本題の前に、
巷間では鳩山総務大臣が口をへの時に曲げて日本郵政会社の社長の首を
切ろうとしていますね。
国民の財産を不当な安値で処分したと意気込み、正義を振りかざしています。
皆様は如何に感じていますか?
民営化したからこの問題も表面化したのですが、それ以前に不当に高い建築費で全国にバンバン簡保の宿を作り、民営化前にも不当に安く叩き売った責任は?
政治が主導したのか?官僚が天下り先として造ったのかは解る由も有りませんが、郵政省時代は一切責任の取らない仕組みを黙認して来たのは政治家ではなかったのでしょうか?
建て前と本音を巧みに使い分ける政治家が余りにも正義を振りかざすのは・・・・・
私にとっては鳩山総務大臣の姿勢が滑稽でもあり、彼が言っている正義とは一体なんなのだ?
選挙が近づけばパフォーマンスが目立ちますね。
彼らの言葉に素直に耳を傾ける事が出来ない、何か裏が有るとしか見えないは
一国民として残念です。
もっともこの問題を国民に知らしめた功績は有ります。
自民党のコップの中の小波?それとも暴風雨?
政局がらみに持って行くほど本気なのか?鳩山大臣の言う正義が問われる所では・・・・・・。
政治家も様々ですね。
創り手も様々
先の話で含水率は20%以下が目安になっています。
其れは、やはり含水率は下げれば下げるほど技術的な面や使えなく部材が増え、
【歩留まりが悪くなり】コストアップにつながるからですね。
先の工務店様の様に10%以下とすれば、部材によって不良品は3割にも上ると言う事で、それだけでも乾燥無垢材は高く付くのです。
それに国の基準も20%以下18%となっている事も有って、含水率の低いのが良い事と理解していても、
有る程度の木は変化しても其れは木の本質と考え大半の造り手は今回の工務店様ほど含水率にこだわりを持ってないのが現状です。
創り手としましては、乾燥無垢材を使いたいのですが、コストアップになる事が解って頂けたのではないでしょうか。
それでもこの工務店様の様は「含水率20%では如何なものか、もっと含水率を下げるべき」と考えて独自の乾燥技法を開発し狂いの来ない【来難い】無垢材に
こだわっているのですね。
もっとも、コスト重視の住まいなら無垢材は最初から使いませんね。
オール集成材の家も有れば、無垢材を用いても未乾燥の家造りと様々なのです。
「人生色々、会社も色々」と小泉元首相のお言葉では有りませんが・・・・・・。
創り手も色々です。
無垢材は乾燥して使うのが原則です。この事は皆様も十分解って頂けました。
しかしその乾燥の度合いですね。
先にも言いましたが、「どれ程度」で良いのか?
これは創り手によっては大きく意見の分かれる所で・・・・・創り手次第ですね。
今回のようにトコトン乾燥させるとなれば、人工乾燥しか出来ません。
但し、
トコトン乾燥にこだわれば有る程度木の特性を失う?恐れがあるかも知れませんね?
【但し、先のデーター同様に、今回の説明でも、乾燥するほどに強くなると聞きました】
学者で無いから解りませんが、今回見学して疑問に残ったのが其の点ですね。
私は、木の不具合【いごく、暴れる】を最小限に抑え、木の感性を生かす住まいで
良いのではなんて思ってもいます。
【含水率から考えれば20%~15%】
勿論、見学して来ました工務店様の様に、無垢材を使うなら、トコトン乾燥させる事にこだわりも大切なのです。
【参考に、トコトン自然乾燥にこだわる工務店様もいる事を付け加えておきます】
何度も同じ様な事を言いましたが、
「費用対効果」が求められる今日の住まい造りで、こだわりを貫くのは難しい時代です。
写真は同じ寸法の杉の4寸角材です。
乾燥材【約8%】と一方は未乾燥材【平均90%】です。
乾燥材には一リットルのペットボトルが8本、これだけ水分を抜くそうです。
・・・・・・・・・・・・次回は最終回になります。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲
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