ギラギラとした澱みなのか
思ったよりも力強く渦巻いた塊が
新種の蝶のような姿を振りまいて、真夜中を横断していく
そんなことで許される訳がないと
女神は日がな囁く
蛹から蝶へと辛辣な羽化を果たしたら
渦巻く波の、澱んだ砂金が
道標を浮かべてアナログな真夜中を引き連れていく
世界はそう簡単には出来ていない筈と言えば
女神は日がな呟く
なぜ冬を選んだの?
思ったよりも力強く渦巻いた塊が
新種の蝶のような姿を振りまいて、真夜中を横断していく
そんなことで許される訳がないと
女神は日がな囁く
蛹から蝶へと辛辣な羽化を果たしたら
渦巻く波の、澱んだ砂金が
道標を浮かべてアナログな真夜中を引き連れていく
世界はそう簡単には出来ていない筈と言えば
女神は日がな呟く
なぜ冬を選んだの?