「真っ当に生きる努力」
最近はいやな事件が多いですね。
中でも、「通り魔」的犯行で、全く身に覚えのない方が悲惨な目にあっています。
事件を起した犯人達に共通して言えるのは、TV報道からの想像ですが、
真っ当に生きる努力を早々にあきらめ、そして、その原因を他人に
転嫁している気がします。
責任転嫁、自己に責任が有りながら、他人に責任をすり替える。
この考えに陥れば、私の独断ですが、その本人は楽だと思います。
何事も自己の行動や考えが正しく他人の考えを無視し受け入れない、
かつ真っ当に生きる努力をしなくて済むのですから。
所が、その様な者に限って逆恨みをする。
他人のせいにするのですから、性質が悪いです。
それでも、起した重大さに、我に返り反省をするのか、
そのまま、反省もなく人生を終えられるのかは解りませんが、
その起した罪はどんなに償っても償い切れません。
先日はカール・ルイス選手の「努力」を取り上げました。
それは、超一流選手で有っても、「基本を繰り返す努力」「努力の繰り返し」ですね。
生きていく限り、何事も上手く行くはずが有りません。
それは大抵の方は社会生活をする上で自然に学び、
夫々に差はあっても努力します。
しかし犯罪を起したこの方達は、社会生活の中で真っ当に生きる努力を
簡単に放棄します。
それだけならばまだ救いは有るのですが、全く知らない方に危害を
加えるのですからこれほど怖いものは有りません。
犯行に至った心理を解明しこの様な悲惨で理不尽な事件が
少なく成る事を願うばかりです。
被害に遭われ、人生を奪われた方とその家族の嘆きと、悲しみを強く受けとめ、
その罪をきちんと償って頂きたいです。
話は変りますが、私の勤めていた住宅メーカーでは、営業マンの出入りが
激しかったです。
私の知る限り早い人で一週間、3ヶ月も経てばいつの間にか
その席にいませんでした。
研修も数多く有り、一応幹部候補生として、一ヶ月に一回、半年ほど東京まで
出かけて、コンサルの話を聞きました。
今、記憶に残っているのは、「売れない営業ほど責任を転嫁」する。
自分の成績の悪いのは「会社のせい」だと言うのですね。
確かに当っていました。
私の様な凡人には出来る努力と出来ない努力が有りますが、何事も努力無しの
責任転嫁はいけません。
ダサいかも知れませんが汗をかくことが大切ですね。 米田正憲
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