予約したホテルが駅の真ん前なので、そのままチェックイン。
幸か不幸か、たまたま空いていたのがこのホテルだったので予約したけれど、実は5つ星の高級ホテルなので、どうやら日本人客も結構多い様子。
英語で接客されて、珍しくつい英語で答えてしまった。
それを考えると、昨晩のホテルは英語の欠片も出てこなかったような…(笑)
日本人も、あんまりこなさそうな感じだったしな~。
それはさておき、さっそく荷物を置いて、出掛ける用意をする。
いくら街中の方が多少気温が高いと言っても、ミュンヘンに比べて完全に曇っていることと、今日はこれから暗くなるまでずっと外を歩き回ることを考えると、多少は防寒も重装備に。
さらに、ドイツ最大のWeihnachtsmarktということできっとスリ対策も必要だろうと考えて、パスポートはコピーのみ、財布の中身もユーロの現金のみにチェンジ。
もちろんミュンヘンだって、何かしら人が集まるときにはスリが増えるから、あちこちに市の注意書きが書いてあるけれど、今まで何かしらの対策をとったこと無いんだよな(笑)
いくら治安が良いからって、それでいいのか?!
ニュルンベルクも一度来たことがあるんで、大体どこに何があるのかはわかっているけれど、marktに向かう通りの両側には、途中から早くもぽつぽつと屋台が並んでいたりする。
それでも道のところどころにWeihnachtsmarktの方向を指し示す矢印がでていたりするんで、あぁ、ここはやはりまだ中心ではないんだと。
伊勢参りに行って外宮だけで帰ってきてしまう仁和寺の法師みたいな、徒然草のようなことにはならずに済みますね(笑)
で、まだまだ中心部には到達してないんですが、右手に別の表示が。
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Kinderweihnacht。子供のためのWeihnachtsmarktです。
私、一応実年齢は十分大人ですが、頭の中身は子供です。
なのでまずはこっちへ行ってみる。
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子供のためだけあって、ちっちゃい観覧車やら、メリーゴーランドやら、遊具と屋台が入り交じっています。
さらに上の写真の右手の小屋。これは何かというと、Nikolaushaus(ニコラウスの家)。
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中にニコラウスがいて、お話ができるという趣向。
中に親子連れが入っていっては、何か喋ってる。
どんなプレゼントが欲しいとか言ってるんだろうか?
それとも、今年は良い子にしていたかどうかとか、話してるんだろうか?
(*12月6日のニコラウスの日、良い子にはプレゼントが貰え、悪い子は袋に入れられて連れ去られてしまう)
一体どんな話をしているのか、興味がわくなぁ。しかも「今日は入場無料」とか書いてあるし(笑)
つっても、さすがに大人一人では入りづらいんですが…f(^ー^;
他にも、自分で色つきロウソクを作らせてくれる店とか、Lebkuchenの飾り付けをさせてくれる店とか、子供が喜びそうな趣向の屋台も色々あって、自分が子供だったらなぁ、と羨ましかったり。
あぁ、どうして私はドイツの子供に生まれなかったんだろう?(笑)
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ただ、さすがにここでは飲み物が全部ノンアルコールだったので、その点については大人の自分は、そうそう長居はできませんな(笑)