せっかく近くに住んでるんだから、シネマ・ロサで見たいよね。
公開された頃から、ずっと看板見ながら通ってたし。
と思っていたら、なかなか都合が合わず、ようやっと見に行くことがで来た次第。
それこそ、ここまで話題にならなければ、多分見に来ることもなかっただろう。
怪しげな外観と違って、内装は普通の映画館だった。
というのは置いといて。
低予算ながら、丁寧に作られているのは伝わってくる。
ま、幕末からタイムスリップしてきて、横書きの日本語なんて読めるのか?しかもアラビア数字がわかるのか?とか、ツッコミどころは結構あるのだが(笑)
ある意味、娯楽作品に徹底しているのが良い。
大手の映画にありがちな、下手にお涙頂戴に持ち込まれるのはもう飽きた。
90年代前半頃の、ミニシアター系邦画にこんな感じあったよね。
作りたいものを、作りたいように作る、みたいな。
もちろんあれはあれで、玉石混淆だったわけだが。
金が掛かっていなくても、有名な人が出ていなくても、大手のスポンサーがついていなくても、面白い映画は作れるというのを改めて見せつけた映画だったな。