いちばん好きな場所京都。
本当は、住みたいくらいだ。
今日は、東寺に抱かれて眠ろう。
昨日は想定ないだった。
彼女が、ひとつひとつの料理に、蘊蓄を語り、文句をつける。
これこそ、愚痴るくらいなら、えにしを経ってしまえばいいのだが、彼女以外とも遠のいてしまうのはいやだ。
白黒つけるのは簡単。グレーでいなければいけない場合もある。
まぁ、私が作った料理ではないが、私が幹事をやり、選んだお店なので、色々言われてしまうのは憤慨するのだ。
彼女は料理が上手い。だとしたら、沢山の人に食べてもらう職業に就き、狭い世界だけで、美味しいと言われていたんだと言うことを知れば、何も言えなくなるのではなかろうか。
謙虚しすぎは嫌いだけれど、謙虚がなさすぎなのは、いかがなものか。
3500円の飲み放題付きに文句言うのはいかがなものか。
商売は、金払うものと金はらってもらうものは、お互い感謝しなければならないと思う。
お互いがいるから、生きていけるとおもう。
作ってくれた方への感謝と旦那に対する感謝と幹事をしてくれた私への感謝が足りない彼女の顔をみていた私は、あじきなし
さてさて、今日は疲れた。
疲れるといつもおもう。
もっと大変な仕事をされてる人達がいる。
さてさて、いまから、呑みにいくが、もしかしたら実は帰って寝たい。
まだ、別れてない。と彼は言った。
ということは、二股だね。と私は言った。
6年続いた長過ぎた春。
他人の色恋ざたは、聴いても、読んでも面白く、片方からしか聴いてないので、どちらに原因があるかは、定かではないけれど、産まれる前から、そういう運命だったともおもう。
たぶん、言い訳だと思うのだが、まだ、はっきり付き合ってるわけじゃない女のほうが、自分に運が向くと彼が言った。
陰で、比べられている、まだ別れてない彼女が可哀想に思えるが、お前もいずれ、逆の立場に置かれることは、覚悟のうえだよな。と私は思った。
自分が蒔いた種は、自分で刈り取るとは違い、やったことは必ず戻ってくる。良いことも、悪いことも。だから、私は、相談されても、肯定しかしないのだ。
最近、みな、背中を押してもらいたい人が多いんだろう。
まだ何もやってないから、と女は言った。
やる、やらないは、私には関係なく、秘め事というのは、隠されているうちは楽しいのだ。
あまりにも、まわりに秘め事を楽しんでる者が多く、私の統計では、体の関係までいくと、全ておかしな人生になり、プラトニックだけなら、綺麗に終わる。
たぶん当たり前なこと。
♪例えば君といるだけで心が強くなれること、なにより大切なものを気づかせてくれたね
最初だけは、沢山そういうこともあるだろうが、ドキドキ、ワクワクは永久ではないから、ところかわれば、品変わるで、輪になって、オクラホマのダンスのように、踊る相手が日々変わっていけば、秘め事はなくなるだろう。
秘め事を、否定はしない。
ただ、別れる勇気もなく、愚痴を言うのはいかがなものか。
愚痴からは何もうまれないと実感する
きよみちゃんが、また、子供を産んだ。
きよみちゃんの子供のあけみちゃんも、子供を産んだ。
笑ってしまったのは、きよみちゃんが、子供におっぱいを飲ませている時、あけみちゃんまで、おっぱいを吸っていたことだった。
あけみちゃんは、人間で言えばいくつなのだろう。
誰から教えてもらうでもなく、あけみちゃんは、しっかり子供を育てていた。
が、ある程度育てると、自立のさせ方が雑だったのは、せつなかったが、人間が過保護すぎるからだろうな。
しばらくみない間に、また、あけみちゃんのお腹が大きくなり、今回は4匹とも、自分にそっくりな、白と黒のはいった赤ちゃんだった。
さて、猫語などわからないけれど、きよみちゃんおめでとう！と声をかける
きよみちゃんは、目をシパシパさせた。
このシパシパ行動は、本によると、あなたを敵と思っていませんよ。だとか、あなたを襲いませんよらしいのだが
ハイハイありがとね。と言ってるんだとおもうことにする。
わたしは猫飼っているので、本当は、子育てに参加したいし、食料の援助したいが、控えている。
彼女らは、人間は怖いと思わせていたほうがいいのだ。
捕まるとロクなことがない。
可愛いだけでは相手を不幸にすることもある。
さてさて、これからきよみちゃんの子育て奮闘期到来だ。