下手な横好き

家庭内事故

ひまわり畑と天の川


白山市鳥越

実は、交通事故より多い家庭内の死亡事故

厚生労働省がまとめている「人口動態統計」(2015年)によると、1年間に家庭内で発生した不慮の事故死は1万3952人で、この数字は交通事故死の5646人の2倍以上となっています。

 どのような事故が家庭内で起こっているか具体的な数字を挙げてみると、最も多かったのは「溺死及び溺水」で5160人。次いで、「窒息」の3838人、「転倒・転落」の2634人、「煙・火災」の828人と続きます。

溺死の9割は65歳以上

 家庭内事故で最も多い「溺死」は、65歳以上の高齢者が9割以上を占めています。その多くは、冬場の浴槽内で発生しており、住まいの断熱性と大きな関係があります。

 断熱が十分でない古い家屋は、暖房をしている部屋としていない部屋に大きな温度差が生じます。冬場、暖房をしている居間から、冷たい廊下に出て脱衣室に移動し、服を脱ぎ、冷え切った体で熱いお湯につかるという行動をしたとき、急激な温度変化が原因で血圧が大きく上下し、心筋梗塞や脳梗塞を起こしてしまうのです。

 このような現象は「ヒートショック」と呼ばれ、最近ではよく知られるようになりました。ヒートショックを予防するために、高齢者が入浴する時にはあらかじめ暖房器具で脱衣室や浴室を温めておくこと、熱いお湯に長時間つからないようにするなど、入浴方法を見直すことが大切です。家全体の断熱性能を上げるリフォームなどを検討しても良いでしょう。

乳幼児が溺死する例も

 溺死の被害は、0~4歳の乳幼児でも16件発生しています。

 幼い子どもが入浴している間は目を離さないように注意することが大切です。日中の目を離したすきに浴槽に転落する危険もあります。幼児の手が届かない位置にカギがかけられる浴室ドア、フチが高め(50センチ以上)の浴槽を採用するなど建築部品で予防することもできます。浴槽の水を抜き、フタをしめておくなど日常的な対策も欠かせません。

私心
高齢者の家庭内事故を防ぐには、室内での温度差を少なくする事ですね。

その為には

*既存住宅なら断熱リフォーム。

*新築をするなら断熱・気密に留意して高性能な住宅を建築する事です。

考え方です。

性能の悪い住宅で暮らして病気に成り高額な医療費を支払うのか?

それとも目には見えないですが住宅の空気環境にお金をかけて、快適に暮らし病気を防ぐのか?

付け加えれば、

性能の悪い住まいは光熱費用もかかり、大気の空気汚染の原因にもなります。


 皆様ならどちらにしますか?


写真を趣味に高齢者の戯言

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