ただ、思った以上にカメラの電池が消耗してしまっていたので、充電を待ちながら部屋でうだうだ。
別段、充電したまま一旦観光に出て、あとで戻ってきてもいいのだが、あとのことを考えると、歩き疲れも嫌だしな。
今日は開始が19時30分になっていて、いつもより前倒しなので、それを考えると15時半でもよかったのだが、キリのいいところで16時とPeterに伝えてしまってたので、5分前にホテルを出て向かう。
ホントに今回は会場が目と鼻の先(笑)
ただ、コロナの検査場になっていたので、ホントにここでいいのか?と思ったが、他に入り口はない。
16時になるのを待ってPeterに電話するも、出ず…orz
まぁ、そんなもんだ。
でも、今日は前もって言ってあるだけに、その辺は安心。
もう一度かけ直すと、今度はちゃんと出て、そのまま入り口から入ってきて、と。
検査の受付のお姉さんに、検査?と聞かれて、いや、Sportfreundeの友達なんだけど、といったら、そっち入ってったところと言われ、入っていったところの検査員のお姉さんにも、そこのドア、と教えられ…f(^_^;
入ってったら、まさにサウンドチェック中~♪
ははは、ドンピシャだf(^_^;
邪魔にならないように、操作卓のすぐ前で写真を撮りながら眺めていて気がついた。
カメラのホルダー、忘れてる…orz
むむむ~、困った。
それにしても、今日は会場設営とサウンドチェックが同時進行なのか?
照明機材の調整で、脚立がこっちに近寄ってきたので、反対側によけてみたり。
しかも、会場内に、到着すぐの軽食が置いてある?!
これって、バックステージがめちゃくちゃ狭いんじゃないか?
たぶん夕飯のケータリング、ないよ(笑)
そんなこんなで場内をうろうろしていたら、ようやく気がついたかのように(笑)、3人でこっちに向かって「Hallo、Aiko!!」と呼びかけてきた。
おぉ~、歓迎されている。
そして、動画を撮り始めたところで始まったのが、なんと「Frühling」Σ( ̄□ ̄;
今回、絶対にやらないと思ってたのに…。
もしかしてProbeがきっかけになって、セットリストに入ったとか?f(^_^;
もしそうだとしたら、マジでありがたいなぁ。
ただ、まだ完璧とは言えなかったが…(笑)
入ってきてすぐの壁際に物販のブースができていたが、ネットで買ったTシャツ類とはまた別のデザインになっていた。
Rüdeが動画でやたらと着ているトレーナーを含め、デザインそんなに悪くないんだけど、どうしても欲しいって感じではないかな~。
そして、こないだステッカーをくれたおじさんは、物販の担当らしい。
こっちに気づいてニコニコしている。
その隣の「STAFF ONLY」と書かれたドアからMarcが現れた。
グーで挨拶。
「いつ来たの?」
「アウクスブルクに来たのはさっきだけど、ドイツに来たのは一昨日。」
「どこ?ミュンヘン?」
「そう、一昨日ミュンヘンに着いて、明日日本に帰る。」
「ホントに?!」
頭おかしいよ、と頭を指さしている(笑)
「今日はChristophが来るよ。Christoph、憶えてる?あの背がちっちゃくて、髪が短くて…」
???
「分かった!!あのChristophだ!!今日はEvaとKristinも来るよ!!」
と、ここでMarcに電話が掛かってきてしまった。
相変わらず、電話しながら、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり忙しい。
Nikoの姿も見えたので、手を振ったら、珍しくにこやかに手を振り替えしてくれて、グーで挨拶。
いつも怖い顔してるのに(笑)
途中でステージから下りてきたPeterとハグ!
喜んでくれてるのが伝わってきて、めちゃくちゃ嬉しい。
「I'M ALRIGHT」もまるっと動画が撮れて喜んでいたのもつかの間、客席側で、ゲストの機材セッティングが始まった(ノ゚O゚;)ノ
客席の後ろの方に座ってる人たち、誰だろう?とおもってたらゲストのバンドだったf(^_^;
それにしても、どんだけ場所ないの?!
30分あまりでサウンドチェックが終わって、RüdeやFloともハグ!!
いつ来たんだ?という質問からの、明日帰るという話を全員にしている気がするなぁ…f(^_^;
ここから何かの取材らしく、さっきから会場内で写真や動画を撮っていたカメラマン2人と一緒に、バックステージへ。
さらには連れだって外へ。
Rüdeが、すぐ戻ってくるよ、というんで、そのまま待つ。
ゲストのサウンドチェックが始まったので、特に何をするでもなく座ってみていたら、Marcが戻ってきた。
なので、今日のパスが欲しいんだけど、と言ったら、「え?でももうここにいるから必要ないよ。それとも外に出る?」
あ~、どうしようか?
でももらっておいた方がいい。
「分かった、Nikoに頼んどくよ。」
相変わらず、Nikoが一番偉いみたいだ(笑)
ついでに、バッグと上着をどこに置いたらいいのか?と聞いたら、最初、物販ブースの机の下だったのだがf(^_^;、「あ、やっぱりここはダメ」と、楽屋のドアの裏側へ。
ちょうどコート掛けもあるし、バッチリ。
誰もいないのをいいことに、今日のタイムテーブルを見てみると、やはり全体に前倒しで、夕飯は17時半からの上に、外で買う?まぁ、間違いなくケータリングはない。
ゲストの開始は19時半だが、本チャンは20時20分から。
22時終了、片付けのあと、23時半には出発になっている。
今日は全体に早いな~。
それにしても今日は、無料のWifiないのか?
楽屋にも書いてない。
仕方ないんで、自分で有料のネット接続を購入…。
Marcが今日のパスを持ってきてくれたので、腕に巻く。
これ幸い、まだしばらく時間があるから、カメラだけ持ってホテルに戻り、ホルダーを装着して戻る。
これで準備万全。
しばらくして3人が戻ってきて、まだまだ取材の続き。
そろそろ17時半だぞ、と思っていたところへ、PeterとRüdeが夕飯一緒に行く?というので喜んでついて行く。
会場の外へ出たところで、既にEvaが友達と2人で並んでいた(笑)
食事は道路を渡ってすぐの、自然食っぽいところ。
既にスタッフや今回のサポートで入ってる子。
つーか、Probeのときにも思ったけど、見たことある。前にも会ってる。
向こうも知ってる感じで挨拶してくるし。
FERTIG, LOS!にいたのかな?
Nikoが今日のセットリストを配っているのを、物欲しそうに見ていたのだが、貰えなかった…f(^_^;
料理の注文を済ませたあと、PeterとRüdeに挟み撃ちに遭って、質問攻め(笑)
まぁ、こないだのProbeのときも、話はそれなりにしたとは言え、ゆっくり座ってはできなかったし、何よりも「日本はどう?」ってところが前回と違うところだし。
「もう、今、想像を遙かに超えて忙しすぎて、全く休みがない上に、日本馴染めない…法的な決まりもないのに、全員外でもマスクしてるって、信じがたいよ…orz」
「それは相互監視みたいな?」
「そうそう。日本はホントに嫌」
「でもこっちはこっちで、公共交通機関ではまだマスクが義務なのに、今日のライブはマスク無しでいいんだよ?おかしくない?」
…確かにf(^_^;
「日本よりドイツの方がいい?」
「断然ドイツの方がいい!!」
「またドイツに住めないの?」
「え~、この前みたいなのは当分無理だなぁ。こっちで仕事を見つけられれば別だけど。」
つーか、1年もドイツにいる間は、ろくに連絡も取れなくなったりしていたくせに、何を言ってるんだ!!(`ヘ´) プンプン。
や、本気で、今、住んでたらいいのに、って思ってくれてることは分かるので、その気持ちは嬉しいんだが…f(^_^;
ただ、もしこの春から1年の在外研究だったとしたら、多分1秒も勉強しないf(^_^;
ツアーの追っかけも、際限がなさ過ぎるだろう。
とはいえ、こうやってわざわざ日本から来るのは、やっぱり大変。
今のこの情勢下なので、時間も余計に掛かるし。
今、ドイツ行きの直行便がないので、イスタンブール経由で来た話をしつつ、ポロッと、3000ユーロ以上掛かったと話したら、
「金持ちなの?!」
「違う、違う!!だって5年ぶりなんだよ?」
しかも、同じGWとはいえ、5年前に比べたら10万円ほど安い(笑)
それにしても、やっぱりドイツ語まだまだ不自由なんだなぁ…orz
「話すのは難しい?」
と訊かれてしまったf(^_^;
いやもう、ホント、読むのはそんなに苦労しなくなってきたし(と言っても英語の方が楽)、書くのは見直しができるからいいのだが、話すのは上達する機会が少なすぎる。
この春からも、あまりにも時間がなさ過ぎる中、マンツーマンでSprechen中心でレッスンしてくれるところになんとか通ってはいるのだが、全然足りない…(ノД`)
今は、やる気があっても、時間がないよ。
…と待っている間に、他の人が注文した分は続々と出てきて、みんなどんどん食べてるのに、なぜか私の分だけが全く出てこない!Σ( ̄□ ̄;
そして、途中で注文を確認しに来たにもかかわらず、みんなが食べ終わった頃に、注文とは違うものが出てきた…orz
もういいっす、これで。
まだ食べ終わってなかったPeterと2人だけで取り残されるf(^_^;
もう、食べるのに必死。
待っててくれるPeterがありがたい。こういうとこ、ホントに優しいんだよな。
なんとか一通り食べ終わったところで、「外でたばこ吸うんだけど、一緒に行く?」と訊かれたので、グラスだけ持って外へ。
通りの向こう、ライブハウスの前に入場の列ができていて、列がどんどん長くなっていく。
明日日本に帰るという話をしつつ、実はそのまま福岡へ行って、日曜日は日本のアーティストのライブを見るんだ、と言ったら、
「Spotifyで聴ける?」
「もちろん!」
と言うことで、元春を検索掛けて表示してあげた。
「明日、新曲出るってことになってるけど、CDで出るの?それとも配信だけ?」
「配信だけだと思う。期間限定で」
「良かった~。もしCDで出るんだと、明日探しに行かなきゃならないから(笑)」
「これ知ってる?」
Allmšik?
「ビデオ作ってもらおうと思ってた、別プロジェクト」
おぉ~、これが!!
メールでURLを送っておいてもらった。
「日本人がふだん聴いてるのは日本の音楽?」
「だいたい日本のだな~。あとはアメリカとかイギリス」
「中国とかは?」
「中国はないな~(笑)あ、でも、韓国のグループは人気ある」
「BTSとか?」
「そうそう、私は興味ないけど、若い子とかには人気みたい」
「日本でライブできたらなぁ」
「私も見たい!」
「何かツテはないの?」
「う~ん…ないなぁ…。」
JASRACの人だったら知ってるんだけどなぁ…f(^_^;
「日本、暑い?」
「夏はものすごく暑いし、それ以上に湿度が高いよ~。息ができないよ~(笑)」
やっぱ、この夕食の時間が、一番ゆっくり話せるんだよな~。
会場の入り口から入るわけに行かないので、Nikoに搬入口を開けてくれるように電話していたところで、列の中に知り合いを発見したらしい。
なんか楽しそうに喋っているのだが、だからといって、他の人がワラワラよってくるということもないのが不思議。
それにしても、急に冷えてきたので、2人で震えながらNikoがやってくるのを待つ(笑)
搬入口とそこに直結しているエリアが、想像以上に大きくてビックリ。
でも、完全にスタッフの作業スペース。
楽屋に荷物を置いたところで、会場の様子を見に行ってみる。
もう既にかなり客が入っているので、一応、袖の辺りに場所があるかを確認しに行くが、やはりほとんどスペースがない。
ドア1枚隔てて楽屋なので、こんなところにずっと立ってるわけに行かないだろう。
でも、会場内が暗くなっているので、Kristin達がどの辺にいるのかも分からない。
と思いながら、袖の階段を上がったところから会場の方を見ていると、向こうの方で手を振っている!!
人垣をすり抜けていくと、真ん中よりも左寄りのところで、女子グループが陣取っていた(笑)
もう、今日はここで見ること決定!!
ゲストの演奏が始まりそうなんで、一旦、楽屋に退散して、勝手にビールを飲む(笑)
やりたい放題だな。
そこへ、Floが、さっき外で会った3人組を連れてやってきた。
わざわざ日本から見に来るんだよ~、と紹介してくれる。
めっちゃ陽気で、気のいい人達だったのと、お互いビール片手なんで、なんか話が弾む。
Rüdeが戻ってきて、着替え始めた。
黒いTシャツを着るとパツパツ(笑)
「ちっさ!」
すかさずFloが「お前が太ったんだよ」と突っ込む。
確かに、着実に増量していってる気がする…。
他のを取り出すも、「くさっ!」(笑)
次々にバッグからTシャツをとりだしては、ニオイを嗅いで顔をしかめている…f(^_^;
まぁ、それだけず~っと仕事つづき、ってことなんだろうが。
こっちの想像を遙かに超えて忙しい、ということがここしばらくでよくわかったけれど、臭いのはやめて(笑)
そうこうするうちに、ゲストの出番が終わってしまった。
そろそろ会場に移動。
EvaとKristinの間に入れてもらうと、今にも始まるか?みたいな感じだったので、開始は20時20分だよ~、まだだよ~、と伝える(笑)
そして、ライブ開始!!
つーか、ステージ低い上に、柵も何もないんで激近(笑)
思いっきり歌って、飛び跳ねて、最高すぎる!!
これだよ、これがやりたかったんだよ!!
一番最初にどハマりしたときの、みんなと一緒に歌って騒ぎたいんだ~!!が、ちゃんと実現してる(笑)
未だ、全部聞き取ることはできないまでも、MCもそこそこ聞き取れるようになっていて、我ながら進歩した!
でも、もっと進歩したい!!
22時終了なので、本編自体も通常よりはかなり短いのだけれど、そんなことを全く感じないくらい、めちゃくちゃ大満足♪
堪能しまくったぞ!!
終わってからはそのまま、ファンクラブのメンバーでずっと立ち話。
さすがにこれは、周りがうるさいこともあって、ほとんど聞き取れないんだが…f(^_^;
そうこうしていると、店から追い出しが掛かった。
いやいや、一緒に追い出されてはかなわない。
出口に追い立てられていくみんなとは逆に、楽屋に向かって突進!
やっぱ、パス必要じゃん!!
機材の運び出しも、全部同じ細い通路を使うので、裏は裏でまたごった返している。
楽屋でビールでも飲むしかない(笑)
楽屋の中も人で溢れている。
機材の運び出しが完了して、店のディスコ営業の準備が始まったタイミングで、Peterに会場の方に行こう、と誘われた。
行ってみると、一旦退場させられていたファンクラブのメンバーたちが呼び戻されていた。
なんというか、自分も含めてだが、依怙贔屓バンザイ!(笑)
みんなと延々喋っているPeterの横顔を見ていると、ホントにきれいな顔してんな~、とつくづく思う。
Christophが、WhatsAppのグループ入る?というので、入れてもらうことにした。
情報源は多ければ多いほど良い。
大体において、かなり昔にWhatsAppをインストールしてはいるものの、未だ使ったことがない(笑)
23時を過ぎて、そろそろ引き上げる頃合いなので、Rüdeが挨拶しに来てくれた。
「メール書いたら、読んでくれる?」
「う~ん、毎日たくさん来るんで、全然読まないな~。」
やっぱり…f(^_^;
その辺見越して、今回はPeterだけにメールしておいたのだ。
まぁ、その方が何かと確実なんだけど(笑)
「じゃあ、この次来るときは、SMSで連絡するね」
ファンクラブのメンバーも帰っていき、本当にもうお開き状態。
Peterともがっちりハグしながら、また次来るとき連絡してね、と。
まだ日程は決めていないけれど、8月は確実に来るとして、でも9月がアルバムを出してのツアーになるから、できる限り9月にも来て欲しいらしい。
つーか、私が来たところで、連中は1銭も儲からないんだけど(笑)
でも、心の底から来て欲しいと思って貰えているのが分かるので、本当にありがたい。
なんというか、3月のProbe以来、がっちりと気持ちが繋がっているのを実感している。
楽屋に荷物を取りに行き、そこら辺にいる人にも軽く挨拶。
また来るよ~!
外に出たところで、Peterがタバコ片手に知り合いと話をしていたので、改めて手を振る。
あ~、本当に充実した一日だったな~。
もっとドイツ語勉強しなければ。
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