正に、伝説の都市、失われた都市と言えるでしょう。

広大な砂漠を越え、巨大な山塊を登って行くと、草木がまったくない大峡谷に至る。

深い枯れ沢の赤い砂岩の崖に掘られた無数の構造物が続く。

1日のツアーですべてを見ることは不可能です。

この都市は、アラビアの隊商交易を独占した民族が、紀元前後から地震で水源が壊滅する4世紀までに建造されたものです。

一つ旅行の注意があります。

ヨルダン訪問の後のイスラエル訪問はイスラエルが許さないので、両方を観光したい時はワールドクルーズは東回りを選んでください。

 

「9.インド、オールドゴアとパンジム」

写真はパンジムのポルトガル植民地時代の面影を残している通り。

ポルトガル領インドの首都は16世紀中頃からオールドゴアにあったが、伝染病の蔓延で18世紀に首都がパンジウムに移された。

オールドゴアはフランシスコ・ザビエルが訪れており、キリスト教化の中心地でした。

 

「10.チリ、首都のサンティアゴ 」

ここは16世紀以降、スペイン人が建設した都市です。

しかし、今は560万人が暮らす南米の最大都市の一つでもあります。

歴史都市と言うよりは近代的な巨大都市でした。

 

「11.ペルー、首都のリマ」

この地も、スペイン人が建設した都市でした。

ここはかつてインカ帝国の神殿や館があった。

現在、人口1100万人の大都市です。

 

「メキシコ、トゥルム遺跡」

ここはマヤ文明末期の城塞都市で、カリブ海に面した崖の上に造られている。

13から15世紀の間に繁栄した交易都市でもあった。

便利な位置にあり、景色も良く、保存状態の良い遺跡なので観光に適している。

 

「ポルトガル、ポンタ・デルガタ」

ここは北大西洋のほぼ中央にあるアゾレス諸島の一つサンミゲル島にある最大の港湾都市です。

ポルトガル人の航海の中継地として18世紀から19世紀にかけて繁栄した。

以前スペインのテネリフェ島(カナリヤ諸島)を訪れたことがあるが、 火山を除けば、こちらの街と畑の景観の方が美しいと思った。

 

「14.ポルトガル、首都のリスボン」

15世紀から17世紀の大航海時代、この河口の港から多くの船が出港し、大きな富を持たらした。

様々な記念碑的な建物があり、赤い屋根の家並みが河畔の丘を埋め尽くし、中世の大都市を彷彿とさせる。

 

「15.モロッコ、タンジール」

ここはジブラルタル海峡に面した古くからの国際的な交易都市です。

海に落ちる丘陵の斜面を所狭しと迷路の街並みが覆い、その先端には15世紀に出来た軍事要塞が構えている。

ムスリムらの喧噪の中を歩いていると実にエキゾチック感に没入出来る。

 

「16.フランス、マルセイユ」

ここは歴史が古く、フランス最大の港湾都市であり、15世紀以降の要塞や巨大な教会などが至る所に見られる。

 

「17.イタリア、サボナ」

ここはジェノバに近い港湾都市です。

この写真は16世紀築造された巨大な要塞跡から、サボナ港を見ています。

歴史的な街並みが良く保存されており、教会が沢山あります。

落ち着いた小さな都市です。

 

「18.モンテネグロ、コトル」

ここはバルカン半島にあるのですが、アドリア海に面した複雑なフィヨルドの奥深くにある小さな交易都市でした。

このフィヨルドはヨーロッパの最南端にあり絶景の一つです。

ベネチアが15世紀に、ここを支配すると、イスラム勢力の防御の為に背後の絶壁の山に城壁を巡らすことになった。

海と山に囲まれた実に美しいコンパクトな古代都市で、タイムスリップした気持ちになれます。

アドリア海沿岸に点在する古代ローマから中世に栄えた都市の景観はどれも素晴らしいと思いますが、

ドゥブロブニクとコトルは双璧だと思います。

 

「19.イタリア、ベネチア」

古い町並みが全体に良く保存されており素晴らしいだけでなく、クラシック音楽等の文化も守り続けられ、人々の生活もこの古風な街に根付いているのに感心した。

一方で、細い運河、迷路のような街路、朽ち果てた家の壁、貴重な草木、どれをとっても都市づくりの苦労が伝って来る。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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