Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

想像の手紙

2015-08-17 | Weblog
8月17日、月曜日。
午前2時58分。
雨。


バケツをひっくり返したようなとは
このことを言うのかな?
それとも、もっと強い雨のことかな?
今は、少し弱まったようです。


雨の音で居眠りから目覚めました。
寝惚けていたのか
人の顔が黄色く見えてしまって、ドキッとして焦りました。(祖母の顔色)
ガラ携帯も踏んづけてしまったし
確実に寝惚け頭です。



…と書いていて時は経ち(眠りこみ…)
たった今は、午前7時58分です。
雨が降っています。
また、どしゃ降りの雨です。
バケツをひっくり返したように降っています。


ちょうど出勤時間に重なる人達が沢山いることだろうな。
この降り方の中の出勤は
さぞや大変だろうな。
気を付けて出勤されますように。


久しぶりの
まとまった雨な気がします。
草花や木々にとっては
カラカラだっただろうから恵みの雨だろうな。
ずっと暑かったから
我ら人間にとっても救いの雨です。(^_^)



緑がいっぱいの大きな公園、
ずっと行ってないけど
行きたいけど行っていない、大好きな公園。
夏はどんな風景になっているのだろな?


行くのはいつも春か秋です。
夏に行ったことはあるにはあるけど


母と2人揃って熱中症になってしまったような
そんなことがあったので(花の博覧会でだったか)
夏の公園は要注意です。
今日は、さすがに暑くなく楽です。


昨日は、そんなつもりはなかったけど
やっぱり久しぶりに見たくなってしまい
祖父から祖母への葉書を
引き出しの中の
『星の王子さま』(『little prince』)
の1ページ目からとりだしてみました。


『…略…
隊務に励んでいますから御安心下さい
…略…』


気遣いながら筆をとった雰囲気のする
数行だけの葉書。
この一文が
一番印象に残りました。


改めて、当たり前なのだけど
『生きていたのだなぁ』
…と、思いました。
受け取った祖母の気持ちは…
僕なんかでは分からないだろうなぁ。


絵葉書なのだけど
絵は、戦地の絵でした。
兵隊さんや戦車が数台、描かれていました。


人がいただいた手紙を読むなんて
野暮なことだけどね
おじいちゃん、おばあちゃん
申し訳ないです。m(_ _)m



それにしても…
英文の『星の王子さま』は
葉書同様に黄ばんでいて、
かなり年月が経っている本です。


多分、姉が手に入れたのではないかと思うけど
確かめたことがないので
本当のところは分からないのです。


時々、単語を、鉛筆で丸で囲ってあり
英語の勉強に手に入れたのだろうとは
推測できるのだけど。


一番上の引き出しには
そんな『星の王子さま』や
ディズニーランドで買った本、『くまのプーさん』(やっぱり英文)
観賞したステージや舞台、展覧会のパンフレット
チケットなどが入っています。
たいせつな引き出しです。



今日は、暑くなくてホッとします。
雨の1日を
潤う町の風景を愛でていたい、そんな日です。
良い日を!














『想像の手紙』

大事なことは目に見えないんだよ

人がそれを見つめて、
大聖堂を思い描いた瞬間
石はただの石ではなくなる

砂漠が美しいのは
どこかに井戸を隠しているからだよ

これらは
サン・デグジュペリの言葉

想像力は、知識より
ずっと重要なのです

これは
アインシュタインの言葉

見えないから手探りで
見えないから想像する
未来は
僕らの純白の想像力から







*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薔薇の花

2015-08-16 | Weblog
8月16日、日曜日。
午前3時02分。
星空。


夏の星座が瞬いています。
冬より、控えめな瞬きです。



…と書いていたけど
いつものように眠りの中へ。
ただいま午前7時47分です。
窓から、
そよそよとやわらかな風が入ってきます。



お盆、
我が家のご先祖様達は
昨晩、姉①が送っていきました。
無事にお空の国に到着したかな?


12日に迎え火を炊いて(松を炊いて)
15日に送り火を炊いて、姉のお見送りでした。
お見送りは
お寺までお盆で供えられたものを納めにいきながらお見送りです。


毎年、母と2人で行くのだけど
今年は、僕は仕事だったし
母は、祖母がいるのでお留守番でした。


日めくりカレンダーを見ると
『月遅れぼん送り火』
『箱根大文字焼き』
『京都大文字送り火』
と書いてあるので
今日16日がお見送りが一般的なのでしょうか?



昨日は、終戦記念日で
『全国戦没者追悼式』が東京で開かれました。


天皇陛下のお言葉に
平和への願いが
優しく響かれていたように感じて
なぜか、ホッとしました。



終戦記念日は
戦争についての番組が沢山、放送されますね。
戦後生まれの人が多くなった日本。
知る機会を持つことは
とっても大切ですよね。


戦争については僕も知らないけど
祖母や母からきいたことがあります。
母は祖母からきいたのだと思います。


昨日、ブログの中に書いた
『腕に蛆虫がわいた』
からのところは、祖母や母から以前きいていた
当時の終戦を目の前にした頃のエピソードから想像したのです。



祖父は、当時の仲間の兵隊さんの証言によると
腕に蛆虫がわいてしまったのだということでした。
どういう経緯でそうなったのかは分からないのだけど…(>_<)


病気を幾つか抱えてしまい(マラリアなど)
怪我もしたのでしょうか?
生きながら蛆虫がわくというのは
むごく、過酷だったと思います。


列車のエピソードは
戦地へ行く前に
列車が通るところに家族に来てほしかったけれど
手紙にはそのことが書けず(検閲があるので)
『○○の誕生日は、○月○日ですね』
…という遠回しな文で
書いた手紙が届いたそうです。


その誕生日に相当する者がいなかったため
『おかしなこと書くね』
なんて家族は言っていたらしいのだけど


偶然にもその日
列車が通る場所近くにいた
ひい祖父が
カーテンをびっちりと隙間なく閉められた
兵隊さんを乗せたらしき列車を見たそうで


多分、戦地へ行く前に
一目でいいから
カーテンの隙間からでも見たかった
会いたかったのではないかなと
母は言っていました。


多分、祖父が一番会いたかったのは
新婚の妻
最愛の祖母だったのではないかと思うけど…
でも、ひい祖父が偶然でもいてくれて、嬉しかっただろうな。^^


戦地からの葉書は
ほんの僅かだけど僕が保管しています。
こんな僕の保管で申し訳ないけど。f^_^;


姉が買ったのか
『星の王子さま』の英文の本があったので
その本の間に挟んで引き出しに入れ
ずっと、保管しています。


星の王子さまにとっての薔薇のように
祖父にとっての薔薇は
きっと、祖母だろうから
ちょうど良いかなと思って。


戦争は、いろんな愛を萎れさせてしまいます。
世界中の薔薇の花が
星の王子さまが哀しまないように。
平和が良いな!













『薔薇の花』

この国に聞こえてくるのは
不穏な風の音
軋む車輪の灰色

あの日
戦地で散った花びらは
萎れないでと祈った人の元へ
帰っただろうか

カーテンの隙間の心は
薔薇の花

星の王子さまは
薔薇に水をあげる
2人の薔薇は葉書の間で
今はもう一緒にいる







*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東雲

2015-08-15 | Weblog
8月15日、土曜日。
午前6時41分。
晴れ。


いつもは、早朝から
蝉の大合唱が聴こえてくるけど
今日は聴こえてこないのは…何でかな?
不思議です。



今日は、終戦記念日です。
七十回目です。
目を閉じ、手を合わせる日です。


ずっと最近、この
『七十』『70』
という数字は、日本の中で
日本人の中で静かに何かをじっと見つめたまま
息をしています。
脈を打ちながら、息をしている。


過去のことではなく
現在も
息をしている、
そんな気がしました。


何も考えず
ふっと
額から円錐状に登ったあたりにある
意識の意識で
そう感じることがあります。(変な人です)


70年経ったから過去のこと、と思っているのは
特に
戦争を身を持って経験してきた人々にとっては
ほとんど居ないのではないかな。


ここのところずっと
日本の中に息づいている
『70』
を見てきて感じてきて思ったのは…


年月は関係ないということです。
69年も71年も、
何がどう違うのかな?


頭がわるいからか、僕にはよく分かりません。
ただの数字としか思えないのです。
頭わるいからか?(>_<)



決めているのです。
会ったことはないけれど
祖父の兄弟
祖母の兄弟
祖父のこと
ぜったいに忘れないからね、と。


生きていたのでしょう?
普通に笑って
泣いて
怒ったり喜んだり


人を好きになったり、ワクワクしたり
げんなりしたり、不機嫌になったり
人生って素晴らしいと思ったり
カレーライスって美味しいなと思ったり
していた人々を忘れないからね、ってさ。


東の空が輝いて
明るい雲がゆっくり流れて
日々は、いつも悲喜こもごもだけれど
平和な世の中に生かさせてもらっていているけど


誰にも知られずに
恐怖や孤独、悔しい思い、やるせなさ、理不尽
いろんな思いを抱えて亡くなっていったのかも知れない
そんな彼らを
ぜったいに忘れない、忘れたくない
忘れることはできない。


記憶して
少しでも彼らが生きていたことを
東の空に解き放ちたい。
放てたらなぁ。


…と思うのに
思っているのに
僕は、だから、何をするのか
すれば良いのか
いまいち分かっていない。(ノ_<)


彼らは
国の為、家族の為
もしかしたら
好きな人がいたなら
その人の為にと
戦って守ろうとしていたのかな?


腕に
蛆虫がわいた
もういやだ

戦地に移動する列車
カーテンが閉められ、車窓の風景は閉ざされた
カーテンの隙間から
一目
会いたかった

何通も送った葉書
本当のことが書けなかったよ

もう一度
あの美味しい料理
食べたかった

伝えたいことが
たくさんあった



僕の勝手な想像だけど
言いたいこと
沢山、あったのだろうな。
だって
生きていたのだもの。


祖父母の兄弟だけでなく
祖父だけでなく
そんな若者達が日本中にいたのが
70年前。
つい、この間のことと思えます。


忘れない、忘れたくないな。
彼らが生きていたことや
僕らが知らない、彼らの思いを
忘れないでいたい。


輝く空と雲に乗って
今は
平和の国で
すごく美味しいカレーライスを
食べていてほしいです。


平和を
300万人の生まれ変わりである
憲法第九条を
たいせつに
ずっと生かしていてほしいです。


生まれ変わりを再び死なせることを
しないでほしいと
心から願うのです。
輝く空が真から輝くように。













『東雲』

東の空は輝いて
明るい雲が
ゆっくり流れて

誰も知ることのない
歴史の中に埋もれていった
数々の命

撃ち込まれた哀しみ
弾痕から溢れる涙

命の数だけ
思いがあったなら
忘れない

彼らの生まれ変わりがいるなら
身を持って僕らにくれた
平和と
第九条

輝く空に浮かぶ
明るい雲が
ゆっくりと迎えにいく

彼らの涙と
思いの元へと







*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

露光

2015-08-14 | Weblog
8月14日、金曜日。
午前1時27分。
晴れかな?曇りかな?雲が沢山ある夜空です。


星がひとつも見えないということは、
ペルセウス座流星群(“座”が入るらしいです)は今夜も観られない…(>_<)
ということで残念です。でも、また来年観られるだろうからドンマイですね。^^



と、書いたところで
どうしても起きてはいられないようで夢の中へ…。
たった今は
午前7時07分です。


0時~1時は曇っていたのに
今は気持ち良く晴れています。
朝から蝉は元気に大合唱です。


最近、祖父母の部屋で朝を迎えることが多くなって
なるべく、出来るだけ
そばにいたり
様子を伺ったりしていないと心配です。


祖母をはじめ
母、姉、甥っ子、姪っ子
友人、親戚、知り合った人々
世の中のこと、人々、
星になった人々、生き物達
いろんな人々を常に心配しているような気がします。
根っからの心配性なのでしょうかね、僕って。(--;)



人のこと心配するより自分のこと心配したらどうだ
…なんて自分で思ったりもするけど
心配だから心配してしまうのは
子供の頃からの変わらぬ自分です。


でも、『心配』という言葉からは
何となく暗い雰囲気が漂っているというか
発せられているように思えたりもするけど
そんな暗い気持ちで『心配』している気は毛頭なく…


『心配』のすぐ隣には
少しでも良くなってね
とか
いつまでも元気でいてね
とか
ステキな大人になってね
とか
幸せでいてね
とか


常に在る、いつも願っている
そんな平和な『心配』だと
自分では思っているのだけど


だから
願いのような心配だから
神様は、守っていてくれたら良いな。
みんなを良い方に
より良い方へと
導いて、守っていてくれたら良いな。m(_ _)m


だから
おばあちゃん、がんばってね!
なのです。
お母さんも、姉達も。
姪っ子も、甥っ子も
義兄達も。


なんて
朝の光の隣でブログを書きながら
願うのです。


いつも願ってばかりだな…と、時々、思います。
それしか能がないのでせうか?です。(>_<)



某駅付近に昔、お寺があって
碑があると思うのだけど
ひいひいお祖母さんの実家がそのお寺さんだそうです。
今は引っ越して
お寺の跡や息吹きが残っているだけです。


ということは
ご先祖様は、お坊さんの代も少なからず何代かはあったということで…
そのDNAを受け継いでいるのでしょうか。
願ったり、祈ったり、そんなのばかりで


時々、いいのだろうか
こんな僕で?(ノ_<)


…と、ふっと思うことが
なきにしもあらずです。
座禅とか瞑想とか、やってみようかな?…です。


DNAを受け継いでいるなら
きっと、初めてとは思えないくらい上手に出来てしまうのかな?
お経とか
唄をうたうみたいに
すらすら言えてしまったりしてね?(>_<)


お茶農家、鍛冶屋さん
いろんなご先祖様がいらっしゃるようだから
DNAは色々混ぜ混ぜだろうけど。


星に、空に、光に
願ってばかりの僕です。
いつも
みんな、がんばって!
…です。p(^-^)q














『露光』

一日、一日と日は進み
僕らは
同じ時の舟に乗り
櫂は神の思う儘に

川は流れる
注がれる海は
いつも
風を生み
波を生み
僕らを生かす

太陽は海を空へ還す
また僕らの肩に
降らせる

一滴、一滴と命の露を
僕らの光に
願いをこめて







*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さな炎

2015-08-13 | Weblog
8月13日、木曜日。
午前1時33分。
晴れにも曇りにも見える夜空です…暗くて分かりません。


ペルセウス流星群だったかな?
ピークを迎えるのが
今夜と次の夜だったかな?


流れ星、そういえば
年末だったか年始だったかに見たような気はするのだけどな。
久しぶりに見たいな、流れ星。


お盆です。
お墓参り、家族を代表して行ってきました。
ススキとミソハギを墓前に飾り
お線香をあげて
松を炊いて、手を合わせて来ました。


お仏壇の方も
母がいろいろとお盆用に設えてくれました。


地方によって飾り方や
グッズが違うのだろうけど
いつもと同じお盆の風景です。


お仏壇も墓前と同じで
ススキとミソハギを飾り
仏様達が乗って帰ってきたり、また戻っていく時に乗るという
ナスでできた馬だか牛だかが飾られ


カワラケって言ったかな?
小さなお皿と
里芋の葉がお仏壇前に登場しました。
毎年、変わらぬ風景です。


ススキとミソハギは
我が家のモサモサモサの庭に生えている
自家製です。


宵の口には
お盆の間、毎日、玄関先で松を炊きます。
これは何のために焚くのか、いつもなぜだろう?


昔から変わらずに
当たり前のように何の疑問も持たずにやっていることなど
季節の折々にあるけれど
知っておくことは大切なのだろうね。


意味を知ったり
合点がいったり
込められた願いや祈りがあることを知ったり
大事なのだろうな…と思いました。


お盆の
宵の口に松を焚くの、好きなのです。
焚き火気分とか
キャンプファイア気分なのでしょうか?


キャンプファイア…小学校の時、やった記憶があります。
マイムマイムとか、何とかダンスとか
踊った記憶があります。



時は経ち…たった今は
10時17分です。
ラジオからジャズナンバーが聴こえてきます。
やっぱり良いな、ジャズは…。^^


音楽は、どのジャンルも良い。
ピアノを弾いたり
CDを聴いたり
暑い夏にも、お世話になっています。m(_ _)m


この間、所さんの番組で
来日した外人さんの探し物を手伝ってあげる
というもの(企画)を観させて頂いていたら
80年代の日本の音楽が大好きな外人さんがいました。


その外人さんが
『十五の夜』だったかな?
尾崎豊さんのCDを視聴しながら
涙をポロリ、ハラリと流し始めたのです。


そんなシーンを観たら
僕の方が感動してしまって
テレビの前で
『やっぱり、音楽って良いな!』
…でした。



音楽に限らず
いろんな分野のものでも
それぞれの人にとって
それぞれの心の琴線に触れるものがあって
チカラや癒しになるのだろうな。^^


その外人さん
『一生、聴いていきます』
って言っていました。
大好きなものと出会えて
ああいうのを『幸せ』というのだろうな。


出会いは人だけでなく
いろんな分野の出会いが
その人にとって
人生を豊かにしたり、支えてくれたり、励みになったり…


ありがたいですね。
感謝ですね。
出会えて、幸せですね。



お盆です。
天国にいってしまった人にも
感謝する数日です。
この数日は、感謝をする数日ですね。^^


今日は、雨です。
涼しい日になって助かりました。



お盆は、渋滞ばかりです。
しかも、今日は雨です。安全運転には本当に…
要注意です!














『小さな炎』

命を大事にすることは
全てに感謝すること

あの世も
この世も
命は
魂は

心臓のすぐ隣
薬指の小指側
瞳と瞳の斜め上

宵の口の炎のように
星のように
瞬き、揺らめく
強く深く

命を大事にして下さい
僕らは光
それが出会い







*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする