初夏の渓流
減らぬ線量「飯舘に本当に帰村できるのか」
河北新報 6月9日(火)9時50分配信
健康で安全に生活できる空間線量の確認・検証がが(帰還への)原則。国は避難指示区域の
解除の根拠を、住民に示すべきだ」。
先月末に村が開いた比曽住民との行政区懇談会に、同地区は区長名で質問書を出し、こんな指摘を連ねた。
菅野さんは12年9月、放射線専門家らの協力で、自宅の居久根(杉林)の除染実験をした。高さ10メートル近くまで枝を切り、深さ十数センチのはぎ取りをし、やっと空間線量を2マイクロシーベルトに下げた。
住民や支援者と地区全域の線量や土壌の測定も重ねている。
役員らでつくる地区の除染協議会に環境省の飯舘村担当者を招き、高線量地域の実情に合う除染方法を要望し続けてきた。
「だが、居久根では落ち葉や堆積物などを取り除くだけ、といった一律の基準を国は変えず、『帰村』を現実に迫られる今になって、問題があらわになった」
比曽の中心に広がる水田では現在、国が約30ヘクタールを借り上げて除染土の仮々置き場を造成中だ。
農地除染は今春スタートし、黒い袋の山が積み上がり始めたばかり。
これが17年3月までに撤去される、という回答も地区に示されていない。
行政区懇談会ではこれらの指摘とともに「2年後に戻って営農できるのか。本当に暮らせるのか」との問いが住民から上がった。
私心
もしも私がこの村で暮らしていたら・・・・・・今頃は如何しているのだろうか。
話しはそれますが、
私は此方【石川県】で住むようになってかれこれ30年、歳は68歳に成ります。
仕事がバリバリに出来た年齢だったので此方に来たのですが、さて年齢を重ねるごとに
やはり故郷や友人・親族の事が思い浮かべます。
さて、原発周辺地域には高齢者の方々が多いのではと思います。
その方々の心情を我が身に起きかえれば・・・・・・帰還出来ない方々の思いを察すれば
・・・・・・・たまりませんね。