【LOC】4/13 城山マルチピッチ・クライミング2本 with SALEWA supporter

今日は下見等の目的で城山へ。平日にも関わらず、西南カンテ1パーティー、南壁10名程度いました。それほど混んでなく、楽しいクライミングでした。前々日の大雨で、アプローチ道も雨が流れて岩場が心配でしたが、随所で岩場が濡れて良い練習になりました。

南壁はほぼ乾いていましたが、西南カンテは随所に濡れ、アルパインムード気分を高めてくれます。先行パーティーは、ルート濡れのため1P目を登り敗退していきます。これは、貸切か。2P目の出だし、3P目出だしが濡れており、練習・下見としては申し分ない。特に3P目の出だしが、上からぽちゃぽちゃ水が垂れていて、1ピンと2ピンがびしょびしょ、核心ピッチに心理的に負担をかけます。

西南カンテを下降し、シングルピッチを1本登った後、バトルランナーへ。2P目、4P目と5P目をパートナーにリードしてもらい、ルートファインディングおおむね良く、なかなか安定したクライミングでした。

久しぶりの岩場で長時間履いたフラットソールが痛く、ヘルメットを締めすぎて頭痛がしてくるなど、色々ありましたが、満開の桜が目を楽しませてくれました。所々、走行中、道路に吹き込んでくる桜吹雪がとてもきれいでしたね。

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■ルート情報

１．西南カンテ
終了点がハンガーボルトで整備されているが、フリークライミングのルートではない。長ヌン、スリングヌンチャク、カム(2-3個)等も用意して臨みたい。カムは実際使わないかもしれませんが、心づもりとして持っているということ。

1P目(5.6)：カンテ状のルート。全体通して、逆層だがホールド・スタンス多く簡単。支点は左右に散らばって、ハンガーボルト、リングボルト、残置ハーケン等があるので、支点には困らない。
終了点：ハンガーX2

2P目(5.5)：樹木が左右に生えているぼこぼこの岩場をたどる。残置等は少なく、木で支点を取る。1か所赤キャメが良く効いた。中間部の残置ハーケンはほぼ錆びて朽ちており、全く役に立たない。後半は落石が起きそうなガレ場を一部歩きで終了点へ。
終了点：ハンガーX2

3P目(5.7)：トラバースルート。約3mくらいの間隔でボルト等があるので、比較的安心なトラバース。後半はわりと手がなくなるので、しっかりスタンス良いところに立ちましょう。ハンガーボルトの終了点でもいいが、数m先の平地で確保しても良い。ただし、自己確保がしにくいのでよく確認すること。
終了点：ハンガーX2

4P目(5.1~5.4)：歩き。頼りないフィックスロープが張っている。

5P目(5.7)：凹(オウ)角。右壁に多くの支点がある。右にトラバース、右上、左上、最後に右上に登っていく。支点が左右に散らばっているので、ロープの流れに注意。長ヌンやスリングを使って支点を取ったほうが良い。非常にモロく、ホールドを持つ際は、手のひらでたたいたり、加重せずに確認したり、本チャンの心づもりが要求される。最後は樹林帯になるので、木が最終支点。
終了点：なし(大きな木)

２．ブルースカイ(5.9)

1ポイントムーブが10a?な感じだが、その他が簡単なので5.9か。3ピン目かけてからが核心。ピン上にポケットが2つ。ピン左から徐々に足を上げて、まずクリップ。右足を下のポケットへ、右手ポケットアンダー、左手もアンダーで体を上げて、左手左奥へガバ。右足上げてマントル。

支点：ハンガーボルト6本
終了点：ラッペルステーション 

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■行程

6:20　登戸集合
8:40　城山駐車場
9:10　城山南壁
9:25　西南カンテ　取り付き
11:30　西南カンテ　終了点
12:30　登山道
12:50　シングルピッチ
13:40　バトルランナー　取り付き
15:50　バトルランナー　終了点
16:20　登山道
16:30　下山開始
16:50　駐車場
17:10　現地出発
18:30　国領解散

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■写真

お疲れ様でした。