ネコは撫でるとストレスを感じる?論文巡り話題(毎日新聞の記事より)
日本の神様には眷属という神のお使いをする動物がいます。
例えば、観光客にエサを買わせて鹿を飼育するシステムを完成させた奈良公園です。
最近ではお辞儀も覚えいよいよがめつくなったあの鹿たちは春日大社の眷属であり、故郷は茨城の「鹿嶋」にあります。
正確には眷属というわけでもないかもしれませんが、狛犬も神使いには違いありません。
ひところ、湘南平を臨む高麗(高来)神社によくお参りしていました。
そのすぐ側で軒を並べる民家の塀に時折、二匹の猫がじっと座っているのを見かけました。
毛色の白と黒がシャープな印象を与える細身の野良猫で、二匹とも全く同じ模様をしています。
(無理やり例えるならバットマンっぽい柄です)
二匹並んで凛と背筋を伸ばして、身じろぎもせず一点を見つめて佇んでいます。
散歩の度に猫はみかけますが、あれほど神秘的な雰囲気の猫にはなかなかお目にかかれません。
しげしげと見つめていると、通りがかったおばあさんが「いつもこうして二匹でいるのよ」と話しているのを耳にしました。
思えば、あの猫達も神のお使い眷属だったのかもしれません。
それならば、あの瓜二つの兄弟猫は狛犬ならぬ狛猫といえそうです。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
数年前の高麗神社の三が日の様子。
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