オイルショック以降(昭和48年頃)に省エネ化が叫ばれ、正しい断熱施工の
指導が無いままに吸湿性の高い繊維系断熱材(グラスウール・ロックウール等)を壁の中に詰め込んだ為、たった3~5年で住まいが腐り始めたのです。
しかも、結露の危険性を言われながらも長期間、同様の施工を続けた為、
今日では多くの住宅が被害を受けています。
壁内部結露が原因と思われる、押入れが湿気る・かび臭い・壁にカビが発生する・外部壁が汚い緑色に変色・室内の温度差が大きいなどがわかり易い事例です。
この様な症状でお住まいの方は早く断熱改修が望まれます。
ほっておくと、ガン同様に手遅れになり取り壊し短命な住まいになりかねません。ローンが永遠に続く住まいになります。
さて、いち早く危険性を察知し、グラスウールの内断熱工法に疑問を持った
ごく一部の施工者が、高断熱・高気密化した高性能な住まい造りに取り組みました。施工方法も改良され今日では高品質な高性能住宅(高気密・高断熱工法の家)が有ります。勿論、どの様な高性能住宅にもメリット・デメリットが有ります。
選択するのは皆様方で、自己の考えや生活スタイルに合った住まい造りを選ぶ事ですが、基本は、家族の安全を確保出来て、快適・省エネその上に耐久性のあるハイクオリティな住まい造りをお勧めします。
・・・・・・・・・次回に続きます。
まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表 米田正憲
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