下手な横好き

ある有名住宅技術評論家の講習会に参加

本日は小雨模様の曇り空です。
昨日の現場は予想通り上棟していました。
上棟と言えばお施主様にとって誇らしくも有り、念願の夢を叶える大切な日でも有ります。
お施主様の奥さんと親御さんらしき方が見学をしていました。
良い住いに成る事を願います。
早速、**ホームと誇らしげに足場にでかい現場シートが掲げられていました。
【我が社も上棟すれば現場シートを掲げます】

  話しは変わります。
先週、私が独立前にご縁のあったお客様に勧められ始めてロトを購入しました。
宝くじ売り場で「如何するの?」と店員さんに聞けば、隣の女性の方も「私も始めて」と言って・・・・・・。
それで1000円分5口購入した所、1000円分当りました。
勿論この1000円はロトに投資。 夢がつながりました。

 それでは前回の続きで本題の講習会の話しです。

 今回は気密・断熱が主な話ではないとの前置きで、如何して「気密」にしなければならないのか?
と南先生からポイントを突いたお話しが有りました。
凄く参考に成りました。

私共も高気密・高断熱住宅に取り組んでかれこれ10年近く成りました。
ファース工法の家、地熱活用の家は当然高断熱・高気密住宅です。

これらの住いは高気密と言われる目安の2c㎡/㎡を軽くクリアーし1c㎡/㎡をきっています。
ファースの家で気密測定した所、延べ床約80坪程度の住宅で「葉書1枚と半分」程の隙間でした。

ちなみに当地では5c㎡/㎡が目安とされていますが、これではロスが有ってより省エネを図る上では隙間が大きいですね。

ところが、高気密と言えば,「閉鎖的・締め切った・酷いのは息苦しい」のでは等と決めつける方もいます。皆様の中にひょっとして思っていませんか?

 この説明が先生程に上手くは出来ませんが確信しました。
「如何して住宅で気密化が必要か」ですね。本当に参考になりました。

 換気・省エネ・耐久性そして健康的な面からも気密化が必要です。

 この為に弊社では特に大工さんや、電気・設備・サッシ関係者には高断熱・高気密への理解を深める様に努めて来ました。
ところで
建築関係者であっても住まいは「少し隙間が有った方が空気は入れ替わりそれの方が良いのでは?」また「何も無理して気密住宅にしなくても良い」と思われている方が今でもいるのです。
それは先生の言葉でもそれが解りました。

 この様に住宅の関わる職方も少しぐらいの隙間が有った方が良いと思っているのですからだから、お客様となればなお更の事です。
これで気密を考えてない業者と接した方はよりその傾向が強まります。
【もっとも何時も自然に暮したい方の考えは別にしてです。後からもう少し説明を付け加えますので、少しは考え方も変わって頂けるかも知れませんが・・・・・・・・】

 それが、
今回お話しを参考に説明をすればより多くの理解が得られると自信を深めました。
まじめな社長の真面目な住い造り実践会 代表 米田正憲


写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

米田です
住い造りには矛盾が多いのかも

基準法では24時間換気の設定が義務付けられています。
自然換気の出来る住いにも設置義務が有ります。可笑しいですね。
何事においても、規則を作り認可すると言う職業病では?


谷村
強制換気
24時間機械換気設備を設けないと建築確認が下し難いところに問題があると思われます。
福田温熱空調
気密の言葉に先入観と誤解と勉強不足が・・。
http://fok.sakura.ne.jp/
気味化することで、息苦しく、まるで窒息でもするようなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?

国の基準5cm2では秒速2.5m~3mの風がで0.54回、外気0℃室内20℃の温度差換気で0.33回勝手に空気の移動があります。

1時間に0.87回ですから家の空気が自然換気で全部入れ替わってしまいますね。

2cm2で0.34回、1cm2で0.18回です。

高断熱高気密という言葉が窓を閉め切ってビル空調のような年中快適という安易な間違ったイメージが先行してしまっていることがまず誤解の原因になっていると思います。

中間期(春、秋)などは窓を開け自然の風を取り入れる日本の四季にあった住まい方が忘れられてしまっています。

夏のほんとに暑いとき冬の寒い時に気密、断熱、換気をしっかりとることで結露、カビ、ダニ、温度差ヒートショックを防ぎ快適な温熱環境をつくれるのですね。

高気密高断熱の工法メーカー、これを勧めてきた住宅会社、工務店さんの営業トークの安易な快適さを売り物にしてきたことも一因かも知れません。

このイメージを直すのに今何倍も努力しないと
わかってもらえないです。我々いろいろ勉強しまじめに取り組んでいるものとして残念です。
米田です
エコに暮すには
この講習会においても、高性能=ベストではないと言う事が言われています。
住宅の性能は従前に比べて良く成って来たが、二酸化炭素【CO2)は建物本体で減らすにはより高度【高性能】しかし、その割には建物本体ではCO2を減らす事が難しい。
そこで官僚と学者とメーカーの技術者が考えたのでしょう
高性能住宅+設備器機+自然的要素の取り入れでしょうか。
不況対策もからめてCO2の削減です。
それと、メーカーでは難しい高性能住宅は一部の業者にしか造れない等も考えての事かも知れません。

この省エネ住宅も認定を受ければ先に話しましたラベリング制度に成ります。
その先達が年間150棟以上の建て売り業者となっていますが、当然一戸建て住宅にも進んで来るものと思っています。

話しはそれますが、今エコ給湯器等のヒートポンプ式の高効率な商品が持て囃されています。しかし火力発電で重油?を燃やし、お湯を沸かし電気を起こし、その電気で家庭ではお湯を沸かすと言う具合です。
目の前の商品はエコ商品ですが、元から考えればCO2の削は・・・・・?
火力発電では・・・・・?
だったら原子力・水力と成るのでは色々考えが広がります。
谷村
高気密住宅
 私も、理論的には高気密住宅はあまり好きでは有りません。無理に機械換気しなくても、窓を全開にして自然の風(春の風や、秋のそよ風など)を室内一杯に取り込む、開放感が好きだからです。

 窓を締め切っていても自然換気(対流)を利用した換気方法が一番好きです。第一電気を使わないのでエコですしね?(笑い)温度差を利用しての空気の自然対流が体に一番良いと思っています。

 窓などの開口部は光を取り入れるだけの、機能しか求められていないのでしょうか?窓を開放できる機能があるなら、」24時間機械換気を義務つけるのは、大手電機業界のための営業(売上)協力に他ならないのでは?と疑問に思っている今日この頃です。
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