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北陸電力リビングサービス主催のオール電化住宅フェアーが
3月3日.4日に有りました。
出展した建築業者の数は26社になります。
前回までは、あさひホームを含めても1社もしくは2社程度が
外断熱工法でその高性能な住まいをアピールしていましたが、
今回はなんと「8社も外断熱工法」を取り入れていました。
「住まいの高性能」が徐々に知れるにつれ、ユーザーの関心も高まり、
「外断熱なんて知らない」と言っていれない状態になって来たのでしょう。
又、全国展開するプレハブメーカーでさえ外断熱を取り入れました。
これも顧客の声が大きくなったからではないでしょうか。
もっとも建築業者の大半は、その高性能は以前から解っていましたが
「コストアップと施工技術の面」で二の足を踏んでいました。
中でも工場生産住宅は、生産ラインを変えなければならないので大変です。
技術的にも難しくそれで外断熱を取り入れて来なかったのだと思います。
それにしても取り組みが遅いです。
元々プレハブは、工事現場の簡易小屋から一般住宅に改良したものです。
経済政策が有って出来た建物ですから、人が長期に住むには無理が有ります。
日本の短命な住宅が産業化されたわけです。木造住宅に限らず、軽量鉄骨の
プレハブ住宅が、結露で壁内部の悲惨な状態はこの業界では常識です。
特に鉄骨系は、内断熱工法で結露を防ぐには無理が有ります。
断熱研修会では、講師の方は一般住宅でも外断熱化が一段と進むだろうと
予測していました。私共が進めて来た事が正しかったと再確認した次第です。
それでも、施工方法にはメリット・デメリットが有ります。
住まいは、その地域に合ったベストな工法で建築すれば良いのです。
ともかく、今までは内断熱とか外断熱とか、なんら知らずに、知らされずに
建築されて来ましたが、関心が高まった事で、「全て造り手主導の住まい造り」から
「ユーザー参加の住まい造り」になって来ました。
近年は、色々な工法が開発されています。
内断熱・外断熱工法そしてその中でも性能に違いが有ります。
皆様方は、折角選ぶ対象が増えたのですから、最低限、工法も知らずに建築
する事の無いようにお願いしたいものです。
尚、あさひホームは外断熱に遮熱をプラスした断熱遮熱施工をご提案しています。
まじめな社長のまじめな家造り実践会 米田正憲