直美さんのメールに書いてあった映画、ちょうど時間的に上手くはまったんで観に行ってきました。
つーか、たぶんそんなきっかけがなかったら、観に行ってないかも。
基本的に、有名人が出ている米国映画って縁がないしf(^ー^;
でも、この間ベルリンに行ってきたばかりなんで、この機会に行ってみよう!と(笑)
映画の公式HPには、映画の舞台と同じ40年代風に撮ったとあって、確かにそんな感じ。
実際、1945年当時のベルリンの記録フィルムも挿入されてるんで、不自然にならないためにはその必要があるのかもしれないけど。
舞台はポツダム会談が開かれている最中のベルリン、というかなり限定的な舞台で、実は知っているようで、日本人はあまり知らないところかもしれない。
その辺がわかっていたら、もっと楽しめるのかもしれないなぁ、という、そんな映画でした。
全体にはサスペンス仕立てなんで、2時間という長尺にもかかわらず、最後まで集中し続けたけれど(ただし途中から爆睡した挙げ句、寝惚けて大声挙げたおばちゃんアリ(笑))、見ている途中で「あぁ、あの人はそういう人か!」等々、細かいところは後から理解する挙げ句、ラストは謎が明かされても重~~~~~い結論という、娯楽作なのか、問題作なのか、わからない状態に。
ただ、あまり書いてしまうとネタバレになってしまうけれど、米国は、後に転用可能な技術を開発した科学者を優遇しようとしているという下り、日本の731部隊にも通じるところだなぁと納得したり、この辺に後の冷戦構造への伏線があったんだろうなぁと思わせたり、もうちょっと自分も勉強した方が良さそうな気分ではありました。
あ~、あと、全部観た後では、やはり原題の「The Good German」の方が色々と含みが感じられてぴったりだなぁ、と思った次第。
そうそう、映画の中で、ベルリンの街の大半は戦後の焼け跡状態なので、ほとんどがどの辺なのかわからないんですが、ポツダム会談の会場になった建物は、おそらくそのままロケに使われたかと。
ポツダムに行ったときには、さすがにそこまで足を伸ばす余裕がなかったんで、ガイドブックで写真を見ただけですが(笑)
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Milka
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