Art Tree ブログ

アートツリー出版社のブログです。

写真を眺める

2020年04月30日 | 日記
『PHOTOSAI』には写真愛好家の投稿写真のページがあります。
毎回テーマを決めて作品を募集していますが、
その中に写真愛好家の方が各自でテーマを設定して1年間4作品撮る、
「今年のテーマを決めました!」というページがあります。

3期目になる今期は、7名の方が参加しています。
最新号のVol.28は、今年のテーマ全4作のうち3作目です。

同じく写真愛好家、同じく「写真を撮る」という生活であるのに、
関心のあることは十人十色です。
カメラやレンズにこだわりがある人、モデル撮影をする人、
自分の住む地域に愛着がある人、
人との交流を残す人、スマホ撮影で工夫する人。

1作品ずつ、コメントを読みながらゆっくり眺めると、
撮影した人の個性が感じられて豊かな気持ちになります。
本ならではの写真の楽しみ方だと思います。

今回、一人の方が投稿してくれた「蟹鍋」の写真。
撮影者の"happy"というコメントとともに写真を眺めると、
「美味しそう」だけではない、その場の幸せな空気感が感じられて
観ている私まで笑顔になりました。

時間があったら、1作品ずつゆっくり眺めてみるのがお勧めです。
きっと豊かな時間が過ごせます。

写真雑誌『PHOTOSAI』


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KUMI
株式会社アートツリー出版社


幻想的に雪を撮る

2020年04月28日 | 日記
アイドルグループ『Kyoto flavor』リーダーの咲野りりさんは、
写真撮影を趣味にしています。
各地でりりさんが撮影した写真をコメントと一緒に掲載した
「咲野りりさんが撮る!」を『PHOTOSAI』で連載中です。

最新号の『PHOTOSAI』Vol.28では、さっぽろ雪まつりで
撮影した写真を掲載していただきました。
新型コロナウィルスの件でも話題になってしまったさっぽろ雪まつりですが、
りりさんは同じflavorグループの『東京flavor』の選抜メンバーとして、
さっぽろ雪まつりのステージでパフォーマンスをしたのです。
『PHOTOSAI』に掲載したのはその際に撮影した現地の写真です。

白い雪や透明感のあるものを綺麗に撮るのは難しい、
と思ったことはありませんか?
今回のりりさんが撮影した雪や雪像の写真は、柔らかく幻想的な雰囲気です。
しっかり防寒して撮影したそうですが、
写真からは現地の寒さもひんやり伝わってきます。

咲野りりフォトライブラリーでは、『Kyoto flavor』の定期公演でパフォーマンスする
りりさんの写真も掲載しています。
一刻も早く新型コロナウィルスが終息し、再び楽しいイベントが再開されることを
待ち望みたいと思います。

写真雑誌『PHOTOSAI』


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何を撮ったらよいか分からない時

2020年04月27日 | 日記
『PHOTOSAI』Vol.28の写真家インタビューは、
フリーの写真家として様々な分野で活躍してる瀬尾浩司さんです。
旅の写真の醍醐味と、日本の家元を撮影した「OIEMOTO」プロジェクトについて
お聞きしました。

瀬尾さんは、海外への撮影では非日常を感じていたといいます。
おそらく多くの人が瀬尾さんと同じように非日常を求めて旅にでると思います。
しかし、瀬尾さんは旅を続けるうちに、日本で過ごすルーティンや連続の中でも
思考を深く傾けることで新しい驚きを感じることができるようになったそうです。

そして瀬尾さんは、色々なところに旅にでているうちに、「日本の美」について関心を持ちました。
「日本の美」に引き寄せられたのはなぜだろう、
それを知りたくて瀬尾さんは家元を撮影する「OIEMOTO」プロジェクトを始めました。

家元の撮影を始めてからは、古くから続く日本の「形式」や「型」の中に
時代の先端をいくクリエイティビティを感じるようになったといいます。
様々なものを見てきた瀬尾さんには、それがなぜなのかを考える土台があったのだと思います。

カメラを始めても「何を撮ったらよいかわからない」というのはよく聞く話です。
いつもの日常やルーティン、古くから伝わる形式の中に新しい物事を見出すことができたら、
そのつまづきが一つ解決されます。
瀬尾さんの話からは、日常から離れて色々な場所に出かけること、
そして思考を深めることで、ルーティンもが新しい発見に満ちたものになることを教えてくれます。

カメラを持って何を撮ったらよいか分からない時は、
まずは非日常を求めて旅にでることから始めるといいかもしれません。

写真雑誌『PHOTOSAI』


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大人になること

2020年04月24日 | 日記
『PHOTOSAI』Vol.28では、"自然系映像音楽作家"のいがりまさしさんが、
「ネイチャーフォトエッセイ」でノウゴウイチゴに滴る水滴の写真作品と
水滴撮影のおもしろさについて掲載しています。

一般的に仕事では、より多くの人に商品やサービスを購入してもらわなくてはならず、
依頼された仕事は依頼されたとおりに仕上げなくてはならず、
数字で結果を出さなければなりません。

結果を出してきた先人の知恵は有形・無形にマニュアル化され、
後に続く人はそれを真似し、従い、「人と同じことをして結果を出す人」になっていきます。
それが、一般的な社会人が<大人になる>ということでしょう。

芸術分野の難しいところは、「人と同じ」ではダメなところです。
もちろん最初は基礎的な技術を教わり、真似するところから始めるでしょうが、
<大人になる>ためには、自分の中から湧き出るオリジナルな作品を生み出す必要があるのです。

いがりさんのエッセイは、『自分だけ』の水滴の作品が生み出されるまでについて教えてくれます。
そして、『自分だけ』の作品を生み出すために、『自分も楽しむこと』への夢を持たせてくれます。

趣味に没頭している人のことを「子どもだ」と表現する人がいますが、
芸術分野では、それが「大人」になっていく大事な過程なのです。
『自分も楽しむ』大人になりたい人にはぜひ読んでいただきたいです。

写真雑誌『PHOTOSAI』


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記憶に残る記念誌

2020年04月23日 | 日記
3年後の「アートツリー出版社創立10周年」を迎えるときに、
10周年記念誌を製作しようと考えています。
以前から、記念誌に使用する写真を整理しないと、と思っていましたが、
少しずつ着手することにしました。

テキストの記録だけでなく、写真もたくさん入れて華やかにしたいです。
これまでの取材時やイベント時に、先々で気軽に撮っていた写真が役にたちそうです。

『PHOTOSAI』で埼玉県の秩父を特集する時に訪れた秩父鉄道三峰口駅で。


なぜ撮ったのか覚えていないけれど、仕事中の雰囲気が伝わりそうです。


本来の目的ではないけれど、周囲の景色も入れるとその場の雰囲気がより伝わりそうです。

写真データの整理が苦手な人は多いのではないでしょうか。
だいたい、スマホでパシャと撮ってSNSにのせてそのままとか、
それすらしないでただデータとして残っているだけの写真は多いかと思います。

記念誌にすると、気軽に撮った写真も綺麗なデザインにしてテキストと一緒に残せるのでおすすめです。
アートツリー出版社では、企業・団体向けの後世に残る記念誌、繋がるための会報の他、
個人の方の写真集などの冊子製作も承っています。
新しい高度な技術を使いながら写真の整理も効率的に行っております。
編集したものはPDFデータでのお渡しも可能です。

「沢山ある写真の中からどれを使っていいのか分からない・・・」という方でも大丈夫!
お問合せください。

★過去の製作実績はこちらでご覧ください★
https://www.arttreepublishing.com/design

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