2016年夏って、7年弱か。
前回はDoku-Zentrum。今回はTiergarten。
どっちも南側の郊外。
でもトラムが出るのは駅の北側(笑)
つーか、ホント、観光だけだったらむしろ旧市街は公共交通機関がほとんどなくて、全部歩きになってしまうので、今日も1日券とか買っても無駄。
で、Tiergartenの駅に着いたのが16時10分頃。
駅の目の前が動物園なのだが、Löwensaalの案内はどこにもないΣ( ̄□ ̄;)
仕方ないのでGoogleマップで調べてみると、左の方へぐるっと回り込んでいった先らしい。
ほとんど森の中(笑)
でも、建物のそばにバスが駐まってるんで、ここで間違いない。
Peterに電話をかけてみるも、全く出ない。
Rüdeにも掛けてみたが、やっぱり出ない。
もう一度掛け直しても出ない…orz
そばにいたおそらくセキュリティの人が、どうした?という感じで訊いてくるんで、Sportfreundeの友達で、今Peterに電話してるんだけど、といったら、誰か連れてくるからちょっと待ってて、という。
電話を掛けながら待っていると、中からMarcが出てきた。
「Hallo, Grüß dich!!」
何か飲む?水?コーラ?ガス入り?ガスなし?と訊かれて、炭酸入りの水を持ってきて貰う。
そして、入り口の階段に座り込んで、いつからドイツに来たのか?とか、今、日本の陽気は?とか、いくらくらい掛かった?とか色々と聞かれる。
ざっくり3000Euroだけど、円も安くなってるし…(T_T)
が、本題は「今回はバックステージには誰も入れない」ということだった。
今日だけじゃなく、明日も明後日も。
や、明日や明後日は会場から徒歩圏内にホテルをとってるからいいけど、今日はここからまた20分掛けて帰って、20分掛けて戻ってくる?!
さすがにそれは…f(^_^;
どこでどうやって待ってたらいいんだろう?と訊くと、近くにいたスタッフの人が、ここから2駅先のところにカフェがある、と。
う~ん。
だったらここで待たせて貰おう。
Marcがゲストリストに名前を載せてくれている(明後日までちゃんと載せてくれてるかは心配(ーー;))
その上で、Peterを呼んできてくれることになった。
いや~、しかし。
先に言ってくれf(^_^;
不意に誰かが横に座ったと思ったら、Peterだった(笑)
「Hallo Aiko, wie geht's?」
や、いつも通り元気だ(笑)
「いつドイツに来たの?」
「先週の金曜日。で、まずフランクフルトにいて、その後ホルンベルク城に泊まって、昨日までバンベルクにいて、昨日の夕方ニュルンベルクに来た。」
「Urlaub?どれくらいドイツにいるの?」
「え~と、日曜日まで。ケルンのライブ見て、翌日出発して、月曜日の夕方日本に着く。全部で11日間だよ。4月の終わりから5月の初めは、日本は連休で、普通の人は長くて9連休だけど、私は金曜と月曜に講義ないから11連休(笑)」
「今回は、ここと…」
「オッフェンバッハとケルン」
「今回はバックステージには入れないんだ」
「明日も明後日も?(さっき聞いたけど)」
「うん、色々とやらなきゃいけないことや考えなくちゃいけないことが沢山あるし、静かに過ごす必要があるんだ。わかってくれる?」
そりゃあ、もう。
何しに来たって、ライブを見に来てるんだから、良いライブになることが先決だ。
一緒にいられたら確かに最高だけど、邪魔をしたいわけじゃないし、普段もなるべく邪魔にならないように気をつけてたし。
「明日や明後日は会場の近くにホテルをとってるからいいけど、今日は遠いから、先に知ってたらもっと遅くに来たのに。」
「だって、何時に来るかわからなかったし(笑)」
そりゃそうかf(^_^;
「今日は誰か来る?Kristin?Eva?」
「あ~、多分KristinもEvaも今日は来ない…。でも、えっと名前なんだっけ、あの黒い髪の子…昨年イエナと、ミュンヘンにも来てた…彼女は来るらしいんだけど…」
さすがにそれだけではPeterにもわからない…f(^_^;
こちとら、ほんの数日前にインスタにメッセージが来て、プロフィール写真に見覚えがあったから、彼女だろうと思ってるだけなのだが…。
でも、一人ではなさそうということで、多少は安心してくれたかも。
こっちだって、さすがに一人では心許ない。
「この次は?」
「次?!…次は、多分の7月の末。早ければ7月27日のケムニッツ。
で、フライブルクまで3本見て、8月12日のアウクスブルクも野外フェスじゃないんだよね?」
「うん」
「だからアウクスブルクも見ようと思ってる。
野外フェスは自分で行くのは難しいからなぁ。18,19日も自分で行くのはムリ。」
Peterはスマホで日程表を確認している。
昨日から今朝に掛けて、一通りの場所を確認したのだが、野外フェスのほとんどは行くのだけで大変。
酷いところでは、キャンプするのが前提で、帰りのシャトルバスが翌朝だったり…Σ( ̄□ ̄;)
「ずっと休みなの?」
「7月の最後の週から8月いっぱいは授業ないから」
「でも8月4日のルステナウは、行くの大変そうだけど、誕生日だから行きたいんだよね。」
「あ、そうか!」とにっこり笑う。
正確な日付までは覚えてないだろうが、この時期に誕生日だったのは覚えてくれてたっぽい。
「アウクスブルク行きたいけど、アウクスブルクに行っちゃうと、少なくとも16日まではドイツかヨーロッパのどこかにいないとならないんだよ。
14日から16日までオンラインで講義をしなくちゃならなくて、でも13日出発だと日本に着くのが14日の夕方だから、間に合わない(笑)」
こんな、どれに行くか選択の余地があるなんて、今までにないことなんで、とてもありがたいのだが、お金がいくらあっても足りない…f(^_^;
「ライブに来るために、いっつも節約だよ」←ホントか?
さて。
開場時間は19時だったような気がするんだけど、それでも2時間半近くある。
ちょうど日向と日陰の境目くらいなんで、快適ではある。
それに、たんまりと電子書籍を入れてあるんで、暇つぶしには困らない。
途中、自転車でどこかに出かけたPeterが戻ってきたときに握手してきたのと(こういうのはマメ)、スタッフの方のFloと挨拶をした以外は、知った顔はほとんど出てこない。
奥の方で音がしているけれど、あれはゲストの方のサウンドチェックだな。
と、セキュリティスタッフが、机やらなんやらをドカドカと運んできて、テントを立てて入場口の設営を始めた。
テントの下に机を並べて、その向こうに柵を立てて、脇にも柵を立てて、柵に赤と白のテープを渡して…。
それが終わってしばらくして、最初の客がやってきて、テープの向こうで地面に直接腰を下ろした。
えっと、向こうは外だけど、ここも中ではないんだよな。
言うなれば、彼岸と此岸の間、三途の川か?f(^_^;
なんならテープをくぐって、向こうの一番前になってしまうこともできるが、11月のミュンヘンのときみたいに、まずチケットが必要とかだと困る。
今のところ、何も渡されていないから、おそらく大丈夫だろうけれど、こっち側にとどまるのが得策だ。
その後、徐々に客が増えてきたけれど、彼女の姿はない。
来るはずなんだけどなぁ。
何とも居心地の悪い状況ながら、こっちにいても誰も文句を言わないんだから、これで正解のはず。
そして、18時過ぎに彼女の姿が見える。
向こうもこっちに気付いたようで、並べられた机のところまで来てくれた。
列の後ろに並ぶというので、最前列をとっておくね、と約束(笑)
そのしばらく後に、何者なんだか、カップルが前の方にずんずんやってきて、赤白テープをくぐって入ろうとして、セキュリティに止められる。
マジ、なんなんだあの人。
家族でもないのに入っていこうとしたら、ざけんじゃねぇ!と私が体を張って止める(笑)
18時半頃になって、にわかにテントにセキュリティの人が集まってきた。
さすがに心配になったのと、実際に開場時間を確認したいのとで、聞いてみるとやはり19時。
ゲストリストに名前があるんで、と言ったら、それは承知のことらしく、そこにいていいよ、と。
一安心。
だが、日が陰ってきていて、寒い…。
そして、開場まであと3分というところで、なんと先に入れてくれた。
ゲストリストにも名前はバッチリ。
今日は特にテープを巻いたりはなさそう。
堂々と会場に入っていって、最前列ど真ん中を確保!!
自分でやるのは初めてでも、Kristinたちの場所取りを手伝ってあげたりしてたから、要領はわかっている。
要領がわかっているからこそ、一人では大変なのも熟知している。
しばらくして彼女もやってきたので、まずトイレに行きたいから、それからビールでいい?と訊いて、その場を預ける。
一人ではこれができないから…。
ビールを買ってきて、二人で乾杯し、色々としゃべる。
今日は他に、ChristophとDaniが来るんだけど、というんで探すが見当たらない。
まぁ、Christophは大体いつも、後から登場するんだけど。
で、Daniはいつもの知ってるDanielaではなく、他の子だった。
相変わらず、思うようにドイツ語が話せてはいないけれど、そこそこ意思疎通ができるようになっているので、進歩したなぁと思う。
20時からゲストの演奏。
自分的には可もなく不可もなく。
そして。
いよいよ本番!
出てきたところで、Rüdeが気付いてくれて、ステージの上と下とでがっちり握手!!
よっしゃ!!
これまでとセットリストが全然違う!!Σ( ̄□ ̄;)
Ich schiss' auf schlechte Zeitenからの、2曲目でFrühling!!
あぁ、今年はまだ、春が来たばかりなんだな(笑)
(Tu nur das) was dein Herz dir sagtとか、何年ぶりに生で聴いたんだろう?
アンコール1はDas Geschenkから。
Du bist eine Bankの途中からCrowd Surfing?かと思いきや、Peterはアリーナに降りたって、踊りながら後ろの方へいってしまい、そこからのIch Roque。
Jeder nur ein Xを生で聴くのは、これで2回目か?f(^_^;
アンコール2は、Lass mich nie mehr losからの…。
「Nikoっていったら、大抵3割くらいはNikolausなんだが…」
と袖の方にいるNiko-kleinの話を始め…
「今日、最前列には、日本から来たAikoがいる」
とりあえず、会場中に挨拶しておく(笑)
ま、これはフリなんだな。
この後、大きい方のNikoが登場するんだから(笑)
で、散々盛り上げつつ、最後はFast wie von selbst。
せめてセットリストくれ~!!と思ったけれど、かなわず。
リストを貰った人に写真を撮らせて貰う。
あ~、それにしても暴れまくって汗だく♪
最後のもう1杯ビール。
会場からは追い出されたので、物販の前で飲み続ける。
なんかポスターに直筆サインが入ってるらしい。
でも、絶対にそのままでは持って帰れない。
Tシャツも1枚迷ったけれど、保留にしておこう。
Daniは今日だけ、Christophもケルンは来るけれど明日はなし。
彼女、つーかインスタとフェイスブックにSmillaとあるから、Smillaでいいんだろうか?明日来るのは二人だけだ。
駅まで送って貰い、トラムが来たところでお別れ。
また明日な~(^.^)/~~~