あさひホームでは創業時の繊維系断熱材を用いた内断熱施工に疑問を持ち早期に止めました。
今日では東濃ひのきで造るオリジナル外断熱工法の「頑丈な家」へと進化しています。
そして夫々に優れた特徴を持つ高品質で高性能な「木あらわしのテラ工法・
ファース工法・外断熱地熱活用住宅」を提案しています。
尚、近年ではグラスウールを用いた内断熱工法も改良され、内部結露の起し難い施工方法が室蘭大学で研究され、その施工方法も確立されています(この2年ほど前、この研究会の講習会に参加しました)
しかし石川県では、まだまだ内部結露の怖さへの意識が低く、従来と変らない施工をする業者がいる事と、改良された
工法では工期やコスト面からまだ一般に取り入れられていません。
それに繊維系断熱材の性質上ちょっとした施工ミスが大きな瑕疵となって住まいの性能劣化を早める恐れが有ります。
内断熱工法は工期短縮につながり繊維系断熱材は安価でコストダウンにつなが
りメリットも大きいのですが、写真の様に一歩施工を誤ればリスクの高い施工と
言えます。
10年程前ですが、あさひホームの建築現場の近くである地場ビルダーの建築現場での出来事です。完成お引渡し直前に押入れで結露が発生しました。押入れの合板をはがしてみれば、なんと結露でグラスウールがグショグショ。担当した大工は当初、雨漏りと錯覚したそうです。
大工のごつい手で雑巾を絞る様に・・・・・想像して下さい。
三方、隣家に囲まれ風通しの悪い現場で、隣家の外壁からも湿気の多い事は察しの付く場所でしたが。それにしても結露の怖さを実感しました。
まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表米田正憲
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