怪我以来、ながらくこのブログに記事をアップすることがなかったのに、復帰一発目がこの映画とは…f(^ー^;
しかし、このあいだ新聞で、誰だったか忘れてしまったが、大物の映画監督が「自分の撮りたい映画ではなく、他人が見たい映画を撮るべきだ」といっていた。
その意味においては、河崎実は天才だ。
どこをどう切り取っても、「誰かが」見たかったものばかりではないか!
私自身は、「古谷敏40年ぶりに俳優復帰」という謳い文句に最も惹かれて見に行ったわけだが(マニアックすぎ)、加藤夏希にしろ、ビートたけしにしろ、キャストがみんな、こういうのを見てみたかった!という期待を裏切らない。
ストーリー展開にしても、まさしく怪獣映画の王道(笑)
さらに、特撮ファンならツボを押されること必死の、夕日を浴びて踊るギララとか、どこの馬の骨ともわからない子供が名付けたはずなのに、タケ魔人を神社に祀っている村人達も、なぜかギララと呼んでいるとかf(^ー^;
100%バカ映画であるためには、100%手を抜かず、100%正統派の怪獣映画でなければならない。
そんなことはおそらく誰でもわかると思うんだが、わかったからといって、実際に実現できるとは限らない。
それをここまでやってのけて、ホントにどうしようもないほどのバカ映画なんだから、たいしたものだ。
意図せずに、自分が取りたいだけのダメ映画を撮ってしまう、加○とか、千○とか、○田とかに、爪の垢を煎じて飲ませてやって下さい。
そういえば、映画のパンフレットも、かつての「物語付きソノシート」のジャケットを模したしようで、ホントは買うはずじゃなかったのに、つい手を出してしまった(笑
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