
もうすぐ、
いつもの空で月が空に太陽の指輪をつくり出す
絶好の通り道、観察用眼鏡は買った
あとは晴れてくれればいいけど明日は曇りだという予報
僕らだけでなく、草木も花も鳥も犬も猫も狸も富士山も
万物みんなが楽しみにしているだろうに
でも、
僕らには想像する力が備わってる。
指輪に観えるか、王冠に見えるか、天使の輪にみえるか
僕の目にはどう映る?
君の目にはなに映る?
いつか
君のその、指に、頭上に輝く光の兆しなら
雲の向こうでも僕はずっと眺めたい
そして瞳の奥に想像しては焼きつけて
いつでも取り出し眺められるように、しまっておきたい