2012年6月に宿泊してきました。
今回の宿選びのポイントは
・乾季なのでプライベートプールは不要
・でも部屋からの景観は欲しい
・なるべくウブド中心部から徒歩圏内
・予算は最大US$150、出来ればUS$100前後
でしたが、予約が遅れた為にアラムインダーはじめとするAlam3ホテルにふられ、テガルサリにふられ、
チャンプアンにもふられ、もうロケーションはどうでもいいやと選んだのがこのヴィラインダーでした。
しかし結果から言えばロケーション以外は大満足でした♪
場所はロイヤルピタマハ、クプクプバロン、プリウランダリ等の高級絶景ホテルの並ぶ
Jl. Raya Kedewatan~通称5スター通り~です。
ナシアヤムで有名なワルン・イブマンクーより北に1~2分、西側のアユン川沿いにあります。
最近のウブドのホテルはレストランはもちろんの事、スパも併設してるのが当たり前になってますが、
このヴィラインダー、超こじんまりとした宿で、スパはおろかレストランさえありません。
敷地内にあるのは3棟のヴィラとパブリックプールのみ。 フロントでさえオフィス兼用の4畳半サイズ。
相方曰く「まるで取調室みたいなところでチェックインだった」(笑)
そういやウェルカムドリンクもなかったなあ・・・(^^;
ちなみにレストランはなくても厨房はあるので、ご安心を(笑)
朝食は必然的にヴィラに運ばれてくるので逆にお得かも(^^
朝食以外のルームサービスも出来ますし、ホテルのすぐ近くには人気のワルン・イブマンクーとマルディカがあります。
その他、こじんまりとしたワルンも少し歩けばいくつかありますのでお籠もり対応も可能です。
朝食は基本はアメリカンブレックファストですが、頼めばインドネシアンブレックファストも作ってくれます。
ブブールアヤムとナシゴレン。
ナシゴレンはなかなか美味しかったです。
ただし辛みゼロなので辛いのをご希望の方はサンバルを追加で。
各ヴィラはそれぞれVilla1・Villa2・Villa3と名付けられており、全て2階建て構造になっています。
いずれのヴィラも1階のみor2階のみ、あるいはヴィラ全体貸し切りを選べますが、
Villa1とVilla2は各階がそれぞれ1ベッドルームで独立性が高く、カップルやお一人様での使用に向くのに対し、
Villa3は各階がそれぞれ2ベッドルームになっており、1階と2階の独立性が低いので、ファミリーや友人数名で
ヴィラごと貸し切るのに向く作りになっています。
Villa1 & 2の1階と2階の違いですが、
・1階はエアコン付き、2階はファンのみ
・1階はデイベッドが屋外、2階は屋内
・1階はバスルームが半屋外、2階は完全屋内
となっています。
眺望はいずれの部屋の渓谷に面しているので大差はありません。
より開放的な部屋が好みの私達は1階を選びました。
エアコンは乾季のウブドなので特に必要ないかなと思ってましたが、滞在中一晩だけ蒸し暑い夜があったので
結果的にはついててよかったです(^^
Villa1とVilla2は基本的に同じ作りなので1階だけリクエストしたところ、ルームナンバーが2号室だったので
おそらくこちらがvilla1だったんだと思います。
室内の様子。
インテリアは特に凝ってなく、シンプル。
部屋の広さも狭くもなく特別広くもなくちょうどいい感じです。
スーツケースを置いてる台は3人1部屋の時はエクストラベッドになるのかな?
クローゼットの中にセーフティボックス有り。
入り口側から向かって右側がバスルーム。
洗面台はシングル。
アメニティは石けんとボディソープ、コンディショナー、シャンプーくらいしかありません。
ドライヤーは部屋に置いてなかったけど、頼んだら持ってきてくれました。
半屋外タイプのバスルーム。
バスタブはあるけど、シャワーブースがなく、バスタブ脇のシャワーだけだったのでお湯は溜めませんでした。
初日、私がシャワーを浴びた直後に相方がシャワーを浴びたら途中からお湯が出なくなったとか・・・
2日目以降は時間を空けて入るようにしたので分かりませんが、もしかしたら給湯タンクの容量が小さいのかも?
だとしたらいずれにしろバスタブは使用に適さないですね。。。
テラス側から見た室内。
テラスはそのままパブリックスペースにつながってるので、こちらのドアの入り口に南京錠があります。
テラスの様子。
広々として、眺めが良く、実に快適でした♪
テラスの奥にはデイベッドが。
ヴィラの外側から見たテラスはこんな感じなのでプライバシーはあまりありません(^^;
もうちょい引くとヴィラ全体はこんな感じ。
すぐ横にはvilla2。
一応互いのテラスが見えないように簾がかけてあります。
2階の部屋が空いてたので見学してみました。
室内はほとんど同じ作り。
テラスもデイベッドがない以外は同じ。
屋内バスと屋内デイベッド。
それではヴィラインダーの最大の魅力、テラスからの絶景をご覧下さい!
下の方に田んぼとアユン川が見えます。
このあたりにホタルが数多く棲息してるようで、夜にはあちこちで光り、たまにテラスまで飛んで来たりしました。
右前方に見えるのはやはり絶景ホテルとして名高いチャハヤデワタかな?
2009年から改装の為クローズしたままのようですが、再オープンの日は来るのでしょうか??
絶景を眺めながら一服する相方(笑)
24mmのコンデジで写真のセンスがない私が撮ったのでこの程度にしか写りませんが、
本当は写真の何倍も素晴らしい光景でした。。。。
絶景と引き替えに・・・という訳ではありませんが、敷地内の階段はかなり急です。
写真ではそれほどに見えないかもしれませんが、結構きついです。
ヴィラからフロントに向かう上りは体力のない私達は上がりきった頃には息を切らしてました。
下りも段差がマチマチだったりするので、夜帰ってきた時は気をつけないと危ないです。
足腰が弱い方やお年寄りにはちと向きません。
近辺にある敷地の広い高級ヴィラだとカートなんかがあったりするようですが、
なんせここは敷地が狭く階段とヴィラしかないようなところなので・・・(苦笑)
そ・こ・で、きつい階段には自信がないけどどうしてもここに泊まって見たい方にお勧めなのが・・・
villa3です!!
ただこのヴィラ、ご覧の通りパブリックスペースから全開丸見えなのです(^^;
お恥ずかしい話ですが、最初にここ見た時はレストランだと思ったのです。
だって
取調室フロントのすぐ横に隣接してあるんだもの・・・
テラスでテーブルに座ってる欧米系のゲストさんと目が合って互いに挨拶したんですが、
てっきりお茶してるもんだと思い、レストランにしちゃあテーブルが少ないなあと思ってたら、
建物の外側に2階への上り階段を発見。
あっ、きっと眺めのいい2階に席がいっぱいあるんだな、と思い、なんの疑問も持たずに
2階に上がったらベッドルームが!!!
慌てて退散しました(汗)
後からよく見たら1階の奥にもベッドルームが・・・
そうです、外側に上り階段があるのは1階と2階を独立して使えるように設けられたものだったのです・・・
とまあこんな具合に開けっぴろげなヴィラなので、フロントからのアクセスは良くてもちょっと
日本人向けではないかなあと思ったりします。。。
ちなみに唯一のパブリックスペースと言えるプールはこのヴィラの前を通って向かう形になります。
オープンなヴィラも嫌だ、階段もなるべく避けたいという方はvilla1 or 2の2階部分をご利用下さい。
少しでも階段の距離が短くなります(笑)
最後にその他情報。
ランドリー:
ランドリーバッグが置いてなく、洗濯物はヴィラのドアの前に置いておいてくれ、という珍しいシステムです。
仕上がりは結構早く、10時頃に置いて出かけたらその日の夜には帰ってきてました。
チェックアウト前日は出かけるのが昼前だったので間に合うか心配でしたが、翌日9時までには仕上がるいうので
お願いしたら8時過ぎには持ってきてくれました。
インターネット:
無線LANがありますが、電波が弱いようで、なるべくフロント周辺かパブリックプールで使ってくれと言われました。
実際、部屋のテラスではほとんどつながりませんでした。
トランスポート:
無料のシャトルサービスはありませんが、頼めば片道40,000ルピアと距離を考えれば悪くない値段で送迎してくれます。
ただ、専属のドライバーではなく外から呼ぶ形なので少し待たされますのでご注意を。
結論。
US$100以内の予算で眺望のいいホテルを探してる方にお勧め。
出来るサービスは限られていますが、スタッフの質は良いので出来る部分はしっかりやってくれます。
機会があったらリピートしたいです。