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from Shizuoka/name is "slide"

鏡開き3

2020-01-12 | Weblog
1月11日、土曜日。
20時48分。
星空で月夜。


月は、まんまるな光をやわらかく、星は瞬いて躍動感があります。
まるで何か話しているように思えたりして
そんなわけもないのに、気のせいすぎます。


カレンダーを見ると
11日(今日)は、“鏡開き”と“蔵開き”と書いてあります。
蔵開きって何だろう?…と、ふと思いました。
蔵を開くだなんて
ものすごいお宝が目を覚ますのでは?と想像してしまうけど
何なのか気になるので、早速、調べてみよう。


“くらびらき”蔵開き
新年に吉日を選び、その年初めて蔵を開くこと。
多くは1月11日とし、福神に供えた鏡餅で雑煮を作ったりする。



広辞苑で調べてみました。
新年初めて蔵を開くことはスペシャルなことだったのですね?
蔵があるお家はみんな蔵開きをやっているのでしょうね。



せっかく広辞苑を手にとったので
“鏡開き”も調べてみます。
知らないこともあるのかな?



“かがみびらき”鏡開き(「開き」は「割る」の忌み詞)
①正月11日ごろ鏡餅を下げて雑煮・汁粉にして食べる行事。
近世、武家で、正月に男は具足餅を、
女は鏡台に供えた餅を正月20日(のち11日)に割って食べたのに始まる。
鏡割り。
②祝事に酒樽のふたを開くこと。
鏡抜き。



ふむふむ。
具足餅なるものがあったのですね、知りませんでした。
鏡餅は、この鏡台に供えたお餅が語源なのかな?
もしそうだったら、なるほどなるほどです。



お供えしてあった鏡餅類をさげて(回収?)
鏡開きということで
お汁粉になりました。(母が作りました)
お汁粉というか善哉?
どっち?
お汁粉と善哉とは、どう違うのかな?


…と、また気になってしまったので
再び広辞苑を…お餅が違うとか?
作り方が違うとか?(予想)



“しるこ”(汁粉)
小豆の餡(あん)を汁として砂糖を加えて煮、
中に餅または白玉などを入れたもの。→善哉(ぜんざい)



→善哉、と書いてあったから
“善哉”の方は調べなくてもいいかもだけど、調べてみます。



“ぜんざい”(善哉)
①善いと感じてほめ、または喜び祝う語。よいかな。
謡、白髭『明神も御声をあげ、―、―、と感じ給へば』
②関西では、つぶし餡(あん)の汁粉。
関東では、『粟餅・道明寺餅・白玉餅などに濃い餡をかけたもの。



縁起が良い感じがします。
映画、“千と千尋の神隠し”の或るシーンが思い浮かびます。
雨の日、おくされさま?という臭〜い神様がやって来て入浴をします。
千尋がおくされさまの体に何かささっているこてに気付きます。
そこで、みんなで力を合わせて
おくされさまの体にささっていたものを取り除きます。
すると、おくされさまは
『よきかな』(善き哉?)
という言葉を云い、空へ去っていきます。
実は、おくされさまは、偉い河の神様でした。


この、とても印象的なシーンが思い浮かびます。
この河の神様が云う『善き哉』という言葉が好きで
年に1,2度は思い出してるかもしれません。


こうして調べてみると
この謡を聴いてみたくなります。
どんな旋律で、どんな声で、どんな世界観なのだろう。
興味が湧きます。


あと、道明寺餅というとどんなお餅なのかなとかも興味がムクムクと。
道明寺の桜餅を思い出すといいのかな?
また、今日も、勉強になりました。m(__)m


暖かい日もあれば寒い日もありますが
インフルエンザは流行してますし
謎の肺炎もありますし
空気も乾燥してますから
体調管理には気を付けて
いろいろもろもろ気を付けて

善い日を!







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