Art Tree ブログ

アートツリー出版社のブログです。

写真展の楽しさ

2020年02月27日 | 日記
『PHOTOSAI』Vol.27と弊社HPでご紹介した「永遠のソール・ライター」(Bunkamura ザ・ミュージアム)が、
新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、2月28日(金)以降の全日程が中止となりました。
これから観に行こうと考えていた人には残念なお知らせです。

その他にも展覧会期中に開催されるトークイベントなどが中止になるところもあったり、
新型コロナウイルス感染症で多くの影響が出てきていますね。
私も色々な展覧会を観に行きたいと思っていたので残念です。

今回は、自分の開催した写真展について書こうと思います。

先月開催した『PHOTOSAI』の写真展「Local Images January 2020」。
会場をお借りしたデザインフェスタギャラリー原宿のブログで紹介してもらっています。
なんと!ソール・ライターの言葉まで引用して紹介していただきました。

こちらです。
http://designfestagallery-diary.blogspot.com/2020/01/photosai-local-images-january-2020.html

写真展を開催すると、来場した方から色々なコメントいただいたり、
気軽なお話ができたり、よいことが沢山あります。
デザインフェスタギャラリー原宿をお借りして開催する写真展では、
毎回20点ほどの写真を展示しますが、面白いと思うのは、
観る人によって興味を持つ写真が違うということです。

撮影者の私自身、「この写真が一番気に入っている!」という1点はあるのですが、
多くの人はそれとは違う写真の前で立ち止まり、「これ綺麗ですね」とか、
「この場所いいですね」とか、感想を言ってくださいます。

今回ブログで紹介してくださったデザインフェスタギャラリー原宿の方も、
山口宇部空港隣の小さなガーデンの写真に目をとめて、
ソール・ライターの言葉を引用してくださいました。

写真を撮ったら多くの人に観てもらって、自分も気づいていなかった
沢山のコメントを寄せてもらう・・・、
そうしたら一つの作品として、より生きてくるような気がします。

KUMI
株式会社アートツリー出版社

特別展「天空ノ鉄道物語」

2020年02月24日 | 日記
一つの仕事に慣れてくると、もっとラクをしたくなりますが、
このままではいけないのだなーという出来事も起こります。
それで、慣れ親しんだやり方を変えようとするのですが、
それを「変える」ということはとても大変なことなのだなとも実感します。

最近「少し変えたい」ことがあり、その変化の糧となるものに触れたくて、
展覧会や写真展によく出かけています。
先日は、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている、
特別展「天空ノ鉄道物語」を観に出かけました。

最近は堅苦しく鑑賞するだけではなく、体験ができる展覧会が増えてきました。

入り口でもらえる記念の切符に、設置してあるダッチングマシーンで当日の日付を
自分で入れることができます。
現在の自動券売機が登場する前の時代の駅員さん体験です。



これは、展示されているダッチングマシーンです。


私が高校に入学した年に、旧国鉄はJRになりました。
「"JR"なんて、何か変だよね」と新しくできた友人たちと笑いあった日を
懐かしく思い出しました。
今ではすっかり定着しましたね。



この展覧会で出会えると思わなかった、鉄道写真家・中井精也さんのコーナー。
2018年に川崎市市民ミュージアムで開催された中井さんの展覧会で初めて観た、
三陸鉄道「リアス線」の写真は印象的でした。
今回も、東日本大震災後に開業したリアス線の列車を迎える大漁旗の写真を観ることができました。
個人的にはとても好きな光景の写真です。



会場内では、写真を撮ってもらって記念のカードにしたものをもらえます。
撮ってもらった写真を気に入ったら、データの購入も可能です。
最初はいらないと思いましたが、撮ってもらった写真をみると欲しくなるもので、
買ってしまいました。1500円でした。



3月22日まで開催しているようです。
大人も子どもも一緒に一緒に楽しめると思います。

KUMI
アートツリー出版社